開講年度2022
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
科目名経済・金融基礎
担当教員道添 栄一
学期曜日時限秋学期 火曜日 2時限
チームコード4kbv2ea
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーV121-236-01
V231-236-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP2-1 異文化に理解を示し、多文化共生とグローバルレベルの諸問題に取り組むことが出来る能力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
英語対訳で学ぶ経済・金融の基礎
授業の概要
国際的銀行で実務経験のある教員による授業です。コロナ禍の中、金融緩和、景気刺激策など、国内外の経済や金融に関する記事が新聞やテレビ報道で目立ちます。そして、日本経済の課題が浮き上がっています。本講では経済の仕組み、金融の仕組みを理解し、企業や政府、個人などの経済主体の位置づけ、銀行などの金融機関の役割等について学びます。また日本経済・世界経済が抱える問題点を理解するための基礎知識を学びます。実務経験を有する担当者による可能な限り身近な例を上げての説明、DVD利用が、経済・金融記事の理解力向上に役立ちます。時折小テスト・課題を課します。
授業の到達
目標
経済・金融の基礎知識を身近な経済・金融の話題を通して身につけることができます。
学んだ基礎知識をベースに日本・世界の経済について問題発見力、分析力を養うことができます。
英訳付き教科書の利用により経済・金融に関する英語力向上が図れ、経済・金融の英文記事読解がしやすくなります。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
国際的銀行勤務時代での金融業務実践経験および調査室勤務、調査・コンサルティング子会社勤務時の日本の経済・金融の外国人向け講義等の経験を活かした経済・金融の基礎知識の講義内容となっている。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1金融危機と実体経済
米国発の世界金融危機と世界経済危機発生のメカニズムについて、日本の金融危機と比較して学びます
[予習]教科書の184~189ージを熟読し、米国発金融危機について確認する(80)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(80)
2経済の三主体
消費者、企業、政府の3主体の国民経済での役割と相互依存関係を学びます
[予習]教科書の10~23ページを熟読し経済の三主体の役割、経済活動について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
3需要と供給
需要と供給のバランスメカニズムについて学びます
[予習]教科書の16~17,44ページを熟読し、需要と供給、市場、価格の概念について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
4GDPと経済成長率
名目GDPと実質GDP、3面等価、経済成長率の概念について学びます
[予習]教科書の24~29ページを熟読し、GDPの定義、分類、経済成長率につき確認する(120) [復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
5金利、貨幣量と物価
金利、貨幣量、物価の関係、単利、複利の概念等を学びます
[予習]教科書の88~93ページを熟読し、金利と物価についての概念を確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
6経済の血液としての金融
経済の潤滑油「金融」の役割、3主体における金融、銀行の信用創造機能を学びます
[[予習]教科書の90~95ページを熟読し、金融の役割について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
7直接金融と間接金融
直接金融、間接金融の仕組み、当事者リスクの所在、日米欧での金融の特徴、相違等を学びます
[予習]教科書の96~97、118ページを熟読し、直接金融、間接金融の概念を確認する(120) 
[復習]これまでの授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
8金融機関の種類と役割
日本の金融機関の種類、役割について学びます
小テストの実施: これまでの授業内容についての問題
[[予習] 関連記事を読み、授業概要を予め把握する(120)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
9日本銀行の役割と金融政策
日本銀行の役割、金融政策の目標、金融政策の手段等を学びます
[予習]教科書の98~107、119ページを熟読し、日銀の金融政策について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
10政府の役割と財政政策
財政政策の目的、機能、アベノミクスについて学びます
小テストの見直しをします
[予習]教科書の48~69ページを熟読し、政府の財政政策について確認する(120)
[復習]当日の授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
11株式会社の資金調達
株式会社の資金調達の手段、株、社債等の種類、特徴について学びます
教科書の72~85ページを熟読し、株について予め確認する(120)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(60 [課題」日本のGDP,国際収支のグラフ化及びコメント入力(120)
12為替相場の決定要因、円高と円安
為替相場の決定要因、名目と実質の為替相場概念、円高、円安、固定相場、変動相場等について学びます
[予習]教科書の122~129ページを熟読し、為替相場の概念を確認する(120)[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(60) [課題」日本のGDP,国際収支のグラフ化及びコメント入力(60)
13インフレ・デフレ
インフレ、デフレの定義、要因、消費者への影響、デフレスパイラルの概念について学びます
[予習]教科書の30~33ページを熟読し、インフレ・デフレの要因を確認する(120)[復習]授業内容をレビューし、理解を深める(60) [課題」日本のGDP,国際収支のグラフ化及びコメント入力(60)
14国際収支
国際収支項目説明と日本の国際収支の最近の動向についてデータに基づいて学びます
課題の見直しをします
[予習]教科書の130~133ページを熟読し、国際収支の概念を確認する(120)
[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(120)
15企業業績と財務諸表
いわゆる基本3表の概念、相互関連について学びます 
[予習]関連の新聞記事を読み、授業概要を予め把握する(80)[復習]授業内容をレビューし、内容理解を深める(60) 期末試験対策としてこれまでの学習内容の確認(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
授業参加・授業態度20%授業中の積極的な発言を客観的に評価する。
課題・小テスト30%GDP・国際収支関連の課題提出内容(20%)、経済・金融の基礎的事項に関する小テスト成績(10%)を客観的に評価する。
期末試験50%学期でカバーした各項目を十分に理解した上で、特に重要な項目をふまえ、記述試験に解答することができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『英語対訳で読む経済入門』大島朋剛監修、Elizabeth Mills 英文監訳実業之日本社1,000円+税978-4-408-33950-4
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
基本的に質疑については授業時間内に対応しますが、オフィスアワー(木曜日3限)や他の適当な時間に研究室(3317)でも対応します。
備考
画像
ファイル
更新日付2022/02/08 11:32:25