開講年度2022
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
科目名通訳・翻訳基礎
担当教員水野 眞紀
学期曜日時限秋学期 月曜日 1時限
チームコードp1sj584
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーV221-142-02
V231-142-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP1-1実践的な英語コミュニケーション能力 ◎ V-DP3-1 グローバルキャリアの基礎知識、基本的技能 ◎ V-DP3-2 専門分野に特化した英語力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
通訳・翻訳の楽しさを味わう
授業の概要
「通訳・翻訳入門」に引き続き、前半で通訳、後半で翻訳を取り上げます。通訳の部では、日本文化、数字、社会事情、コミュニケーションなど様々なテーマで通訳技術を磨きます。翻訳演習では、前期使用した教科書の後半から、メディア、学術、文芸、映像、マニュアルの文を訳したり、文化をどう伝えるかについて実際に翻訳しながら学びます。これらの学習を通じて、通訳・翻訳の役割は話者や作者からのメッセージを聴衆や読者へ正確かつわかりやすく伝えることであることを体験的に理解します。毎週の予復習は「授業ノート」に記録し、学びを振り返り、新しい発見や意味を見出し、次の場面でも応用できるようにします。
授業の到達
目標
1. 場面の状況・目的に応じた訳を自分自身の判断で戦略的に考えることができる
2. 通訳・翻訳という行為が英文和訳とは全く異なるものであることを明確に理解し実践できる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusの「講義連絡」またはTeamsにより、以下の授業講評をします。
1. 受講態度 
2. 課題の評価
3. 今後の学修に関するアドバイス
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
実務経験のある教員の担当科目であるため、実践現場での経験談や勉強方法など知見を織り交ぜて実施します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション、翻訳者と通訳者の違いは?
授業概要説明
配布教材を使い予習復習の方法を説明
予習: 120分 日本文化について調べておく
復習: 120分 宿題をやっておく
2日本の文化について通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
3数字で説明する場面を通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
4観光の話を通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
5社会事情について通訳する
単語の速訳練習と単文訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
6コミュニケーションについて通訳する(1)
単語・短文の連続訳練習
予習: 120分 配布課題の予習をしておく
復習: 120分 宿題をやっておく
7コミュニケーションについて通訳する(2)
単語・短文の連続訳練習および録音
予習: 120分 課題の単語を調べ、速訳できるまで練習しておく
復習: 120分 録音を聞き、分析シートに記入 翌週に提出する
8解説文を翻訳するー書かれた目的を考える予習: 120分 翻訳の下訳をやっておく
復習: 120分 授業内の解説に基づき下訳を修正し、比較分析をして翌週に清書とともに提出する
9評論文・論文を翻訳するー論理の流れを崩さない予習: 120分 翻訳の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
10小説を翻訳する-想像する予習: 120分 翻訳の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく。映画「タイタニック」を見ておく。
11絵本・漫画・字幕・歌詞を訳すー視覚・聴覚を使う予習: 120分 期末課題を選ぶ。下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
12マニュアル・カタログを翻訳するー顧客に優しく予習: 120分 翻訳の下訳をつくっておく 
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
13ビジネスレター・契約書を訳すービジネス取引予習: 120分 翻訳の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく
14広告文を翻訳するー顧客の興味を引きつける予習: 120分 翻訳の下訳をつくっておく
復習: 120分 下訳を訂正し、清書をつくっておく。課題を仕上げる
15今期の復習、まとめ
期末課題についての発表、期末課題とレポートを提出
予習: 240分。課題および学んだことを具体的にレポートにまとめ、発表の練習をする。期末課題を完成させる。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
通訳・翻訳のパフォーマンス
予習・復習状況(授業ノート)
70%積極的・主体的に取り組み、メッセージを理解し、訳出できる
通訳の単語調べ、暗記、訳出の原稿起こし、翻訳の下訳、校正、清書をしている
中間通訳課題と振り返り15%正確かつ自然に通訳でき、自分のパフォーマンスを分析できる
期末翻訳課題と振り返り15%正確かつ自然に翻訳でき、自分のパフォーマンスを分析できる
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『改訂版 翻訳入門 英日編』氏木道人・中林眞佐男・持留浩二・ショーン ホワイト大阪教育図書1,800円+税978-4-271-11327-0成文堂で購入してください
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業内で受講者全員からの質疑応答の時間を設けます。個別に指導しますので、わからないことは個人ベースでいつでも質問することができます。月曜日の昼休みでも受けつけます。予約をしてください。
備考
上限30人のWeb抽選科目です。
1. 授業では提出物やグループ発表があり、遅刻や無断欠席は厳禁です。提出物・録音は授業でのみ受付けます。
2. 予習を前提に全員を指名します。出席するだけでは単位は取れません。真剣に取り組む学生に限定します。
3. 授業はCALL教室で行うためPCが全く使えない人は履修できません。
4. 翻訳演習で用いる教科書は春学期の「通訳・翻訳入門」と同じです。
連絡先: mmizu.20univ@gmail.com
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更新日付2022/02/04 10:54:37