開講年度2022
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名日本語教育文法Ⅱ
担当教員鈴木 加珠子
学期曜日時限秋学期 月曜日 4時限
チームコード90k74xk
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL211-139-04
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
外国人に日本語を教える際の中級・上級日本語文法と4技能の指導法
授業の概要
本講義では、私たちが学校教育で習った「国文法」ではなく、外国人がどのように日本語を学んでいるかという「日本語教育文法」という視点で「初中級~上級文法」並びに「4技能の指導法」について学ぶことを目的とします。
授業の到達
目標
①初中級文型の復習(日本語のアスペクトやボイスなど)を行い、理解を深める。
②中級・上級文法とはどういうものかを理解する。
③中級・上級文法での類似表現の教え方について理解する。
④4技能の指導法について理解する。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
発表については発表後にそれぞれフィードバックを行います。
確認テストについては、試験後に解答を配布、質疑応答を行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション 
初中級文法①  
日本語のボイス
予習:レジュメを読み、「外国人の質問に答えてみよう」にチャレンジする(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:授業中に提示された課題にチャレンジする(60)
2初中級文法② 
日本語の条件・自他動詞
予習:レジュメを読み、「外国人の質問に答えてみよう」にチャレンジする(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:授業中に提示された課題にチャレンジする(60)
3初中級文法③
日本語のテンス・アスペクト・モダリティ
予習:レジュメを読み、「外国人の質問に答えてみよう」にチャレンジする(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:授業中に提示された課題にチャレンジする(60)
4中級・上級の文法①
中級・上級のテキスト 発表①
予習:発表のための準備を行う(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:類義表現の違いを考える(60)
5中級・上級の文法②
中級・上級の類似表現
『どんなときどう使う日本語表現文型500』
予習:指示されたテキストの該当部分に目を通す(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:類義表現の違いを考える(60)
6中級・上級の文法③
中級・上級の類似表現
『ニューアプローチ』
予習:指示されたテキストの該当部分に目を通す(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:中級・上級文型の例文を作成する(60)
7中級・上級の文法④
文法の指導法 
『みんなの日本語中級』
予習:指示されたテキストの該当部分に目を通す(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:中級・上級文型の例文を作成する(60)
8中級・上級の文法⑤
問題作成
予習:中級・上級文型の例文を作成する(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(60)
課題:発表準備(120)
9中級・上級の文法⑥
問題作成 発表②
予習:発表準備(120)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
10中級・上級の文法⑦
文法の指導法
予習:レジュメを読み、問題をできる限り解いておく(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:中上級の語彙の例文を考える(60)
11語彙の指導法
『ニューアプローチ 基礎編』
予習:レジュメを読み、問題をできる限り解いておく(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:中上級の語彙の問題を作成する(60)
12会話の指導法予習:レジュメを読み、問題をできる限り解いておく(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:ロールプレイを作成する(60)
13読解の指導法予習:レジュメを読み、問題をできる限り解いておく(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:与えられた資料を使って、必要な情報を探し出す問題を作成する(60)
14聴解の指導法予習:レジュメを読み、問題をできる限り解いておく(60)
復習:授業で学んだことを確認し、知識を定着させる(120)
課題:YouTubeを使用して、日本語の授業に役立つサイトを見つける(60)
15まとめ、確認テスト予習:これまでに学習した内容について総復習する(120)
復習:次学期の「日本語教育学演習」に備え、習ったことをまとめ、理解をさらに深める(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
15回目の授業で行う確認テスト50%
発表2回20%それぞれ10%で評価します。
受講態度30%課題への取り組み、積極的な発言、グループワークにおける貢献度などを総合的に判断し評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業内で資料やハンドアウトを配布します』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教師と学習者のための日本語文型辞典』グループ・ジャマシイくろしお3630978-4874246788英語版、ベトナム語版等あり
2.『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』松岡弘スリーエーネットワーク2420978-4883191550
3.『中上級を教える人のための 日本語文法ハンドブック』白川博之スリーエーネットワーク2640978-4883192014
4.『文法を教える―実際の場面で使えるようになるために』国際交流基金ひつじ書房880978-4894763043
参考URL
質疑応答
授業中に質疑応答の時間を設けます。その他質問があればメールで連絡してください。他の受講生とシェアしたいので次回の授業時にお答えします。
備考
遠慮せずにどんどん質問してください。皆さんの質問は他の受講生にとってもより深い学びを提供します。
画像
ファイル
更新日付2022/01/29 15:24:13