開講年度2022
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名書道文化1Ⅱ
担当教員風岡 正明
学期曜日時限秋学期 金曜日 1時限
チームコード45i7qb3
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数1
科目ナンバーN131-117-51
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
N-DP1-1 文化説明能力の修得 ◎ N-DP2-3 問題解決能力の修得 ◎ N-DP3-3 自律的学習能力の修得 ◎ N-DP4-1 自律的課題解決能力の修得 ◎ N-DP4-2 自律的課題発見能力の修得 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
書写技法Ⅱ
授業の概要
本講義では、学生諸君が教える立場となり、漢字・仮名・漢字仮名交じりの書・生活の書などを正しく、整えて書くことに重点を置き、中学校書写初期段階での基礎的な技術を学習できるようにしていく。その上で、読みやすく速く書くこと(行書)に重点を置く。
授業の到達
目標
1、行書字形を整え、文字の大きさ、配列・配置に気をつけて書くことができる。
2、行書とそれに調和した仮名の基礎的書き方を理解して書くことができる。
3、書写実技に活かせるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降にWebCampusから授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明
・本科目の概要と基本的な指導方法について
・中学校国語科書写教育の行書学習について
・用具・用材についての説明(後半の〈生活に生かす〉学習には小筆・硬筆が必要)
【予習】シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(30分)
【復習】・授業全体について確認(30分)
    ・用具・用材の準備と確認(30分)
2①行書の特徴について
・楷書と比べて行書の特徴の分析
②基本点画の書き方
【予習】教科書の資料編の「行書の学習」をあらかじめ熟読し、字形の変化について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
3行書の筆使いと字形
①点画の変化
【予習】教科書の資料編の「行書の筆使いと字形」をあらかじめ熟読し、筆使いの変化について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
4行書の筆使いと字形
②方向の変化
【予習】教科書の資料編の「行書の筆使いと字形」をあらかじめ熟読し、筆使いの変化について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
5点画の連続
①筆脈の実線化
②点画の直接連続
【予習】教科書の資料編の「点画の連続」をあらかじめ熟読し、硬筆を使って字形の変化について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
6①点画の省略
②筆順の違い
【予習】教科書の資料編の「点画の省略・筆順の違い」をあらかじめ熟読し、硬筆を使って字形の変化について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
7文字の大きさと配列
①文字の大きさ・中心をそろえる書き方
②行頭・行間をそろえない書き方
※次回硬筆書くための用具・用材に対する要求
【予習】教科書の「行書と仮名の調和・文字の大きさと配列」をあらかじめ熟読し、字形の変化について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
 
8 生活に生かす
①原稿用紙に書く
・縦書き、横書きの使い方
【予習】教科書の資料編の「生活に生かす」をあらかじめ熟読し、原稿用紙の使い方について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
9生活に生かす
①和封筒の書き方
②ハガキの書き方
【予習】教科書の資料編の「生活に生かす」をあらかじめ熟読し、封筒の使い方について確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
10生活に生かす
 ①手紙文を書く
②白紙にメモを書く
【予習】教科書の資料編の「手紙文を書く・白紙にメモを書く」をあらかじめ熟読し、硬筆を使って練習する(30分)
【復習】授業で練習した部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
11①横罫線に書く
②掲示物を書く
【予習】教科書の資料編の「横罫線に書く・掲示物を書く」をあらかじめ熟読し、硬筆を使って練習する(30分)
【復習】授業で添削された部分の要点を再確認し、稽古しよう(30分)
12住所書き・芳名帳の署名書き方【予習】住所、名前を硬筆を使って練習する、難しい個所を記しておく(30分)
【復習】授業で添削された部分の要点を再確認し、稽古しよう(30分)
13年賀状の書き方【予習】送りたい方の住所・名前を硬筆を使って練習する(30分)
【復習】授業で添削された部分の要点を再確認し、稽古しよう(30分)
14書き初めの書き方
・毛筆を中心に
【予習】教科書の「書き初めを書く」をあらかじめ熟読し、自分が書きたい内容を考え、硬筆を使って練習する(30分)
【復習】授業で添削された部分の要点を再確認し、稽古しよう(30分)
15・のし袋・のし紙の表書き方
・授業のまとめ
【予習】慶事・弔い事・贈答などのいろいろな内容を調べる(30分)
【復習】添削された部分の要点を再確認し、稽古しよう(30分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業態度 40%受講態度・課題に取り組む態度
作品評価  60%提出の有無・要点の表現度
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『国語科書写の理論と実践』全国大学書写書道教育学会菅原書房1,100(税込)978-4-86012-102-0
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜指示する』
参考URL
質疑応答
オフィスアワー: 研究室金曜日の4・5限
備考
①無遅刻、無欠席を原則する。
②授業中の私語、携帯電話操作は厳禁する。
③受講者の関心や理解度に応じて、内容や進度を変更する場合がある。
④書道用具一式各自準備すること、但し下敷は不要。
 筆(小、大各1本)、 紙(半紙、半切)
 ★紙と墨汁は丸善(3号館1階)で購入できる
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更新日付2022/02/02 17:41:29