開講年度2022
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名日本語の文法Ⅱ
担当教員野田 大志
学期曜日時限秋学期 月曜日 3時限
チームコードaoe71w1
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーN231-137-53
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
N-DP1-1 文化説明能力の修得 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本語文法を知り、日本語文法を考えよう!
授業の概要
この講義では「日本語の文法Ⅰ」に引き続き、現代日本語の文法論に関する伝統や現状を概説します。また、様々なトピックについて、自分自身でしっかりと観察し、考察する機会を提供します。講義を通じて、日本語文法は「覚える」ものではなく「考える」ものであることを知り、さらに「考える」ことの楽しさを知る、ということを実現してほしいと思います。なお、講義では適宜、日本語の文法と、国語教育(日本人対象)や日本語教育(外国人対象)との関わりについても紹介していきます。
授業の到達
目標
現代日本語の文法に関する様々な特徴を客観的に観察した上で、適切な言葉で説明できるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusの「講義連絡」機能を用いて行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション―「日本語の文法Ⅰ」の簡単な復習と、「日本語の文法Ⅱ」の概要の説明―【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握しておく。(20)
【復習】授業内容の全体について確認する。(30)
2日本語に敏感になろう!:その1―気づかない方言―【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
3日本語に敏感になろう!:その2―J-POPの歌詞に潜む誤用―【予習】事前に、授業内容に関連するクイズ(歌詞の中の誤用探し)への自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
4品詞を知ろう:その1―さまざまな感動詞―【予習】国語辞典で「感動詞」がどのように定義されているか、調べておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
5品詞を知ろう:その2―さまざまな動詞―【予習】中学校や高校の頃に、国語の授業で動詞の活用についてどのようなことを学んだか、思い出しておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
6品詞を知ろう:その3―さまざまな助詞その1―【予習】国語辞典で「助詞」がどのように定義されているか、調べておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
7品詞を知ろう:その3―さまざまな助詞その2―【予習】事前に、授業内容に関連するクイズへの自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
8品詞を知ろう:その4―さまざまな助動詞―【予習】国語辞典で「助動詞」がどのように定義されているか、調べておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
9品詞についてさらに考えてみよう!:その1【予習】事前に、授業内容に関連するクイズへの自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
10品詞についてさらに考えてみよう!:その2【予習】事前に、授業内容に関連するクイズへの自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
11文の骨格:その1―格とは?―【予習】事前に、授業内容に関連するクイズへの自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
12文の骨格:その2―使用パターンとは?―【予習】事前に、授業内容に関連するクイズへの自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
13文の骨格:その3―格成分と余剰成分とは?―【予習】事前に、授業内容に関連するクイズへの自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
14文の骨格:その4―意味が違って形も違う?意味が同じでも形が違う?―【予習】事前に、授業内容に関連するクイズへの自分なりの解答を考えておく。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
15確認テスト―授業を通して何を知った?考え方はどう変わった?―【復習】授業内容全体を見直す。(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
15回目の授業での確認テスト(記述・論述)70%記述及び論述が適切にできているかを踏まえて、評価(点数化)を行います。
授業への参加態度30%授業中の諸々の取り組み(出席カードへの記載内容及び3回程度の小テスト)を総合的に判断して、評価を行います。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配付資料を使用します。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ここからはじまる日本語文法』森山卓郎ひつじ書房4-89476-174-2図書館開架
参考URL
質疑応答
研究室にて、あるいはメール等の連絡手段で、随時質問を受け付けます。(詳細は、初回の授業で説明します。)
備考
1.この科目は、日本語教師養成課程の必修科目です。課程受講者は、必ず受講してください。(もちろん、課程に関係なく受講できる科目です。)
2.受講者の関心や理解度に応じて、授業の内容や進度の修正を行う場合があります。
3.最終回を除いて5回欠席した場合には、最終回の確認テストの受験資格を失ってしまうので、注意してください。なお、Webでの小テストを実施する回は、その実施をもって出席と見なします。
画像
ファイル
更新日付2022/02/08 15:29:37