開講年度2022
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名考古学基礎演習B-Ⅱ
担当教員山本 智子
学期曜日時限秋学期 木曜日 2時限
チームコード3beq53t
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーH332-166-18
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
H-DP1 文献・資料の分析・活用法の修得 ◎ H-DP2 論理的思考の訓練 ◎ H-DP4 世界史的・多元的な視野と人間力の育成 ◎ H-DP5 学術的な卒業論文の作成 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
発掘調査報告書の作成と基礎研究(2)
授業の概要
遺跡の発掘調査は、調査報告書の作成をもって完了します。本演習では、報告書作成の意義、作成に必要な分析法や研究法、作成の手順を学んだ後、考古学実習で発掘した歴史考古学の遺跡の調査報告書を実際に作成することによって、発掘調査の重要性について理解を深めます。また、それに併行し研究論文のための準備段階として、個別に研究テーマを発表しゼミ生同士で討論を行うことにより、基礎的な学力を養成します。
授業の到達
目標
出土品整理の基礎的な技術を習得し、発掘調査報告書の作成することを目的とします。研究テーマを発表し、ゼミ生同士で討論することによって、研究の方法や発表の方法について知識を深めることを目標とします。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
担当教員からの課題レポートについては、次年度の考古学専門演習B-Ⅰにて全体の講評を行います。なお、個別の評価については、成績発表日以降に9316教室にて行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「遺構図の整理(1)」
○発掘現場で作成した遺構図を整理します。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
2「遺構図の整理(2)」
○発掘現場で作成した遺構図を整理します。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
3「出土遺物の洗浄(1)」
○出土遺物の洗浄方法をマスターします。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
4「出土遺物の洗浄(2)」
○出土遺物の洗浄方法をマスターします。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
5「出土遺物の注記(1)」
○出土遺物の注記方法をマスターします。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
6「出土遺物の注記(2)」
○出土遺物の注記方法をマスターします。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
7「研究テーマの個別発表と討論(1)」
○個別に研究テーマを発表し討論を行います。
【予習】研究テーマ発表用のレジュメを作成する(60~120)
【復習】討論内容をノートにまとめる(60~120)
8「研究テーマの個別発表と討論(2)」
○個別に研究テーマを発表し討論を行います。
【予習】研究テーマ発表用のレジュメを作成する(60~120)
【復習】討論内容をノートにまとめる(60~120)
9「研究テーマの個別発表と討論(3)」
○個別に研究テーマを発表し討論を行います。
【予習】研究テーマ発表用のレジュメを作成する(60~120)
【復習】討論内容をノートにまとめる(60~120)
10「研究テーマの個別発表と討論(4)」
○個別に研究テーマを発表し討論を行います。
【予習】研究テーマ発表用のレジュメを作成する(60~120)
【復習】討論内容をノートにまとめる(60~120)
11「報告書図版の作成(1)」
○発掘調査報告書の図版を作成します。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
12「報告書図版の作成(2)」
○発掘調査報告書の図版を作成します。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
13「報告書図版の作成(3)」
○発掘調査報告書の図版を作成します。
【予習】遺物が出土した遺跡と関連する遺跡について調べる(30~60)
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
14「報告書原稿の執筆(1)」
○発掘調査報告書の原稿を執筆します。
【予習】発掘調査報告書の粗原稿を執筆する(30~60)
【復習】発掘調査報告書の原稿を完成する(30~60)
15「報告書原稿の執筆(2)」
○発掘調査報告書の原稿を執筆します。
【予習】発掘調査報告書の粗原稿を執筆する(30~60)
【復習】発掘調査報告書の原稿を完成する(30~60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
課題レポートの提出50%個別研究の進展度によって評価します。
出土品整理の基本技術30%図版作成方法の習得度によって評価します。
討論への参加20%ゼミ仲間の発表や、討論における発言度によって評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『愛知学院大学が刊行した発掘調査報告書』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業後や授業の空き時間に9316教室で受け付けます。また、授業の空き時間には9316教室において遺物整理を継続して行っているので、できるだけ参加してください。
備考
整理作業ができる服装で受講して下さい。
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 13:38:48