開講年度2022
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名日本史専門講読B-Ⅱ
担当教員後藤 致人
学期曜日時限秋学期 水曜日 3時限
チームコードcry6eq6
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーH331-162-16
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
H-DP1 文献・資料の分析・活用法の修得 ◎ H-DP2 論理的思考の訓練 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
『木戸幸一日記』を読む②
授業の概要
 昭和戦前期政治史研究の基本資料である『木戸幸一日記』を読解し、近代史研究の基礎を養う。木戸幸一は昭和戦前期の政治家で、長く政治の第一線にいた。特に1940年以降は宮中最高ポストである内大臣に就任し、後継内閣首班選定に大きな影響力をもった。東條英機を総理大臣に強く推したのも木戸である。『木戸日記』は東京裁判の過程で公になり、今日に至るまで近代政治史研究をする上で、避けては通れない資料となっている。ただ、それだけ重要な資料であるものの、近年さまざまな天皇・宮中周辺の資料が公開されており、各種資料と突合せ検討する、資料批判の必要性が今日より多く求められている。新資料などを活用しながら批判的に『木戸日記』を読解していきたい。
授業の到達
目標
 この授業によって、近代における日記資料の活用の方法を学ぶことができる。春学期では、読解が中心であったが、秋学期では、関連資料との比較検討に重きを置く。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
レポートを返却する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」
担当箇所の割り当て
2「昭和戦前期政治史の基礎知識」担当箇所の人名・用語調べ(10時間)
3「関連史料の調べ方」①担当箇所の関連史料調べ(10時間)
4「関連史料の調べ方」②担当箇所のレジュメ作成(10時間)
5「木戸日記」昭和13年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
6「木戸日記」昭和14年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
7「木戸日記」昭和15年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
8「木戸日記」昭和15年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
9「木戸日記」昭和16年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
10「木戸日記」昭和16年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
11「木戸日記」昭和16年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
12「木戸日記」昭和17年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
13「木戸日記」昭和18年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
14「木戸日記」昭和19年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
15「木戸日記」昭和20年予習 本日の「木戸日記」本文読解(1時間)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
2
評価方法
評価方法割合評価基準
ゼミ発表50%近代における日記資料の活用ができる。
レポート試験50%近代における日記資料の活用ができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『史料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
木曜日1限3422研究室
備考
 
画像
ファイル
更新日付2022/01/18 10:53:38