開講年度2022
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
科目名坐禅Ⅱ
担当教員河合 泰弘
学期曜日時限秋学期 木曜日 4時限
チームコード9vpi6vh
科目区分選択
授業形態実験・実習
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーR231-112-42
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
R-DP4 高度かつ専門的な知識・技能を実践に生かすことができる。 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
坐禅に親しむ
授業の概要
 道元を特徴づける用語として「証上の修」 という言葉がある。これは、悟った上での修行ということである。一般的には、迷いからさとりに至るための修行として、坐禅を位置づけるのだが、そうではなく、さとりを目的としない坐禅を行ずるのが曹洞宗の坐禅の特徴である。そのため、坐禅はさとりを得るために行ずるのではなく、坐禅することがそのままさとりの現われなのであり、不断の修行を続ける者こそが、真の仏ということができるのである。よって、修行には終わりがないのである。
 この授業では、春学期の「坐禅の実習Ⅰ」の単位を修得した者は、それを継続し、坐禅をより深く味わってゆきたい。修得していない者は、「坐禅の実習Ⅰ」のシラバスに従って、坐禅を実習する。
 なお、この科目は宗内生資格取得科目になっているので、宗内生は4年次までに必ず修得すること。もちろん宗内生以外の履修も大いに歓迎する。
授業の到達
目標
1、坐禅の作法を身につける
2、正しい姿勢で坐れるようになる
3、『普勧坐禅儀』の講読を通じ坐禅の意義を理解する

※「坐禅の実習Ⅰ」の単位を修得した者は、上記1~3をより一層深めることを目標とする
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
気づいた点を授業中に指摘して、改善を促す
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
この授業では、担当教員が禅院での修行経験・実務経験を踏まえて、坐禅の仕方・心得を指導する
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1受講するにあたって―坐禅の作法予習:只管打坐の意味を考える
復習:作法に従って坐れるようイメージトレーニングをする
2坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
3坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
4坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
5坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
6坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
7坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
8坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
9坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
10坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』読誦)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
11坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
12坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
13坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
14坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
15坐禅の実習―只管打坐に努める
 坐禅(30分)→経行(10分)→坐禅(30分:『普勧坐禅儀』講読)
予習:規則正しい生活を送り、体調を整える
 ※直堂当番は、練習・イメージトレーニングをする(30)
復習:坐禅になるるよう自宅でも実践する(30)
 ※直堂当番は、授業を振り返り反省する(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
受講状況80%習熟度や取り組み度を中心に評価。坐り方だけではなく、靴やスリッパの扱い方、坐禅堂への出入り、さらには服装なども評価する
レポート20%坐禅の意義を十分に理解しているかを評価
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『参禅のしおり』曹洞宗宗務庁60円授業時に配付する
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間―真の生き方を求めて―』愛知学院大学宗教研究会大東出版社1200円+税978-4-500-00702-8
参考URL
1.愛知学院大学禅研究所禅研究所オリジナルサイト
2.曹洞禅ネット曹洞宗公式サイト
質疑応答
オフィスアワーを確認の上、訪問すること
Teamsのチャット、Eメールにても対応する
研究室:2427(2号館4階)および禅研究所
Eメール:taiko@dpc.agu.ac.jp
備考
遅刻した者の入堂は許可しない
坐禅にふさわしい服装で出席すること
いかなる理由があろうとも、履修変更者も含め、出席数が11回未満の者は失格とする
公欠も出席とは認めない(公欠の場合は補講を行う場合があるので、必ず相談すること)

※第5回目より直堂当番(警策まわし)を交代で担当する
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更新日付2022/01/29 17:36:33