開講年度2022
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
科目名宗教学Ⅱ
担当教員岡島 秀隆
学期曜日時限秋学期 火曜日 3時限
チームコードvd380fj
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB111-113-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP1-1 倫理性と人間性 ◎ B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP2-2 協調性 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
禅・仏教と人間
授業の概要
この講義では、広く片寄らない宗教的教養を身につけることに力点を置いているが、今学期は日本の歴史や文化に大きな影響を与え続けてきた仏教に焦点をあてる。

前半は、開祖釈尊の生涯とその教えや大乗仏教の基本教説を学び、さらにはインド・中国・日本など、アジア全域にわたる仏教伝播の様子やさまざまな仏教の展開を紹介する。
後半は、禅の根本教義の解説やその日本文化への関わりなどを講じる。特に道元禅や茶の湯など、日本的風土の中に生まれた個性的な思想・文化への関心も喚起しようと思う。

*この授業は「建学の精神」に基づく、宗教・人間教育の一環として実施される本学独自の必修科目である。
授業の到達
目標
1. 仏教・禅の歴史と地域的多様性を学ぶ。
2. 仏教・禅の世界観を学ぶ。
3. 仏教・禅の教えを通して人生の意味を考える。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業時間内に実施した小テストの解説は講義中に適宜模範解答を示す。
リアクションペーパーで理解度の低い内容が見つかった場合、次の授業で補足説明する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
この授業では、担当者が仏教僧侶としての実務経験を活かしながら、仏教を多面的な視点から講じる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1はじめに(仏教という宗教)復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(30分)
2釈尊の生きた時代(ヴェーダの宗教、六師外道)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
3釈尊の生涯1(生誕から成道まで)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
4釈尊の生涯2(初転法輪から入滅まで)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
5釈尊の教え1(捨置記、四諦八正道)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
6釈尊の教え2(十二支縁起、四法印)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
7部派仏教の潮流(仏滅後の分裂と釈尊の遺産)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
8大乗仏教の潮流(菩薩の教えー慈悲)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
9仏教の伝播経路(北伝と南伝)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
10東アジア仏教の特徴(中国、日本など)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
11禅の源流と根本教義(釈尊成道の坐禅、三学など)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
12中国の禅(禅宗の成立とその旗印)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
13日本の禅者(道元の教え)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
14禅文化と日本(禅文化の七つの性格)予習:講義前にテキストの該当箇所を読み、問題点を考えてみる。(30分)
復習:ノートを参照して授業内容を確認し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
15まとめ(禅・仏教と現代社会)予習:学期を振り返り、禅・仏教と現代社会の関わりを考えてみる。(30分)
復習:ノートを読み返し、不足部分を調べてノートに追加する。(40分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験60%学期のまとめテスト。授業の理解度を測る。
受講態度(小テスト)20%講義中に穴埋め式のテストを行い、知識の習得度を測る。
受講態度(リアクションペーパー)20%授業内容をまとめさせ毎回回収する。
授業理解度を測る。
時にはテーマを与えて作文させる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間―真の生き方を求めて―〔第二版〕』愛知学院大学宗教研究会編大東出版社1,200円4-500-00702-4
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『思考禅のススメ-仏祖の言葉を読んでみよう』岡島秀隆北樹出版1,500円978-4-7793-0647-1
参考URL
質疑応答
1. 授業終了時に質問時間を設けるので、自主的に質問すること。
2. 講義時間外の質問等は2号館研究棟4階(研究室番号:2428)を訪ねること。
備考
*講義中は私語厳禁、携帯電話の使用は禁止する。
*講義方法はオンライン講義に切り替えることがある。その場合、評価方法を変更することがある。変更内容は講義中に連絡する。
画像
ファイル
更新日付2022/02/13 22:14:53