開講年度2022
開講学科2021年度歯学部歯学科
2020年度歯学部歯学科
科目名化学の基礎(来住先生担当分)
担当教員来住 準一
学期曜日時限春学期 木曜日 4時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス楠元キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
化学の基礎がため
授業の概要
高校で化学を履修していなかった学生や理解度が充分でなかった学生を対象とした講義です。受講対象者はプレースメントテストを参考にして案内しますので、該当者は4限目または5限目の本講義を受講して下さい。授業では、前回の学習内容について確認テストを実施しますので、とくに復習をしっかりすることを心がけて下さい。なお、受講生の理解度に合わせて授業を進めていくため、進度や内容は必要に応じて調整することがあります。
授業の到達
目標
1年生で学ぶ化学1・化学演習・化学実習および2年生以降で学ぶ専門科目(基礎科目・臨床科目)を理解するために必要な化学の基礎知識を学びます。この講義では高校の化学における「物質の変化」の分野について分かりやすく解説します。とくに、物質量(モル)、モル濃度、%濃度、ppm、希釈、化学反応式の量的関係、pH(緩衝液や中和)などの計算ができることをめざします。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
・確認テストは実施後に問題の解説をします。
・期末試験については結果発表後の適当な時期に試験問題の解説と講評をします。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【化学計算の基本】
・単位の変換ができる
・有効数字を正しく合わせる事ができる。
・指数計算ができる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
2【化学計算の基本】
・「換算係数法」を用いて計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
3【化学の基本】原子量・分子量・式量
・分子量や式量を計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
4【化学の基本】物質量(モル)
・モル(mol)を定義できる。 
・質量(g)から物質量(mol)を計算でき、またその逆(物質量から質量)も計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書(演習の教科書、無料配布)のページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
5【化学の基本】水溶液の濃度①
・水溶液の濃度をw/w%濃度やモル濃度(mol/LまたはM)で表示できる。
・w/w%濃度 とモル濃度(M)の相互変換ができる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
6【化学の基本】水溶液の濃度②
・水溶液の濃度をw/v%濃度やppmで表示できる。
・w/v% 濃度とモル濃度(M) の相互変換ができる。
・水溶液のw/v%濃度を計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
7【化学の基本】水溶液の希釈
・水溶液の希釈ができる。
・希釈後の濃度を計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
8【化学の基本】化学反応式の量的関係①
・化学反応式が書ける。
・化学反応式から反応物や生成物の物質量、質量、体積を計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
9【化学の基本】化学反応式の量的関係②
・化学反応式が書ける。
・化学反応式から反応物や生成物の物質量、質量、体積を計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
10【化学の基本】水素イオン濃度とpH①
・対数計算ができる。
・水溶液の[H+]、[OH-]、pHを計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
11【化学の基本】水素イオン濃度とpH②
・電離度、Ka、Kb、pKa、pKbを用いて水溶液のpHが計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
12【化学の基本】化学平衡
・化学平衡を定義し、平衡定数を計算できる。
・ルシャトリエの原理を説明できる。
・反応条件の変化により平衡がどのように変化するか説明できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
13【化学の基本】緩衝液
・緩衝液を定義し、緩衝液のpHを計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
14【化学の基本】中和
・酸とアルカリを混合したときの水溶液のpHを計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
15【化学の基本】酸化と還元
・酸化と還元を説明できる。
・酸化剤と還元剤を説明できる。
・酸化数を計算できる。
【予習】今日の講義内容に関連する参考書の該当ページを事前に読んでおくこと。(60)
【復習】今日の学習内容について、ノートや配布プリントをもとにまとめ、理解する。(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
確認テスト(持込み不可)50%授業のはじめに前回学習内容に関する基本的な問題を出題するので、これを解き、満点の60%以上をとること。
期末試験(持込み不可)50%授業内容を理解したかどうかを確認する基本的な問題(穴埋め、計算など)を出題するので、これを解き、満点の60%以上をとること。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ネオパルノート化学基礎』第一学習社無償配布978-4-8040-4701-0
2.『演習誰でもできる化学濃度計算実験・実習の基礎』立屋敷哲丸善出版無償配布978-4-621-30312-2
参考URL
質疑応答
・授業終了後に質問を受けつけます。
・最初の講義で周知するメールアドレスへ、またはTeamsのチャット機能を利用して問い合わせて下さい。
備考
・化学プレースメントテストの結果を参考にして受講の案内をします。
・この授業は、とくに復習に力を入れてください。
・授業中の私語を厳禁します。
画像
ファイル
更新日付2022/01/26 17:09:10