| |
回 | 講義(実習)項目・一般目標(GIO) | 講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・ 予習・復習 | 担当者 |
|
1 | 【講義項目】 外科学の概念 外科的診断法
【一般目標(GIO)】 「外科学」とはどういう学問か、外科的診断法とは何かを習得する。 | 【講義内容】 外科学の概念 外科的診断法
【到達目標(SBOs)】 A. 外科の歴史、現代の外科学を学ぶことで外科とはどういう学問なのか説明できる。 B. 外科的診断法とは何か、説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 A-2 A-3 E-1-1)①~⑥ E-1-3) | 野本 周嗣 |
|
2 | 【講義項目】 外科基本手技 滅菌・消毒法の基本
【一般目標(GIO)】 歯科医療現場において、診療の実践を補強するための外科基本手技と滅菌・消毒法の理論を理解する。 | 【講義内容】 外科基本手技 滅菌・消毒法の基本
【到達目標(SBOs)】 A. 外科基本手技が説明できる。 B. 滅菌・消毒法の理論が説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 E-1-5)③~⑧ | 野本 周嗣 |
|
3 | 【講義項目】 術前・術後管理 術後合併症について
【一般目標(GIO)】 術前、術後における患者の身体状況の把握や必要な処置、術後に起こりうる合併症についての基本的知識を習得する。 インフォームドコンセントを行う上での基本的知識を習得する。 | 【講義内容】 術前・術後管理 術後合併症について
【到達目標(SBOs)】 A. 周術期の管理を説明できる。 B. インフォームドコンセントの意義と重要性を説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 A-1-2) A-1-3) A-3、4 A-5-1) E-1-1)①~⑧ E-1-3) E-1-4)-(1)、(4) | 野本 周嗣 |
|
4 | 【講義項目】 血液凝固・出血・止血、輸血
【一般目標(GIO)】 血液凝固・出血・止血の機序を理解する。 輸血する上で、考慮すべき基本的知識を習得する。 | 【講義項目】 血液凝固・出血・止血、輸血
【到達目標(SBOs)】 A. 赤血球、白血球及び血小板の形成過程と機能を説明できる。 B. 線溶系を含めた止血と血液凝固の機序を説明できる。 C. 輸血する際に考慮すべき事項が説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-3-4)-(4)④⑥⑦ C-5-4)-②③ | 野本 周嗣 |
|
5 | 【講義項目】 水・電解質、輸液
【一般目標(GIO)】 人体における水・電解質、輸液について基本的知識を習得する。 | 【講義内容】 水・電解質、輸液
【到達目標(SBOs)】 A. 体液の量と組成および浸透圧の調節機構を説明できる。 B. 酸-塩基平衡を含めた水代謝と主な電解質の出納を説明できる。 C. 輸液の目的と適切な輸液剤の選択及び投与方法が説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-3-4)-(9)②③ C-3-4)-(10)②③ | 野本 周嗣 |
|
6 | 【講義項目】 ショック 救急蘇生法
【一般目標(GIO)】 ショックの原因別の病態とそれに基づいた診断・治療法を理解する。 歯科診療時に救急蘇生法を行う場面に遭遇する可能性があるので、救急処置の基本的知識を習得する。 | 【講義内容】 ショックの診断と治療 救急蘇生法
【到達目標(SBOs)】 A. ショックの成因と種類を説明できる。 B. ショックのタイプに応じた治療法が説明できる。 C. バイタルサインを列挙し、説明できる。 D. 意識レベル、呼吸および脈拍の状態を把握できる。 E. 一次救命処置の手順が説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-5-4)⑥ E-1-3)③ E-1-4)-(1)①~④ E-1-6) E-6① | 野本 周嗣 篠邉龍一郎 |
|
7 | 【講義項目】 損傷
【一般目標(GIO)】 損傷の種類と特徴、治療法を理解する。 創傷治癒に関与する細胞とその過程を理解する。 | 【講義内容】 損傷
【到達目標(SBOs)】 A. 損傷の種類、各々の特徴、治療法が説明できる。 B. 創傷治癒に関与する細胞とその過程を説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-5-3) E-2-4)-(2)①② | 野本 周嗣 |
|
8 | 【講義項目】 炎症、感染
【一般目標(GIO)】 炎症、感染のメカニズムと臨床との関連性を理解する。 | 【講義内容】 炎症、感染
【到達目標(SBOs)】 A. 炎症の成立と徴候が説明できる。 B. 感染経路や感染症の成立が説明できる。 C. 微生物の基本性状や病原性と感染によって生じる病態が説明できる。 D. 院内感染について、原因、予防法について説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-4-1)①~③ C-5-5) E-2-4)-(3)②③⑤ | 野本 周嗣 |
|
9 | 【講義項目】 腫瘍(1)
【一般目標(GIO)】 腫瘍の病因と病態を理解する。 | 【講義内容】 腫瘍の発生
【到達目標(SBOs)】 A. 腫瘍の定義を説明できる。 B. 腫瘍の病因を説明できる。 C. 異形成を説明できる。 D. 良性腫瘍と悪性腫瘍の異同が説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-2-2)①~③ C-2-3)③ C-5-1) C-5-6) | 野本 周嗣 清水 大 |
|
10 | 【講義項目】 腫瘍(2)
【一般目標(GIO)】 腫瘍の治療方法を理解する。 | 【講義内容】 腫瘍の診断と治療
【到達目標(SBOs)】 A. 腫瘍の異型性と組織学的分化度を説明できる。 B. 局所における腫瘍の増殖、浸潤および転移を説明できる。 C. 臓器別の悪性腫瘍について説明できる。 D. 悪性腫瘍に対する治療法を説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-5-6) E-2-4)-(6) E-6 | 野本 周嗣 |
|
11 | 【講義項目】 抗腫瘍化学療法
【一般目標(GIO)】 腫瘍の病因と病態、薬剤による具体的治療法を理解する。 | 【講義内容】 抗腫瘍化学療法
【到達目標(SBOs)】 A. 抗癌剤の分類と代表的薬剤が説明できる。 B. 抗癌剤の使用方法の分類が説明できる。 C. 臓器別の癌腫と最も使用される薬剤、特に頭頸部癌の組織型と代表的薬剤について説明できる。 D. 副作用の症状別種類と対策が説明できる。 E. 併用療法、補助療法の必要性について説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-2-2)①~③ C-5-6) C-6-2)、3)、4) | 野本 周嗣 |
|
12 | 【講義項目】 抗微生物化学療法
【一般目標(GIO)】 抗微生物化学療法の理論と具体的治療法を理解する。 | 【講義内容】 抗微生物化学療法
【到達目標(SBOs)】 A. 感染症の治療方針を立てるための必要事項が説明できる。 B. 感染症に対する薬物の作用、薬物の適用方法の種類と特徴、薬物動態が説明できる。 C. 抗菌剤使用における一般的副作用、有害作用が説明できる。 D. 歯科治療との関連が説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-4-1) C-6-2)、3)、4) | 野本 周嗣 今澤正彦 |
|
13 | 【講義項目】 外科と免疫
【一般目標(GIO)】 外科における免疫系を理解し、生体防御機構としての免疫反応、感染免疫、腫瘍免疫、アレルギー、主な免疫不全、自己免疫疾患を理解する。 | 【講義内容】 腫瘍免疫、移植免疫
【到達目標(SBOs)】 A. 自然免疫と獲得免疫について説明できる。 B. 細胞性免疫と体液性免疫について抗体の種類と特徴も含めて説明できる。 C. 免疫担当細胞の種類と機能を説明できる。 D. 自己と非自己の識別機構と免疫寛容を説明できる。 E. アレルギーの分類を説明できる。 F. 免疫・アレルギー疾患の種類と発症機序を説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 C-4-2) | 野本 周嗣 小出 龍郎 |
|
14 | 【講義項目】 臓器移植 人工臓器
【一般目標(GIO)】 臓器移植を受けた患者の歯科診療の機会が増加することをふまえ、歯科診療にあたるための知識を習得する。 人工臓器が生体すべての臓器の治療に関わることを理解する。 | 【講義内容】 臓器移植 人工臓器
【到達目標(SBOs)】 A. 臓器移植の歴史と現況が説明できる。 B. 臓器移植の実際が説明できる。 C. 臓器移植における課題が説明できる。 D. 人工臓器が生体すべての治療に関わっていることが説明できる。 E. 多種多様な人工臓器の治療法、開発状況が説明できる。
【予習・復習】 予習 ・学習内容の確認をする。(10分) 復習 ・講義内容の重要ポイントを各自整理する。(35分)
【コアカリ】 A-1-1)③④ D-2⑤ E-6 | 野本 周嗣 小出 龍郎 |
|
15 | 【講義項目】 総括 | 【講義内容】 外科学総論のまとめ | 野本 周嗣 |
|