開講年度2022
科目名実習:細胞の構造と機能(春)
科目ナンバーD213-571-02
開講学科2021年度歯学部歯学科
(全)開講学科2021年度歯学部歯学科
部門専門  
開講種別通年
対象学年2年
担当者本田 雅規
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー②倫理観・生命科学の基本的知識
単位数1
曜日・時限春学期 火曜日 1時限
春学期 火曜日 2時限


コーディネーター
担当講座
口腔解剖学講座
担当者
主任教授:本田雅規、准教授(兼担):内海倫也、講師:水谷 誠、加藤彰子、非常勤講師:盛口敬一、神出雅子、
授業の概要
(目的)
 組織・発生学講義で習得した知識をもとに、コンピュータによるデジタルスライドを用い、組織をスケッチ、色付けをし、各名称を記入する。立体的に正常構造を修得する。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
◎入門組織学、牛木辰男、2版 南江堂
◎カラーアトラス口腔組織発生学、川崎堅三編、第4版 わかば出版
◎口腔組織・発生学、第2版 医歯薬出版
◎口腔の発生と組織、田畑純、改訂4版 南山堂
◎バーチャルスライド組織学、駒﨑伸二、羊土社
講義(実習)
の方法・形式
バーチャルスライドやデジタル画像を用いて、一般組織像・口腔組織像の観察、スケッチおよび関連事項の知識の整理を行う。
必要機器
インターネットに接続可能なコンピュータまたはタブレット型端末(スマートフォンは不可)
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
授業内試験を行った場合は、解答の解説を行う。
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1【実習項目】
顕微鏡・人体諸器官の構造
実習要項の説明
上皮組織

【一般目標(GIO)】
顕微鏡による観察の歴史・標本の作製法を修得する。

人体諸器官の構造
【一般目標(GIO)】
人体諸器官の構造および生理的機能とその機序を修得する。
【実習内容】
顕微鏡による観察の歴史、標本の作製法、上皮組織のスケッチ

【到達目標(SBOs)】
1)光学顕微鏡の構造と取り扱い方、実習で使用する永久標本の染色方法について説明できる。
[C-1-3)①]
◎入門組織学、p.351-363

上皮組織
【到達目標(SBOs)】
1)細胞間橋の構造について説明できる。

◎入門組織学、p.29-39

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・人体諸器官、上皮組織の組織構造を把握する(20分)

【コアカリ】
C-3-4)-(1)①
水谷 誠 他
2【実習項目】
結合組織,血液

【一般目標(GIO)】
結合組織の構造を修得する。
血球の構造と分類を修得する。
【実習内容】
結合組織,血液のスケッチ

【到達目標(SBOs)】
1)膠様組織の構造について説明できる。
2)弾性線維の構造について説明できる。
3)弾性組織の構造について説明できる。

血球
【到達目標(SBOs)】
1)メイ・グルンバルト・ギムザ染色によるヒト末梢血球の分類とそれぞれの特徴と機能を説明できる。

◎入門組織学、p.45-57, 119-126,

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・結合組織の組織構造について把握する
・血球の構造差異を把握する
(20分)

【コアカリ】
C-3-4)-(2)②
水谷 誠 他
3【実習項目】
軟骨組織

【一般目標(GIO)】
軟骨組織の構造を修得する。
【実習内容】
軟骨組織のスケッチ

【到達目標(SBOs)】
1)軟骨組織の種類と構造について説明できる。

◎入門組織学、p.58-61 

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・軟骨組織の種類による構造差を把握する(20分)

【コアカリ】
C-3-4-(2)③
水谷 誠 他
4【実習項目】
筋組織

【一般目標(GIO)】
平滑筋、骨格筋、心筋組織の構造を修得する。
【実習内容】
筋組織のスケッチ

筋組織
【到達目標(SBOs)】
1)平滑筋組織の構造について説明できる。
2)骨格筋組織の構造について説明できる。
3)心筋組織の構造について説明できる。

◎入門組織学、p.69-82

末梢神経組織
【到達目標(SBOs)】
1)坐骨神経の構造について説明できる。

◎入門組織学、p.83-101.

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・筋組織の構造差を把握する(20分)

【コアカリ】
C-3-4)-(3)①
C-3-4)-(5)①
水谷 誠 他
5【実習項目】
神経組織

【一般目標(GIO)】
末梢神経組織の構造を修得する。
【実習内容】
末梢神経組織のスケッチ

筋組織
【到達目標(SBOs)】
1)平滑筋組織の構造について説明できる。
2)骨格筋組織の構造について説明できる。
3)心筋組織の構造について説明できる。

◎入門組織学、p.69-82

末梢神経組織
【到達目標(SBOs)】
1)坐骨神経の構造について説明できる。

◎入門組織学、p.83-101.

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・筋組織の構造差を把握する(20分)

【コアカリ】
C-3-4)-(3)①
C-3-4)-(5)①
水谷 誠 他
6【実習項目】
骨組織

【一般目標(GIO)】
骨組織の構造を修得する。
【実習内容】
骨組織のスケッチ

【到達目標(SBOs)】
1)骨組織の構造について説明できる。

◎入門組織学、p.61-67

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・骨組織の種類による構造差を把握する(20分)

【コアカリ】
C-3-4)-(2)③
水谷 誠 他
7【実習項目】
脈管系

【一般目標(GIO)】
動脈と静脈の組織構造を修得する。
【実習内容】
大動脈,中小動静脈のスケッチ

【到達目標(SBOs)】
1)H-E染色,レゾルシン・フクシン染色による動脈と静脈の組織構造、さらに血管系の役割の違いを説明できる。

◎入門組織学 、p.103-110

【課題のフィードバック方法】
実習終了後に提出したスケッチに対し、コメント付して次回の実習で返却する。
理解度確認テスト等を行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・動静脈の構造差異を把握する(20分)

【コアカリ】
C-3-4)-(4)③
水谷 誠 他
8【実習項目】
皮膚

【一般目標(GIQ)】
皮膚の組織構造を修得する。
【実習内容】
皮膚のスケッチ

【到達目標(SBOs)】
1)皮膚の組織構造を説明できる。
2)重層扁平上皮の細胞層の特徴を説明できる。
3)重層扁平上皮とその他の上皮の形態的な違いを説明できる。
4)皮膚に付属する腺と分泌機構を説明できる。

◎入門組織学、p.,295-317

【課題のフィードバック方法】
実習終了後に提出したスケッチに対し、コメント付して次回の実習で返却する。
理解度確認テスト等を行った場合は回収後、解答の解説を行う。


【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・皮膚の構造を把握する,重層扁平上皮とその他の上皮の形態の違いを把握する(20分)

【コアカリ】
C-3-4)-(1)①②③
水谷 誠 他
9【実習項目】
一般組織学実習(総論)の復習(1)

【一般目標(GIQ)】
一般組織実習(総論)の内容を確認する。
【実習内容】
一般組織学実習(総論)の復習

【到達目標(SBOs)】
一般組織実習(総論)で修得した組織と器官の構造を説明できる。

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・一般組織学実習(総論)の実習項目の内容を把握する(20分)
水谷 誠 他
10【実習項目】
一般組織学実習(総論)の復習(2)

【一般目標(GIQ)】
一般組織実習(総論)の内容を確認する。
【実習内容】
一般組織学実習(総論)の復習

【到達目標(SBOs)】
一般組織実習(総論)で修得した組織と器官の構造を説明できる。

【課題のフィードバック方法】
理解度確認テストを行った場合は回収後、解答の解説を行う。

【予習・復習】
予習
・学習項目の確認(5分)
・学習内容を教科書で理解する(20分)
復習
・一般組織学実習(総論)の実習項目の内容を把握する(20分)
水谷 誠 他
留意事項
組織をバーチャルスライドおよびデジタル画像を観察、スケッチすることにより、細胞、組織の構造を立体的に組み立てることが大切である。

白衣,教科書,カラーアトラス,講義用ノート,パソコンまたはタブレット型端末,色鉛筆およびスケッチブックを毎回必ず持参すること。
授業以外の
学習方法
細胞の構造と機能に関しては、形態が重要であるためアトラス、教育用DVD、インターネットなどの視覚素材を充分に活用して予習と復習をしっかり行い、実習に臨み理解することが望ましい。
成績評価方法
実習試験80%、組織像のスケッチ・実習態度20%
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更新日付2022/03/10 09:16:52