開講年度2022
開講学科2018年度経営学研究科経営学専攻博士前期課程
科目名経営原理研究(Ⅱ)(現代社会と経営) 2年演習
担当教員津田 秀和
学期曜日時限通年 金曜日 4時限 2607(名城)
チームコード
科目区分
授業形態
対象学年2年
単位数4
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
修士論文作成に向けた研究指導
授業の概要
 1年次に引き続き、修士論文を作成することを念頭に、研究指導を行う。2年次には修士論文完成といった大きなゴールがあることから、より具体的で質の高い研究と、それを含む論文作成が必要となるので、1年次よりも早い研究展開を必要とする。この研究支援を行うことがこの科目の狙いである。
授業の到達
目標
修士論文作成が最上位の到達目標である。この目標の下位目標は以下の通りである。
①1年次に設定したテーマ、研究方法および、春休みに行った研究を踏まえた高い質の研究を示すこと(継続的な研究成果を示すこと)。
②各自が設定したベースとなる理論について、論文内で体系的に叙述すること。
③設定したテーマに関連する先行研究を集め、論文内で整理された形で叙述すること。
④研究の視点、研究枠組みを明確に論文内で叙述すること。
⑤研究内容を具体的に(理論の場合と実証の場合で意味は異なる)論文内に叙述すること。
⑥明確な結論を論理的に導出すること。
これらを中間報告会でも示す必要がある。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 成績発表日に原則としてwebcampusの講義連絡にて,講評を送信する。受講生の状況に鑑みて,必要に応じて個別でフィードバック方法については指示する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
該当しない。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1春休みの研究進捗状況の確認をして,必要に応じて研究計画の見直しを行う。発展させる箇所のまとめを作成する。(90分)
2発展させる箇所の研究についての精緻化を行う。修士論文の研究の中心となる箇所について,受講生が報告を行い,議論を経て,その洗練を図る。指導教員の指導に基づき,発展させる箇所についての見直しを行う。(90分)
3発展させる箇所の研究について受講生が報告を行い,議論を経て,その洗練を図る。特に,より検討が必要な点や,不足するデータといった研究課題の抽出に注目しつつ,洗練された研究に向けた議論を行う。修論の中心となる箇所について,授業内容を踏まえて,今後の研究計画を見直す。先行研究レビューをまとめる(90分)
4先行研究レビューについて,受講生が報告を行い,議論を行い,その洗練を図る。レビューの内容と,整理の仕方を中心に指導教員からの指導を受け,修正をする。追加レビューを行い,まとめる。(90分)
5追加レビュー分も含めて,先行研究について受講生が報告をする。これに基づき,議論を進め,洗練を図る。教員からの指導を元に,レビューについて整理する。依拠する理論について整理し,まとめる。(90分)
6依拠する理論について,整理状況を受講生が報告し,議論を行い,その洗練を図る。依拠する理論の読み込みを進め,まとめる。(90分)
7依拠する理論の追加読み込み分について受講生が報告し,議論を行い,その洗練を図る。教員からの指導を元に,依拠する理論について整理する。また,発展させる箇所についての検討を進め,まとめる。(90分)
8発展させる箇所(理論,実証,事例)について,受講生が報告し,議論を行い,その洗練を図る。発展させる箇所について,その研究計画を含めて,教員の指導を元に,検討し,まとめる。(90分)
9発展させる箇所についての,再検討した箇所と研究計画を報告し,議論を行い,その洗練を図る。研究計画の見直しを含めて,今後のレビュー,依拠する理論の学習,発展させる箇所の研究についての全体像を作る。(90分)
10先行研究レビューについて,受講生が報告を行い,議論を行い,その洗練を図る。レビューの内容と,整理の仕方を中心に指導教員からの指導を受け,修正をする。追加レビューを行い,まとめる。(90分)
11依拠する理論について,整理状況を受講生が報告し,議論を行い,その洗練を図る。依拠する理論の読み込みを進め,まとめる。(90分)
12発展させる箇所(理論,実証,事例)について,受講生が報告し,議論を行い,その洗練を図る。発展させる箇所について,その研究計画を含めて,教員の指導を元に,検討し,まとめる。(90分)
13先行研究,依拠する理論,発展させる箇所のいずれかのうち,詰め切れていない箇所について,指導教員と議論をして,洗練を図る。研究の質という点から主として検討を行う。指導教員の指導を元に,研究の質という点から行っている研究をさらに進める。(90分)
14先行研究,依拠する理論,発展させる箇所のいずれかのうち,詰め切れていない箇所について,指導教員と議論をして,洗練を図る。研究の独自性という点から主として検討を行う。指導教員の指導を元に,研究の独自性という点から行っている研究をさらに進める。(90分)
15春学期を総括し,研究報告書を作成する。併せて今後の研究計画をたて,夏休みの課題を検討し,確定させる。期末課題を作成する。(90分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点100研究の進捗状況,報告内容,課題の状況
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『受講生の関心状況と学修状況に応じて適時指示する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『受講生の関心状況と学修状況に応じて適時指示する』
参考URL
1.受講生の関心状況と学修状況に応じて適時指示する
質疑応答
 講義内容についての質問は、オフィスアワーで可能です。オフィスアワーに来室する場合には必ずメール(tsuda@dpc.agu.ac.jp)を送付し、担当教員の指示を確認してください。これ以外にもメールで柔軟に質疑応答に対応します。
備考
 自発的な学習と,絶えざる研究が必要となる。修士論文を作成するという強い意識とそのための計画的な研究進展を期待する。
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 16:44:08