開講年度2022
開講学科法学研究科法律学専攻博士前期課程-2005
科目名民事訴訟法研究 1年演習
担当教員高木 敬一
学期曜日時限通年 日曜日 7時限
チームコード
科目区分
授業形態
対象学年1年
単位数4
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
民事訴訟法の重要論点の検討
授業の概要
 民事訴訟法の重要な論点を取り上げて、最新の学説、判例を検討し、民事訴訟法理論のより深い理解の獲得を目指す。論点毎に判例や最新の論文を了読して報告してもらい、それを基に検討を加える。また、可能ならば、適宜、ドイツ民事訴訟法の文献を取り上げたいと考えている。取り上げる項目は、最終的には、受講生諸君の問題関心により決定するが、できる限り民事訴訟法の重要論点を網羅したい。
授業の到達
目標
 民事訴訟法の論点をより深く理解するとともに、より広い視点から検討することにより、民事訴訟法の知識を確かなものとし、論文を作成するための基礎力を養うことを目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
報告や課題の提出等にあたって、講評、アドバイスを与える。また、講義最終回に、受講者の受講態度や今後の学修などに関してアドバイスを与える。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1訴訟類型1 給付訴訟と形成訴訟(予習)各訴訟類型の特色について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
2訴訟類型2 確認訴訟と形成訴訟(予習)形成訴訟のメルクマールについて調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
3証明責任1 証明責任の意義(予習)証明責任の意義について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
4証明責任2 証明責任の分配とその基準(予習)証明責任の分配について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
5証明責任3 実体法説と訴訟法説(予習)証明責任の法的性質について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
6裁判上の自白1 裁判上の自白の効力(予習)裁判上の自白の効力について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
7裁判上の自白2 裁判上の自白の要件(予習)裁判上の自白の要件について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
8訴訟行為1 訴訟行為の意義と種類(予習)訴訟行為の意義と種類について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
9訴訟行為2 形成権の訴訟上の行使(予習)形成権の訴訟上の行使について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
10訴訟行為3 訴訟契約(予習)訴訟契約について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
11訴訟行為4 訴訟上の和解(予習)訴訟上の和解の法的性質について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
12弁論主義1 弁論主義の意義と内容(予習)弁論主義の意義と内容について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
13弁論主義2 主張責任(予習)主張責任について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
14弁論主義3 弁論主義の根拠(予習)弁論主義の根拠について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
15弁論主義4 弁論主義の適用範囲(予習)職権探知主義について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
試験実施方法(春)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法(春)
評価方法割合評価基準
授業中の質疑応答などの態度100%真摯な態度で授業に臨み、質問等に対して適切に応答でき、民事訴訟法の専門知識を用いて、論理的な議論ができる。
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1判決効1 既判力の作用(予習)既判力の作用について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
2判決効2 既判力の本質(予習)既判力の本質について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
3判決効3 既判力の失権効(予習)既判力の時間的範囲について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
4判決効4 争点効(予習)既判力の客観的範囲について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
5判決効5 承継人(予習)既判力の主観的範囲について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
6判決効6 反射効 (予習)反射効について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
7訴訟物理論1 請求権競合と法条競合(予習)請求権競合について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
8訴訟物理論2 実体法説と訴訟法説(予習)実体法説と訴訟法説について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
9訴訟物理論3 新実体法説(予習)新実体法説について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
10訴訟物理論4 各学説の検討(予習)訴訟物に関する各学説について復習する(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
11当事者1 当事者の確定(予習)当事者の確定について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
12当事者2 当事者能力(予習)当事者能力について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
13当事者3 訴訟能力(予習)訴訟能力について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
14当事者4 法定訴訟担当(予習)当事者適格と第三者の訴訟担当について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
15当事者5 任意的訴訟担当(予習)任意的訴訟担当について調べる(30)
(復習)概説書等で授業で取上げられた論点について確認する(60)
試験実施方法(秋)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法(秋)
評価方法割合評価基準
授業中の質疑応答などの態度100%質問等に対して適切に応答でき、民事訴訟法の専門知識を用いて、論理的な議論ができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特に指定しない。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に指示する。』
参考URL
質疑応答
 質問等には研究室でオフィスアワーの曜日・時間に対応する。但し、余裕があれば、その他の時間でも対応することがある。
備考
 研究室はアリスタワー9階7902室である。
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 18:49:20