開講年度2022
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名特別支援教育
担当教員河合 千丈
学期曜日時限春学期 月曜日 5時限
チームコードn3lej0s
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL211-276-40
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に関する理解とその指導及び支援について
授業の概要
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害等に関する理解を深め、個々の児童生徒の学習上又は生活上の困難さをとらえた上で、小中高等学校や特別支援学校において確かな学びができるようにするための指導方法、指導内容について学ぶ。教諭として最低限必要となる特別支援教育に関する知識や学校における指導・支援の仕方を身に付ける。
授業の到達
目標
・特別支援教育の概要を理解し、小中高等学校や特別支援学校における特別支援教育の重要さを説明できる。
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害特性や学習上や生活上の困難を理解し、例示することができる。
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する教育課程や個に応じた指導や支援の方法について論ずることができる。
・障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の困り感を理解し、その対応の仕方について説明できる。
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の教育について、高い人権感覚をもって自らの考えを論ずることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信する。各授業におけるレポート課題については、評価・コメント等を付して返却する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
・特別支援学校での経験による具体的な指導内容・指導方法などを例示する。
・特別支援教育に関する授業等の様子を画像で紹介する。
・自作の教材・教具を展示し、実際に触れることで学習を深める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1○オリエンテーション
・授業の目的と概要、授業の進め方などについて
・特別支援教育等に対する意識調査
○障害観の歴史と障害のとらえ方
【予習】シラバスを読み、授業に関する各自の目標を考えておく。(60)
【復習】授業で提示する事例について、自分の考えをレポートにまとめ、次回提出する。(120)
2〇障害児・者の権利と共生社会の確立
・障害児・者の人権について
・障害者の権利に関する条約から
・共生社会と合理的配慮
【予習】前回の課題の事例から、その対応の仕方等について発表できるようにしておく。(60)
【復習】本時の終了時に提示した事例に対する感想や自分の考えをレポートにまとめ、次回提出する。(120)
3〇特別支援教育の歴史とインクルーシブ教育システム
・特別支援教育の歴史について
・インクルーシブ教育システムについて
【予習】前回の課題の事例に対する自分の考えを発表できるようにしておく。(60)
【復習】本時の終了時に提示するレポート課題(インクルーシブ教育システムについて)を作成し、次回提出する。(120)
4〇特別支援教育に関する法規と学習指導要領
・特別支援教育に関係する法令
・学習指導要領について
【予習】前回の課題について、自分の考えを発表できるようにしておく。(60)
【復習】本時に配布された資料を元に、特別支援教育に関する法規と学習指導要領について重要点をまとめておく。(120)
5〇特別支援教育の実際①
・特別支援学校の現状について 
・特別支援学校における教育について
【復習】特別支援学校における教育について、配布された資料を元に特別支援学校における教育について、まとめておく。疑問点についてはさらに調べ直しておく。(180)
6〇特別支援教育の実際②
・小中高等学校における特別支援教育の現状と課題について
・教育課程と指導の仕方
【復習】前回の特別支援学校あるいは今回の小中高等学校における特別支援教育について、理解したことや感想をレポートにまとめ次回提出する。(180)
7〇各障害種別の教育①
・視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由について
【復習】視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由の各障害種ごとの教育について、資料を元にまとめておく。疑問点についてはさらに調べ直しておく。(180)
8〇各障害種別の教育②
・病弱・虚弱、言語障害、情緒障害、重複障害について
【復習】病弱・虚弱、言語障害、情緒障害、重複障害の各障害種ごとの教育について、資料を元にまとめておく。疑問点についてはさらに調べ直しておく。(180)
9〇各障害種別の教育③
・発達障害について
【復習】各障害種別の教育①②③から、理解したことや感想をレポートにまとめ次回提出する。(180)
10○特別な教育的ニーズのある児童生徒
・障害はないが母語や貧困などの課題のある児童生徒への対応と指導について
〇個別の教育支援計画と個別の指導計画
・個別の教育支援計画や指導計画の意義や作成及び活用について、演習も実施する。
【復習】
授業で提示する事例に対して、自分の考えをレポートにまとめ次回提出する。(180)
11〇特別支援教育と関係機関との連携、保護者の理解と連携
・医療や福祉等の関係機関との連携について
・保護者の理解と連携について
【予習】前回の課題について考えたことを発表できるようにしておく。(60)
【復習】関係機関や保護者の理解と連携について感想をレポートにまとめる。(120)
12〇通級における指導と自立活動の指導の実際
・通級による指導について(小中高等学校)
・自立活動について
○演習 教材・教具の見学、認知学習の体験
【予習】前回の課題について自分の考えを発表できるようにしておく。(60)
【復習】本時の学習から、理解したことや感想をレポートにまとめ、次回提出する。(120)
13〇特別支援教育と就労及びキャリア教育
・特別の支援を必要とする生徒の一般就労や福祉的就労について
・進路指導やキャリア教育について
【予習】前回の課題をもとに感想等を発表できるようにしておく。(60)
【復習】本時の学習から理解したことや感想をレポートにまとめ次回提出する。(120)
14○演習 疑似体験
・発達障害等のある児童生徒の認知について
〇特別な支援を必要とする児童生徒の学びと指導①
・児童生徒の見方・かかわり方
・環境の整備と対応の仕方
【復習】本時の演習、疑似体験や特別な支援を必要とする児童生徒の学びや指導に関して、学習したことをまとめておく。(180)
15〇特別な支援を必要とする児童生徒の学びと指導②
・個別の配慮と授業の進め方
・学習のまとめ
【復習】全15回の講義で学んだことや自らの考えを論ずることができるように資料等を見直す。提示されたテーマに基づき、「期末レポート」を作成し、指示した期限までにメールにて提出する。(180)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
期末レポート50%提示したテーマに対して、学習したことを活用し、自分の考えを論ずることができる。
各授業におけるレポート課題40%課題に基づいて、自らの考え等をまとめ、論述できる。
授業態度10%積極的に発言するなど、前向きな姿勢で授業に参加している。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に資料を配付』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問については授業中または授業後に受け付ける。
授業時間以外の場合は以下のメールに質問をする。 rxksj608@gmail.com
備考
・授業は講義を中心とし、内容によってはそれぞれの考えや感想を求める場面がある。積極的に発言してほしい。
・教職に対する高い意識をもって、本学の学生らしく前向きな姿勢で授業に臨んでほしい。
画像
ファイル
更新日付2022/01/24 14:35:47