開講年度2022
開講学科法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
科目名行政法Ⅰ(総論)B/行政法B
担当教員杉原 丈史
学期曜日時限春学期 月曜日 3時限
チームコードz4vwdlf
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーW331-212-04
J331-212-06
E231-212-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
J-DP1-1 社会に関する知識 ◎ J-DP2 法律学の体系的知識 ◎ J-DP4-2 体系的・論理的に思考する能力 ◎ J-DP4-3 物事を公正に判断する能力 ◎ W-DP1-1 社会に関する知識 ◎ W-DP2 法律学の体系的知識 ◎ W-DP4-1 事実を客観的に把握する能力 ◎ W-DP4-2 体系的・論理的に思考する能力 ◎ E-DP4-2 倫理的判断力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
行政過程の法理論的分析
授業の概要
「行政法Ⅰ(総論)A」/「行政法A」で明らかとなった法律による行政の限界を克服すべく提唱された行政法理論の一大潮流である「行政過程論」の立場から、近年の最重要立法である行政手続法を中心として、多様な公益実現に向けた政策形成から私人との間の法関係形成に至る行政活動の一連のプロセスに対する法的統制の現状を分析する。
授業の到達
目標
行政過程に対する法的統制をめぐる実務・学説の動向を理論的に分析・評価できるようになる。そしてその成果を、一定量の論理的文章としてまとめられるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験:成績発表後、発表日の翌日までにWebCampusを通じて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1現代日本の行政過程と法理論
(「総論A」からの展開/転回の構図)
【予習】シラバスを読み返し、受講の態勢を整えておく(10)
【復習】新たに「行政過程論」を採用するねらいを確認する(30)
2適正な行政手続きの保障
(新たな基本原理の意味、日本での発展)
【復習】テキスト第8章1のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
3行政過程における行政行為①
 申請に対する処分手続き
【復習】テキスト第8章2のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
4行政過程における行政行為②
 不利益処分手続き
【復習】テキスト第8章3のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
5行政過程における行政行為③
 第三者に対する手続保障
【復習】テキスト第8章2・3のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
6行政過程における行政指導①
 行政の行為形式としての独自性
【復習】テキスト第6章1のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
7行政過程における行政指導②
 手続的統制と実体的統制
【復習】テキスト第6章1のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
8行政過程における行政立法①
 行政規則とその法的統制
【復習】テキスト第10章2のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
9行政過程における行政立法②
 命令等制定過程に対する統制
【復習】テキスト第3章1のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
10行政過程における他の行為形式①
 行政計画とその法的統制
【復習】テキスト第3章3のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
11行政過程における他の行為形式②
 行政調査とその法的統制
【復習】テキスト第7章1(+第5章2)のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
12行政過程における他の行為形式③
 行政契約とその法的統制
【復習】テキスト第6章2のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
13行政過程における他の行為形式④
 行政上の制裁の発達
【復習】テキスト第5章3・4のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
14行政過程における情報①
 行政の説明責任の確保
【復習】テキスト第7章2のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
15行政過程における情報②
 情報管理過程の適正化
【復習】テキスト第7章3のうち指定した個所と照らし合わせつつ、授業中にとったノートを論理的文章として整理し直す(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験(全て文章記述式解答問題)100・行政過程に対する法的統制の基礎的事項を十分に理解している。
・行政過程論の応用的なテーマにつき、上記の知識を活用しつつ、実務・学説の動向をふまえて理論的に分析・評価し、一定量の論理的文章としてまとめることができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『現代行政法入門〔第4版〕』曽和俊文ほか有斐閣2,860円 978-4-641-22767 改訂された場合、最新版を用いる。
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『行政法[第6版]』櫻井敬子・橋本博之弘文堂3,630円978-4-335-35797
参考URL
質疑応答
金曜4限のオフィスアワーに7904研究室にて行う。 
備考
◆本講義は、「行政法Ⅰ(総論)A」/「行政法A」の単位修得者レヴェルの知識を前提とする。◆毎回、テキストに加えて開講年度と同年版の六法も必携とする。◆授業運営の詳細(授業資料の配布方法・受講形態・出席確認etc.)については、実際の授業開始時点における本学の行動指針をふまえて、第1回講義にて説明する。
画像
ファイル
更新日付2022/02/17 16:27:49