開講年度2022
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
科目名日本経済史A
担当教員早川 大介
学期曜日時限春学期 金曜日 2時限
チームコードg5ghrjx
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーE331-237-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP1-5 文化的理解力 ◎ E-DP3-1 応用的分析力 ◎ E-DP3-2 問題解決力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
近現代の日本経済史を学ぶ
授業の概要
日本は19世紀の終わりごろから工業化を本格化させ、非常に短期間で世界有数の工業国へと成長した。
この講義では、幕末開港から第二次世界大戦後の復興期までの日本経済の軌跡を通史的にみていく。
マクロ経済や経済政策の動きを特に重視するが、地域経済や企業の活動、人々の生活の変化など社会経済史的視点も取り入れ、複眼的に日本経済の軌跡を考察する(講義内で関連するDVD等の映像教材も視聴する予定)。
授業の到達
目標
①日本経済の歴史的な流れを説明することができる。
②過去の経済活動や経済現象がどのように現在とつながっているのかを指摘することができる。
③現在と過去の経済活動や経済現象がどのように異なるのかを指摘することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日頃に「講義連絡」にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「イントロダクション」
○本講義の概要と日本の経済発展の概要を説明する。
【予習】シラバスを読み講義計画をあらかじめ確認する(20)。
【復習】教科書1章を読む(60)。
2幕末開港と日本経済
○幕末開港とその日本の経済社会への影響について説明する。
【予習】教科書2章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
3明治維新と地租改正
○明治維新とそれに伴う諸制度の変革と地租改正の意義について説明する。
【予習】教科書3章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
4殖産興業政策の展開
○一連の殖産興業政策の展開について説明する。
【予習】教科書4章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
5大隈財政と松方財政
○明治初期の財政・金融問題について大隈・松方財政の展開に焦点を当てて説明する。
【予習】教科書4章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
6日清・日露戦争と産業革命(1)
○日清戦争前後の産業革命の日本の産業革命の展開について説明する。
【予習】教科書5・6章の該当箇所を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
7日清・日露戦争と産業革命(2)
○日露戦争前後の産業革命の日本の産業革命の展開について説明する。
【予習】教科書6・7章の該当箇所を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
8第一次世界大戦と日本経済
○第一次世界大戦の日本経済への影響について景気変動、貿易や各産業の動向に即して説明する。
【予習】教科書8章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
91920年代の日本経済
○1920年代の日本経済について景気変動と産業・金融の動向に注目して説明する。
【予習】教科書9章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
10井上財政と昭和恐慌
○井上準之助の金解禁をはじめとする一連の経済政策と昭和恐慌について説明する。
【予習】教科書10章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
11高橋財政の展開
○高橋是清の一連の経済政策と昭和恐慌からの脱出過程について説明する。
【予習】教科書11章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
12戦争と日本経済
○日中戦争の勃発と戦時統制の展開について説明する。
【予習】教科書12章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
13戦争経済の崩壊
○太平洋戦争の勃発とその後の戦時経済の破綻の過程について説明する。
【予習】教科書12章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
14戦後復興
○敗戦後の一連の戦後改革について説明する。
【予習】教科書13章を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
15補論 愛知県の地域経済史
○講義の補論として近現代の愛知県の地域経済史について説明する。
【予習】配布資料を読む(60)。
【復習】講義内容を復習した上、Webの小テストを受ける(60)。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
小テスト40%各講義の理解度を確認する。
期末テスト60%本講義の到達目標の達成度を確認する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『概説日本経済史近現代(第4版)』三和良一・三和元東京大学出版会29704130421539
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『近現代日本経済史要覧 補訂版』三和良一・原朗東京大学出版会30804130421360
2.『日本経済史』武田晴人有斐閣37404641165289
3.『歴史はくり返すかー近現代日本経済史入門』市川大祐日本経済評論社33004818823740
参考URL
質疑応答
講義終了後及び下記のメールアドレスにて質問を受け付ける。
hayadai@vega.aichi-u.ac.jp
備考
講義中の私語、特別な理由のある場合を除いて携帯電話の操作(カメラを含む)は厳禁。
画像
ファイル
更新日付2022/05/23 13:33:04