開講年度2022
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
科目名計量経済学A
担当教員渡邉 隆俊
学期曜日時限春学期 月曜日 2時限
チームコードxyjbtzu
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーE331-233-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP1-2 数量的理解力 ◎ E-DP3-1 応用的分析力 ◎ E-DP3-2 問題解決力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
 「計量経済学の基礎を学ぼう-その1-」
授業の概要
 残念ながら経済学は,物理学や化学と異なって,現実の社会で実験することができません.「4月1日より1年間、消費税率を8%から20%に引き上げる実験をします」などと政策担当者が実際の経済で実験することを想像してみてください.その後の経済は大混乱に陥ることでしょう.
 そこで,経済学では,実際に実験する代わりにシミュレーション(simulation)を行い,もデルを使って実験してそのシステムやメカニズムを明らかにします.つまり,私たちの複雑な経済活動を経済システムととらえ,経済モデルを用いてシミュレーションを行い,数量的に明らかにしていくのです.この経済モデルの構築やシミュレーションによる経済分析を行うために,本講義では計量経済学の基礎を学びます.
授業の到達
目標
 ここで学ぶ計量経済学は,簡単に言うと,経済理論や数学を用いて経済モデルを構築し,現実に観測された経済データを用いて統計的にモデルを推定,検定し,シミュレーションを行う流れで学習を進めて行きます.
 なお講義では,Excelを使ってデータの加工やモデルの推定などを行います.これらの学習を通じて,記述統計,最小二乗法の基礎をマスターし,数量的に経済事象を分析できるようになってもらいます.
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 成績発表後一週間後を目途に,WebCampusないしはTeamsにて「受講者の今後の学修に関するアドバイス」を提示します.
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1計量経済学とは-ガイダンス-【予習(60分)】シラバス・テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
2Excelによる統計学の基礎1(平均,メディアン,モード)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
3Excelによる統計学の基礎2(変化率,幾何平均)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
4Excelによる統計学の基礎3(移動平均,範囲)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
5Excelによる統計学の基礎4(分散,標準偏差)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
6Excelによる統計学の基礎5(変動係数,尖度・歪度,標準化変量)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
7Excelによる統計学の基礎6(散布図,共分散)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
8Excelによる統計学の基礎7(相関係数)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
9Excelによる統計学の基礎8(まとめと練習問題)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
10単純回帰モデル1(最小2乗法(OLS))【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
11単純回帰モデル2(決定係数)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
12単純回帰モデル3(練習問題1)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
13単純回帰モデル3(練習問題2)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
14単純回帰モデル4(練習問題3)【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
15まとめ【予習(60分)】テキスト当該部分を精読
【復習(180分)】当該部分のまとめと小レポートの執筆・提出
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
毎回の小レポート45提出期限内の提出と適切な論述.
最終課題55到達目標に掲げた事項を身に着けているかを問い,適切な解答と論述であるか否かで判断.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『例題で学ぶ 初歩からの計量経済学 第2版』白砂堤津耶日本評論社3,080円978-4-535-55497-9
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜指示する』
参考URL
質疑応答
1)講義終了後,当該教室にて.
2)オフィスアワー(木曜昼休み,2721研究室)
3)ネットでの質問方法については,講義内で指示します.
備考
1)教材は,Teamsにて提供します.
2)毎回出席をとります.欠席すると,前回の学習内容が理解できなくなりますので,欠席しないでください.
3)経済学,数学,統計学そしてPC操作に自信のない方も歓迎します.一緒に復習して行きましょう.要は学ぶ意欲です.
画像
ファイル
更新日付2022/02/03 14:45:11