開講年度2022
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
科目名マクロ経済学Ⅰ(未修得者)
担当教員佐橋 倫一
学期曜日時限春学期 水曜日 2時限
チームコード0h08ldw
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーE111-231-04
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP1-1 理論的基礎力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
国民所得決定の理論
授業の概要
 マクロ経済学Iでは,一国の経済活動を財市場・貨幣市場を中心に分析する.主要なマクロ経済指標である国内総生産(GDP)や三面等価の原則といった国民経済計算の諸概念,GDPデフレーターや消費者物価指数の計算方法などを学ぶ.45度線分析を用いて財市場の均衡である均衡GDPの決定や乗数効果について学習する.また,貨幣の機能や信用創造過程,中央銀行の役割や代表的な金融政策の手法を学ぶ.以上を踏まえ,財市場と貨幣市場の同時均衡を考えるIS-LM分析に進み,財政金融政策の効果やその有効性について概観する.
授業の到達
目標
 経済学の基礎を学ぶことによって経済関連の新聞記事や雑誌を読むことができるようになるとともに,より専門的な経済学の学びに向けた知識を培うことができる.
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 理論の理解を確認するため,各単元ごとに演習問題を作成して配布する.この演習問題を使って講義中にミニテストを実施したり,課題レポートとする予定である.演習問題については詳しい解説を後日配布するので,自己採点の上,疑問点を解消すること.
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
 
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクションレジュメの該当箇所を読み返す(60)
2経済指標①:国民所得の諸概念レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
3経済指標②:三面等価の原則・帰属計算レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
4経済指標③:物価指数・産業連関表レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
5財市場の分析①:均衡国民所得の決定(45度線分析)レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
6財市場の分析②:有効需要の原理と乗数効果レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
7財市場の分析③:インフレ・ギャップとデフレ・ギャップレジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
8財市場の分析④:投資の限界効率と投資関数レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
9財市場の分析⑤:財市場の均衡とIS曲線レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
10貨幣市場の分析①:貨幣と債券レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
11貨幣市場の分析②:貨幣の保有動機と貨幣需要レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
12貨幣市場の分析③:貨幣乗数と信用創造過程レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
13貨幣市場の分析④:貨幣市場の均衡とLM曲線レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
14IS-LM分析①:財政金融政策の効果レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
15IS-LM分析②:財政金融政策の有効性レジュメの該当箇所を読み返す,練習問題に取り組む(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
ミニテスト40%講義中に適宜実施する.
課題レポート60%ミニテストと総合して100点満点中60点以上の得点に対して合格とする.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない.』レジュメをWebCampusあるいはTeamsにて配布
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『マクロ経済学の基礎』家森信善中央経済社2,1604502211818
2.『マクロ経済学 第2版』浅子和美他新世社3,5644883841316
参考URL
質疑応答
 講義後に気軽に質問してください.
備考
 数学は極力用いないよう講義する予定である.ただし,関数や方程式程度の数学は必要である.講義レジュメはWebCampusあるいはTeams上で配布する予定である.講義に出席する際はあらかじめレジュメを印刷しておくこと.
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 23:30:54