開講年度2022
開講学科商学科 2013年度以降入学
2020年度商学部商学科
科目名簿記ⅡA
担当教員野口 倫央
学期曜日時限春学期 木曜日 3時限
チームコードjitnd24
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーC131-240-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-4 会計に関する深い知識や優れた技能を身につけている。 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
『実社会で役立つスキル“簿記”の応用を学ぶⅠ』
授業の概要
企業には、株主や債権者といった資金提供者をはじめとして、企業に対して利害を持った関係者(利害関係者)が多く存在する。企業は、このような利害関係者に対して、自身が営む経済活動の結果を報告する必要がある。その報告は、財務諸表という報告書を通じて行われ、その財務諸表の作成において用いられる技法が、「簿記」である。
この授業では、株式会社を対象とした簿記の知識を修得し、日商簿記検定2級(商業簿記)合格レベルの力を身に付けることを目的とする。日商簿記検定2級は、公認会計士や税理士といった会計専門職試験の基礎となるものであり、経理職にとっては仕事上の優位性をもたらす資格といえよう。それゆえ、日商簿記検定2級の合格、さらには、会計専門職や経理職を目標とする学生には、この授業を是非とも履修して頂きたい。
授業の到達
目標
・株式会社を対象とした簿記の基本的な処理である仕訳ができるようになる。
・秋学期に開講予定の簿記ⅡBも受講した上で、日商簿記検定2級(商業簿記)の合格レベルに達することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日後に、Teamsを通じて、出題意図等について解説を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1『簿記一巡の手続き』
簿記一巡の手続きを学ぶ。
【予習】シラバスを確認し、本授業の内容を把握する。(60分)
【復習】配布プリントを見直す。(120分)
2『財務諸表』
損益計算書と貸借対照表の関係を学ぶ。
【予習】テキスト第1章を読む。(120分)
【復習】問題集第1章を解く。(120分)
3『商品売買Ⅰ』
商品売買の期中処理/売上原価の計算を学ぶ。
【予習】テキスト第2章前半部分(第3節まで)を読む。(120分)
【復習】問題集第2章前半部分を解く。(120分)
4『商品売買Ⅱ』
商品の期末評価を学ぶ。
【予習】テキスト第2章後半部分(第4節以降)を読む。(120分)
【復習】問題集第2章後半部分を解く。(120分)
5『現金および預金』
銀行勘定調整表/定期預金を学ぶ。
【予習】テキスト第3章を読む。(120分)
【復習】 問題集第3章を解く。(120分)
6『債権・債務』
手形/クレジット売掛金/債務保証を学ぶ。
【予習】テキスト第4章を読む。(120分)
【復習】 問題集第4章を解く。(120分)
7『有価証券』
株式・公社債の購入と売却/有価証券の期末評価を学ぶ。
【予習】テキスト第5章を読む。(120分)
【復習】 問題集第5章を解く。(120分)
8『有形固定資産Ⅰ』
固定資産の購入/減価償却/売却を学ぶ。
【予習】テキスト第6章を読む。(120分)
【復習】 問題集第6章を解く。(120分)
9『有形固定資産Ⅱ』
固定資産の割賦購入/建設仮勘定/臨時損失/圧縮記帳を学ぶ。
【予習】テキスト第7章を読む。(120分)
【復習】 問題集第7章を解く。(120分)
10『リース取引』
リース取引の処理を学ぶ。
【予習】テキスト第8章を読む。(120分)
【復習】 問題集第8章を解く。(120分)
11『無形固定資産等と研究開発費』
無形固定資産/ソフトウェア/研究開発費の処理を学ぶ。
【予習】テキスト第9章を読む。(120分)
【復習】 問題集第9章を解く。(120分)
12『引当金』
貸倒引当金/その他の引当金に関する処理を学ぶ。
【予習】テキスト第10章を読む。(120分)
【復習】 問題集第10章を解く。(120分)
13『外貨換算会計』
為替換算/外貨建取引の処理を学ぶ。
【予習】テキスト第11章を読む。(120分)
【復習】 問題集第11章を解く。(120分)
14『税金』
法人税等/消費税に関する処理を学ぶ。
【予習】テキスト第12章を読む。(120分)
【復習】 問題集第12章を解く。(120分)
15『まとめと理解度確認テスト』
春学期の総括と理解度確認テストを行う。
【予習】テキスト第1章-第12章を読み直す。(180分)
【復習】理解度確認テストを見直す。(180分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
理解度確認テスト60%授業内容を十分に理解し、仕訳等の問題を正確に回答することができる。
受講態度等40%課題の点数や積極的な受講態度を客観的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『TAC出版のテキストと問題集を使用する。なお、テキスト等の購入方法は初回講義において説明する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問は、授業中または授業後、もしくはオフィスアワーに研究室(2914)において対応する。
備考
授業には必ず電卓を持参すること。
授業の進捗は、受講生の習熟度等に応じて、当初の計画を変更することもあり得る。
なお、この授業は、簿記IA・Bの延長線上にある科目である。それゆえ、日商簿記検定3級レベルの力を有していることを前提に授業を行うため、ご留意頂きたい。
画像
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更新日付2022/02/03 16:29:01