開講年度2022
開講学科商学科 2013年度以降入学
2020年度商学部商学科
科目名ビジネス・リサーチ
担当教員李 素煕
学期曜日時限春学期 月曜日 5時限
チームコードpkjt90j
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーC331-238-09
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-2 流通、およびマーケティングに関する深い知識や優れた技能を身につけている。 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
流通・マーケティングの学習に必要な基礎的なリサーチスキルを習得する。
授業の概要
 うまく説明ができないある問題や現象を解明するには、例えば、「何が必要で何が課題となっているのか(what)」、それは「どのように・なぜ売れたかまたは売れなかったか(how, why)」といったwhat, how, whyを明らかにする必要があります。しかしながら、プロセスや背景を含む、対象に対するより深い理解がなければそれを正確に捉えることは難しいため、それを有効にするのが、ケーススタディ・リサーチをはじめとする質的な研究方法です。
 本授業では、ケーススタディ・リサーチを用いて、流通・マーケティングにまつわる様々なマーケティング課題や現象に関する具体的な事例を詳しく分析・検討し、その積み重ねによって一般的な原理、法則を引き出すことを目指します。
なお、本授業は、実習・発表が主体の授業となるため注意してください。 
授業の到達
目標
①ケーススタディを行うことで、理論学習だけでは得られない、ビジネス実務(応用)の問題解決に結びつけるスキルを養うことができる。
②流通・マーケティング学習や企業の実務に必要な、情報収集・分析・発表で用いる研究手法を理解・説明することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
フィードバック方法:授業中の中間発表や中間レポートの提出後、発表方法や内容、レポート作成に関するフィードバックを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1●イントロダクション
:授業の進め方、授業方針について説明します。
:リサーチクエスチョンと研究アプローチの関係性について解説します。
【復習】第1回目の授業の内容を振り返ります(120)
【課題】各自自分の研究リサーチクエスチョンと研究アプローチの関係性について考察する(120)
2●分析ツールの解説(1)
:流通・マーケティングにおける基礎理論&フレームワークについて学びます。
【復習】レジュメを参考にしながら、授業の内容を思い返し、ポイントをまとめてみる(120)
【予習】新聞や雑誌、参考書等を参考に興味のあるケース(事例)や企業情報について調査する(120)
3●分析ツールの解説(2)
:前回の講義で学んだ内容を3分間でまとめてもらいます(*態度評価に反映)。
:流通・マーケティングにおける基礎理論&フレームワークについて学びます。
【復習】レジュメを参考にしながら、授業の内容を思い返し、ポイントをまとめてみる(120)
【予習】新聞や雑誌、参考書等を参考に興味のあるケース(事例)や企業情報について調査する(120)
4●分析ツールの解説(3)
:前回の講義で学んだ内容を3分間でまとめてもらいます(*態度評価に反映)。
:流通・マーケティングにおける基礎理論&フレームワークについて学びます。
【復習】レジュメを参考にしながら、授業の内容を思い返し、ポイントをまとめてみる(120)
【予習】新聞や雑誌、参考書等を参考に興味のあるケース(事例)や企業情報について調査する(120)
5●分析ツールの解説(4)
:前回の講義で学んだ内容を3分間でまとめてもらいます(*態度評価に反映)。
:流通・マーケティングにおける基礎理論&フレームワークについて学びます。
【復習】レジュメを参考にしながら、授業の内容を思い返し、ポイントをまとめてみる(120)
【予習】新聞や雑誌、参考書等を参考に興味のあるケース(事例)や企業情報について調査する(120)
6●ケーススタディ(1)
:学習した理論およびフレームワークを使いながら、教員が配布したケース(事例)をグループごとに分析し、発表します。
●グループワークの準備
:ケースおよびグループを決め、役割分担を行ってもらいます。
【復習】ケーススタディ(1)~(4)の内容を振り返り、まとめ直します(120)
【予習】新聞や雑誌、参考書等を参考に授業8回以降のケース分析に必要な情報収集を行います(120)
7●ケーススタディ(2)
:学習した理論およびフレームワークを使いながら、教員が配布したケース(事例)をグループごとに分析し、発表します。
●文献の調べ方およびレポート作成のガイドラインの概説
【復習】ケーススタディ(1)~(4)の内容を振り返り、まとめ直します(120)
【予習】新聞や雑誌、参考書等を参考に授業8回以降のケース分析に必要な情報収集を行います(120)
8●1つ目のケース分析(1)
:実際にPCを使用して作業を行います。
:ワークシートに各自担当の調べた内容を書いてもらいます。
【復習】ケーススタディ(1)~(4)の内容を振り返り、まとめ直します(120)
【課題】新聞や雑誌、参考書等を参考にグループワークにおいて各自担当している部分について徹底的に調査する(240)
9●1つ目のケース分析(2)
:実際にPCを使用して作業を行います。
:ワークシートに各自担当の調べた内容を書いてもらいます。
【復習】ケーススタディ(1)~(4)の内容を振り返り、まとめ直します(120)
【課題】新聞や雑誌等を参考にグループワークにおいて各自担当している部分を調査し、中間報告の準備を行います(240)
10●グループワークの中間報告
中間報告(グループ) 
【復習】フィードバックを参考に修正を行います(120)
【課題】新聞や雑誌、参考書等を参考にグループワーク(分析2)において各自担当している部分について徹底的に調査する(240)
11●2つ目のケース分析(1)
:実際にPCを使用して作業を行います。
:ワークシートに各自担当の調べた内容を書いてもらいます。
【復習】ケーススタディ(1)~(4)の内容を振り返り、まとめ直します(120)
【課題】新聞や雑誌、参考書等を参考にグループワーク(分析2)において各自担当している部分を調査する(240)
12●2つ目のケース分析(2)
:実際にPCを使用して作業を行います。
:ワークシートに各自担当の調べた内容を書いてもらいます。
【復習】ケーススタディ(1)~(4)の内容を振り返り、まとめ直します(120)
【課題】新聞や雑誌等を参考にグループワークにおいて各自担当している部分を調査し、中間報告の準備を行います(240)
13●グループワークの中間報告
中間報告(グループ) 
【復習】フィードバックを参考に修正を行います(120)
【課題】追加調査及び最終発表の練習,中間レポートの作成を行います(240)
14●最終発表(グループ)
:最終発表は、グループ間の相互評価を行います。
【課題】発表のフィードバックを参考にレポート作成を行います(300)
15●総括&レポート提出(個人)【復習】授業全体の内容を復習します(240)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
受講態度・ミニッツペーパー(個人・授業内)20%出席した上で、前回の講義で学んだ内容のメインポイントや意見を自分の言葉で説明することができる。
分析結果の発表(グループ)40%分析結果を第三者に分かりやすく説明することができる。
分析結果のレポート提出(個人)40%授業中学習した内容を活用して分析行うことができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を使用します。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『マネジメント研究への招待: 研究方法の種類と選択』須田敏子中央経済社33002147483647
参考URL
1.日経テレコンケーススタディに必要な企業情報や記事等を、日経4紙から検索・収集することが可能となる。
質疑応答
研究室在室時は基本的にいつでも相談可能ですが、事前にメール等で予約をしていただければ確実です。
メールでの質疑応答も、常時対応します。

オフィスアワー:火曜日の2時限~昼休み
研究室:名城公園キャンパス・アガルスタワー2912(9階)
備考
〇双方向的な授業を目指します。教員がレクチャーを続けるだけではありません。受講生に簡単な発言を求めることもありますので、受身の姿勢ではなく、積極的な姿勢が求められます。
〇静穏な授業環境を保つために、講義中の私語および無用な出入り、遅刻は控えてください。
〇授業の冒頭で5分程度を使い、前回授業の確認を行うミニッツペーパーを実施し、成績に反映しますので、遅刻には十分に注意してください。
〇学習状況に応じ、授業計画が変更する可能性があります。
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 23:15:56