開講年度2022
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名ヨーロッパの文化と社会Ⅰ
担当教員白川 茜
学期曜日時限春学期 火曜日 2時限
チームコードriwgdbi
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-165-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP3-3 課題発見力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
ヨーロッパ美術史 -芸術と権力のかかわり-
授業の概要
「芸術と権力のかかわり」というテーマを軸に、西欧芸術がいかなる変遷を経てきたかを明らかにする。芸術が単に鑑賞されるためだけのものではなく、各時代の為政者の権力と密接に関わり、揺れ動くものであったことを理解した上で、芸術とは何か再考する。
授業の到達
目標
古代ギリシャ・ローマ時代から現代に至るまでのヨーロッパの美術史を中心に学ぶ。それによって、芸術のみならずヨーロッパ全体の思想の流れを把握することを目的とする。
春学期では主に、ギリシャ・ローマ時代からルネサンスの時代までの彫刻・建築・絵画を中心にみていく。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusより「講義連絡」機能を利用して、レポート課題による成績・評価の結果を全体へのコメントとしてフィードバックする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
・ シラバスの確認
・ 「芸術(藝術)」という単語の意味
・ 「美術館」とはなにか
【予習】「芸術」という日本語の単語の意味を調べてくる。(30)
2ヨーロッパにおける「芸術」とはなにか
・ 「芸術(art、Kunst)」とはなにか
・ ボードレール『現代生活の画家』、アドルノ『美学の理論』
【復習】配布資料にもう一度目を通す。(30)
3ギリシャ・ローマの芸術と文化(1)
・ 「古典」とはなにか
・ ギリシャ・ローマと一括りにされる理由、「ローマンコピー」とは
【復習】配付資料ヴィンケルマン『ギリシア芸術模倣論』にもう一度目を通す。(30)
4ギリシャ・ローマの芸術と文化(2)
・ 《ペルガモンの大祭壇》がベルリンにある理由
・ 《瀕死のガリア人》からみる「芸術」の役割
【予習】興味のあるギリシャ・ローマ時代の彫刻を自分で探してみる。(30)
5ギリシャ・ローマの芸術と文化(3)
・ ルネサンス期の人びとを魅了した《ラオコーン像》
・ 「ラオコーン」論争
【予習】ラオコーン像についてあらかじめ確認しておく。(30)
6キリスト教と芸術のかかわり(1)
・ キリスト教と「芸術」のかかわり
・ カタコンベの「キリスト」像の変遷からみるキリスト教受容の歴史的経緯
【復習】配布資料にもう一度目を通す。(30)
7キリスト教と芸術のかかわり(2)
・ ビザンティン美術
・ 「イコン」とはなにか、偶像崇拝と「芸術」
【復習】配布資料にもう一度目を通す。(30)
8キリスト教と芸術のかかわり(3)
・ ゲルマン諸族の装飾
・ ロマネスクの宗教美術、聖遺物像、ミニアチュール(細密画)
【復習】配布資料にもう一度目を通す。(30)
9「中世」からの脱却(1)
・ 「ゴシック(ゴート人的)」とはなにか
・ 聖職者たちの手から離れた「芸術」
【予習】ゴシック美術についてあらかじめ自分で確認しておく。(30)
10「中世」からの脱却(2)
・ チマブーエから「西洋絵画の父」ジョットへ
・ ジョットの作品にみられる内面性の描写と劇場的構図
【予習】ジョットの作品《荘厳の聖母》、《聖痕を受ける聖フランチェスコ》、《ユダの裏切り(接吻)》等をあらかじめ自分で確認しておく。(30)
11ルネサンス(1)
・ 「ルネサンス(再生)」とはなにか
・ 平面的表現から三次元的、写実的表現へ
【復習】配布資料にもう一度目を通す。(30)
12ルネサンス(2)
・ 「ヒューマニズム(人間中心主義)」とはなにか
・ ルネサンス最盛期と「パトロン」
【復習】配布資料にもう一度目を通す。(30)
13ルネサンス(3)
・ 「マニエリスム」とはなにか
・ ジョルジョ・ヴァザーリ『美術家列伝』
【予習】マニエリスムに区分される絵画をあらかじめ自分で確認しておく。(30)
14ルネサンス(4)
・ イタリア以外の地域の美術
・ヴェネツィア派、初期フランドル派、北方ルネサンス
【復習】配布資料にもう一度目を通す。(30)
15春学期のまとめ
・ 春学期に配付した資料の確認
【復習】配付資料にもう一度目を通す。(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート課題100%毎回の授業の最後に、授業内容が理解できているかを判断するレポート(5~10行程度)を提出してもらいます。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『各授業ごとに配布するプリント等を資料として使用する。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業後に対応。
備考
授業中の私語、携帯電話の使用は厳禁です。度重なる遅刻や欠席、途中退出を繰り返す場合は受講をお断りすることがありますので注意して下さい。
画像
ファイル
更新日付2022/02/11 12:42:36