開講年度2022
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
薬物作用学Ⅳ/薬物作用学Ⅲ
科目ナンバーA311-474-11
開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
2020年度薬学部医療薬学科6年
2019年度薬学部医療薬学科6年
部門専門  
対象学年3年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 木曜日 1時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)波多野 紀行.村木 克彦(薬効解析学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。


授業の概要
薬物の本質を理解するためには、薬物が生体に与えるメカニズムを理解しなくてはならない。
薬物作用学Ⅳでは、循環器系、内臓平滑筋系、血液凝固・造血系の生理学的特徴を学ぶ。そして、それらの生体組織における代表的な疾患を理解する。さらに、代表的な高血圧症治療薬、虚血性心疾患治療薬、抗不整脈薬、心不全治療薬、平滑筋作用薬、利尿薬、造血薬・止血薬・抗血栓薬の作用機序、副作用について論理的に理解する。これらを通して学習者は、臨床現場で使用されている様々な薬物についての薬理学的知識を修得する。
授業の到達目標
循環器系、内臓平滑筋系、血液凝固・造血系組織の生理学的・組織学的特徴の基本的事項を修得する。そして、それらの生体組織における代表的な疾患の基本的事項についても修得する。さらに、代表的な高血圧症治療薬、虚血性心疾患治療薬、抗不整脈薬、心不全治療薬、平滑筋作用薬、利尿薬、造血薬・止血薬・抗血栓薬の作用機序、副作用について理解し、説明できるようになることを目標とする。これらの学習を通して学習者は、臨床現場で使用されている様々な薬物についての薬理学的知識を活用できるようになる。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、ノート、プリントを読み返して復習すること。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1薬理学とは(薬理学導入教育)
循環器系作用薬Ⅰ-1
高血圧症治療薬の薬理作用について説明できる。
C6-(6)-②-2,3,4、C7-(1)-⑦-1,2,3、C7-(2)-⑤-1、E1-(1)-①-3,4,5、E2-(3)-①-4
2循環器系作用薬Ⅰ-2
高血圧症治療薬の薬理作用について説明できる。
C7-(2)-⑤-1、E2-(3)-①-4
3循環器系作用薬Ⅰ-3
高血圧症治療薬の薬理作用について説明できる。
E2-(3)-①-4、E2-(3)-④-1
4循環器系作用薬Ⅱ
虚血性心疾患の薬理作用について説明できる。
E2-(3)-①-3
5循環器系作用薬Ⅲ
抗不整脈薬の薬理作用について説明できる。
E2-(3)-①-1
6循環器系作用薬Ⅳ
心不全治療薬の薬理作用について説明できる。
E2-(3)-①-2
7循環器系作用薬Ⅴ
低血圧症や肺動脈性高血圧症等の循環器系疾患の薬理作用について説明できる。
E2-(3)-①-4
8平滑筋作用薬
平滑筋作用薬の薬理作用について説明できる。
E2-(1)-①-1,2、E2-(3)-③-4,6,7、E2-(3)-④-1
9腎に作用する薬物Ⅰ
腎臓の生理学的特徴について説明できる。
尿を生成する仕組みについて説明できる。
利尿薬の薬理作用について説明できる。
C7-(2)-②-1、C7-(2)-⑤-1、E2-(3)-③-1
10腎に作用する薬物Ⅱ
利尿薬の薬理作用について説明できる。
C6-(6)-②-5、E2-(3)-③-1、E2-(5)-②-4
11血液・造血系に作用する薬物Ⅰ
造血薬と貧血治療薬の薬理作用について説明できる。
C7-(1)-⑭-1、E2-(2)-②-7、E2-(3)-②-3,5
12血液・造血系に作用する薬物Ⅱ
血液凝固メカニズムについて説明できる。
止血薬・抗血栓薬の薬理作用について説明できる。
C7-(2)-⑨-1、E2-(1)-③-8、E2-(3)-②-1,2,4,5
13血液・造血系に作用する薬物Ⅲ
止血薬・抗血栓薬の薬理作用について説明できる。
E2-(1)-③-8、E2-(3)-②-1,2,4,5
授業の方法・方略
基本的にはパワーポイントを用いた口述講義を行う。
薬理学を苦手とする学生のために、講義中はできる限り平易な言葉を使用する。また、学生が視覚的に理解できるような工夫を凝らしたスライドを用いる。更に、最新の知見を紹介することにより、学生の薬理学に対する興味を引き起こす。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(80%):講義の内容を十分に理解し、講義の到達目標をふまえた上で、設問に対して適切な
解答を作成することができる。
レポート課題(20%):講義の内容を理解し、与えられた課題に対して適切な解答を論述できる。
(フィードバック)定期試験終了後に、解説を含む解答状況に関するコメントを伝えます。
教科書
教材として主にプリント資料を配布する。
詳解薬理学(廣川書店)
参考書
NEW 薬理学(南江堂)
パートナー 薬理学(南江堂)
オフィスアワー
WebCampus を参照して下さい。
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更新日付2022/01/21 16:07:41