開講年度2022
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
早期体験学習Ⅰ
科目ナンバーA212-478-10
開講学科2019年度薬学部医療薬学科6年
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
2021年度薬学部医療薬学科6年
2020年度薬学部医療薬学科6年
2019年度薬学部医療薬学科6年
部門専門  
対象学年2年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 火曜日 3時限 203
春学期 火曜日 4時限 203
春学期 水曜日 3時限 203
春学期 水曜日 4時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態演習
担当者(所属講座)各講座教員
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
人々の健康維持と医療の発展に携わるものとして求められる教養と倫理観とコミュニケーション能力を身につける。


授業の概要
将来医療人を目指す者にとって、薬剤師としての使命や倫理観、人としてのやさしさを身につけておくことが重要である。医療の担い手である薬剤師を目指すものとして、講義、施設見学、ハンディキャップ体験、薬害のSGDを通じて薬剤師としての基本的な資質をはじめ知識、態度の習得を図る。研究室紹介では先輩からのプレゼンテーションを通じて、卒業研究のテーマや学生生活での助言を得る。
授業の到達目標
薬局業務、薬局薬剤師の役割について見学等を通して理解し、薬剤師として臨床現場で求められる知識や態度を学ぶ。地域の保健・福祉と医療との連携について見学等を通して理解する。ハンディキャップ体験では、患者・家族等の心情の理解および配慮の重要性を理解する。これまでに起った薬害を理解すると共に薬害防止や患者救済について考える。研究室紹介では、各研究室の活動内容を理解し、配属講座を選択時の参考を得る。
準備学習(予習・復習など)
SGDを行うため積極的に討議に参加できるよう、各課題について十分に調査し、理解しておくこと。演習後は、SGDの内容を良く整理し、疑問点を残さないようにすること。各回の授業前後に、およそ90分を目安として予・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1【倫理法規】 
倫理規範や法令に則した行動を理解する
B-(1)-5
2【薬局・ドラッグストアに関する調査】 
薬局およびドラッグストアの見学にあたり薬剤師の活動内容について事前に調査およびSGDを行い、充実した見学とするために知識を習得する。
A-(1)-①-1~4,A-(1)-②-1~3,A-(2)-③-1,A-(5)-②-2,B-(4)-①-1,B-(4)-①-3,B-(4)-②-2,B-(4)-②-4,F-(1)-①-1
3【各見学施設に関する調査】 
各種方面で活躍する薬剤師の活動内容について事前に調査およびSGDを行い、充実した見学とするために知識を習得する。
A-(1)-①-1~4,A-(1)-②-1~3,A-(5)-②-2,B-(2)-②-2,B-(2)-②-9,F-(1)-①-1
4【施設見学】
施設見学を通じて患者・生活者への配慮、薬剤師の役割について体感し、“目指す薬剤師像”について自らの考えを具体化する。
A-(1)-①-1~4,A-(1)-②-1~3,A-(5)-②-2,B-(2)-②-2,B-(2)-②-9,B-(4)-①-1,B-(4)-①-3,B-(4)-②-2,B-(4)-②-4,F-(1)-①-1~2
5【施設見学後のまとめおよび発表】
見学内容についてSGDを行い、発表のための資料を作成する。SGDおよび発表を通じて“目指す薬剤師像”に対する考えをさらに醸成すると共に今後の学習意欲の向上に繋げる。
A-(1)-①-1~4,A-(1)-②-1~3,A-(5)-②-2,B-(2)-②-2,B-(2)-②-9,B-(4)-①-1,B-(4)-①-3,B-(4)-②-2,B-(4)-②-4,F-(1)-①-1~2
6【ハンディキャップ体験】
ハンディキャップ体験を通じて患者・家族・生活者の価値観や人間性を理解するとともに、それらに配慮することの重要性を理解する。
A-(2)-③-1,A-(3)-②-2
7【代表的な薬害について理解する】
薬害のDVDを鑑賞し、薬害や重篤な副作用について原因や症状を理解すると共に、さらなる調査およびSGDによって知識を深め、薬害を回避するために必要な手段をまとめる。
A-(1)-③-5~7,B-(2)-②-10
8【研究室紹介】
先輩の研究室紹介を通じて薬学部で行われている研究を理解する。高学年に進む上でのアドバイスを得る。種々の課題を抽出し解決することの重要性を理解すると共に学習に対する目的意識形成を促す。
A-(5)-①-1,A-(5)-②-2,A-(5)-③-1
授業の方法・方略
講義は、配布プリントおよびパワーポイントにより口述講義を行う。薬剤師の活躍を実際に見学し、そこで得た知識および課題に基づいてグループディスカッション(SGD)を行い、その成果を発表する。ハンディキャップ体験では障害疑似体験用具および車椅子を用いて患者や障害者が感じるバリヤーを体験し、ハンディキャップ体験で感じたことをレポートにまとめる。薬害についてはDVDを聴講した後に、SGDを行い、その成果を発表する。SGDは1グループ6-7名とし、すべての学生が参画できるよう配慮する。
成績評価及び
フィードバック方法
レポート(45%)、発表(30%)、実習態度(25%)
レポートでは体験や議論した内容を適切にまとめ、自らの言葉で考察できる。発表および実習態度では体験や議論した内容を適切にまとめるだけでなく、SGDへの積極性や発表資料の見やすさなどについても評価する。
(フィードバック)学期末に最終評価に関する総評を伝えます。
教科書
早期体験学習委員会で作成した資料およびプリント
参考書
スタンダード薬学シリーズⅡ 薬学総論ⅠおよびⅡ、臨床薬学ⅠおよびⅡ(東京化学同人)
これからの社会薬学(南江堂)
オフィスアワー
WebCampusを参照して下さい。
参照ホーム
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更新日付2022/03/24 19:06:14