開講年度2022
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
薬学概論
科目ナンバーA111-476-10
開講学科2019年度薬学部医療薬学科6年
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
2021年度薬学部医療薬学科6年
2020年度薬学部医療薬学科6年
2019年度薬学部医療薬学科6年
部門専門  
対象学年1年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 金曜日 3時限 楠元4201講義室
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)村木 克彦(薬効解析学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
人々の健康維持と医療の発展に携わるものとして求められる教養と倫理観とコミュニケーション能力を身につける。


授業の概要
薬は、国民の健康を守るための法・制度の下で厳密な規制を受けながら社会に流通する商品であるが、その使用を誤れば死を招く事もあるという生命関連性を持つ点で、通常の消費材の商品とは異なる。従って、医薬品とこれを扱う専門職能人としての薬剤師には、医療人としての倫理観と使命感が要求される。薬学教育6年制の実施に伴って薬学教育研究は大きく変化し、医療の分野でも、医薬分業が進展して「医療の担い手」としての病院薬剤師、保険薬局薬剤師などの薬剤師の職能と社会的な責務は著しい変貌を遂げつつある。このような状況下において、初めて薬学を学ぶ学生は「薬学の全体像」をできるだけ早急に把握すると共に薬学の使命及び医薬品の本質について的確な認識を持つことが出来るよう、薬剤師の多様な職能についてオムニバス形式の講義により学ぶ。
授業の到達目標
薬学の全体像、薬学の使命、医薬品の本質について的確な認識を持ち、その概要を説明できること、
及び、薬剤師の多様な職能、チーム医療における薬剤師の役割りなどについて、その概要を説明できることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている授業内容及び到達目標について、各自で参考資料を検索して予習すること。受講後はプリント、ノートを読み返して復習し、参考資料等で知識の確認を行うこと。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1早期体験学習(新入生研修会、薬学部教職員)A-(1)-②-1, A-(1)-④-4, A-(5)-②-2
2早期体験学習(新入生研修会、薬学部教職員)A-(1)-②-1, A-(1)-④-4, A-(5)-②-2
3これからの医療と倫理について概説できる(村木)A-(1)-②-1,2,6, A-(1)-④-3,4, A-(2)-①-4, A-(2)-④-1~3, A-(4)-1,2, A-(5)-①-3,5, A-(5)-②-1, B-(2)-①-7
4医薬品合成と医薬品開発について概説できる(安池)A-(1)-②-2,4,5, A-(1)-③-1~7, A-(2)-④-1~3, A-(5)-①-1, A-(5)-②-2, B-(2)-②-2,3
5薬物の体内動態について概説できる(鍋倉)A-(1)-②-2,3,4, A-(1)-④-2,4, A-(5)-②-2
6依存性と薬害(喫煙)について概説できる(稲垣)A-(1)-②-6
7薬物乱用について概説できる(櫨)A-(1)-②-3,7, A-(5)-②-2, B-(2)-③-2
8薬剤師の使命と果たすべき役割、地域における薬局と薬剤師の役割について概説できる(外部講師)A-(1)-①-4, A-(1)-②-2,3,6,7, B-(4)-①-1,2,3,4,5,6, B-(4)-②-1,2,3,4,5
9チーム医療の意義と必要性について概説できる(薬学部歯学部合同講義、松浦および薬学部歯学部教員)A-(1)-①-3. A-(3)-①-9, A-(4)-1~5
10チーム医療の意義と必要性について概説できる(薬学部歯学部合同講義、松浦および薬学部歯学部教員)A-(1)-①-3. A-(3)-①-9, A-(4)-1~5
11薬害について概説できる(薬害被害者の講演会、外部講師(加藤担当))A-(1)-③-1,6, A-(3)-②-2
12途上国支援と薬剤師(海外医療支援における実践)について概説できる(鬼頭)A-(1)-①-1~7, A-(1)-②-1,8, A-(1)-③-1, A-(1)-④-4, A-(2)-①-1, 3,4, A-(2)-④-1~3, A-(3)-①-1~9, A-(4)-1~5, , A-(5)-①-1~5, A-(5)-②-1,2, A-(5)-③-1,2
13薬剤師のコミュニケーション能力の重要性と、自己研鑽及び生涯学習の重要性について概説できる(河原)A-(3)-①-1,2,3,4,9, A-(3)-②-1, A-(4)-①-1,2,3, A-(5)-③-1, A-(4)-③-1
授業の方法・方略
授業は、配布プリントとパワーポイントを使用し口述講義を行う。新入生研修会ではスモールグループディスカッションを取り入れ、学生の主体的学習態度を涵養する。薬学部歯学部合同講義では、PBLを行う。また、毎回、講義内容に関するレポートを提出させる。
成績評価及び
フィードバック方法
レポート試験(100%、適切にまとめ、正しい日本語で記述できる)。フィードバック:学期末に最終評価に関する総評を掲示します。
教科書
配布プリント
参考書
社会薬学 (南江堂) 新・薬学概論 (廣川書店)
オフィスアワー
各担当教員のWebCampusを参照してください。
参照ホーム
ページ
画像
ファイル
更新日付2022/01/21 14:35:42