開講年度2022
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名嚥下障害総論・各論
担当教員牧野 日和
学期曜日時限春学期 水曜日 4時限
チームコード80dzie4
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーZ331-513-09

関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
摂食嚥下障害概説
授業の概要
摂食嚥下の基本を学び,応用学習に備える
(重度心身障害児施設、保健所、病院、老人保健施設、その他の社会福祉施設等において小児から高齢期に至るまでの摂食嚥下障害等の臨床業務~言語聴覚療法~に携わった教員による講義です。日本言語聴覚士協会認定資格~摂食嚥下障害領域~、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士を有した教員です)
授業の到達
目標
摂食・嚥下障害児者のリハビリテーションを理解し,技術を身に付ける.
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験、口頭試験などをおこなう。フィードバックは講義時間内か次のタイミングで行う
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
実例を多く取り入れた解説や実技演習を取り入れる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
11. 摂食, 咀嚼, 嚥下
a 摂食・嚥下のメカニズム
(5期モデル, プロセスモデルなど)
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
2b 咀嚼・嚥下・呼吸の神経・筋機構
1) 末梢神経機構
2) 中枢神経機構
3) 嚥下関連筋群
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
3c 嚥下の年齢的変化
1) 新生児・乳児
2) 小児
3) 成人
4) 高齢者
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
42. 嚥下障害の発症のメカニズム
a 嚥下器官の解剖・生理
b 嚥下障害の原因と分類
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
52. 嚥下障害の発症のメカニズム
c 嚥下障害の病態と症状 (誤嚥など)
d 嚥下障害の合併症 (嚥下性肺炎など)
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
63. 検査・評価
a 摂食観察
b 音声・構音検査
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
73. 検査・評価
c 簡易検査 (反復唾液嚥下テスト, 改訂水飲みテスト, 食物テスト, 頸部聴診法など)
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
83. 検査・評価
d 嚥下内視鏡検査 (VE)
e 嚥下造影検査 (VF)
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
93. 検査・評価
f その他の検査 (超音波検査, 嚥下圧検査, 筋電図など)
g 嚥下機能検査におけるリスクと対策
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
104. 嚥下障害の治療・訓練
a 治療・訓練の適応
b 間接訓練 (基礎的訓練)
1) 機能的アプローチ
2) 呼吸・排痰訓練
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
11c 直接訓練 (摂食訓練)
1) 食物形態, 姿勢など
2) 機能訓練
3) 代償的訓練
d 目標設定
1) 予後因子
2) 短期目標・長期目標
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
12e 家族指導, 患者・家族に対するカウンセリング
f 嚥下訓練のリスクと限界
g 嚥下障害の手術的治療
1) 嚥下機能改善手術
2) 誤嚥防止手術
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
13h 代替栄養法
1) 経静脈栄養
2) 経腸栄養
i チームアプローチ
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
14j 訓練実施上の留意点
1) 救急法の基礎知識
2) 呼吸・姿勢保持・認知機能の障害と嚥下機能との関連
3) 口腔・咽頭の衛生・管理 (吸引を含む) ・口腔ケア
4) 患者の味覚・嗜好
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
155. 気管切開患者への対応
a 気管切開後状態の理解 (音声・嚥下)
b 各種気管切開チューブ (気管カニューレ) についての基礎知識
c 気管切開患者の管理 (気管吸引など)
d リハビリテーション
【予習】シラバスを読み関連する情報に興味を持つ(20)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%100点満点に換算する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『摂食嚥下リハビリテーション』才藤栄一医歯薬出版7600978-4-263-44447-4
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』
参考URL
1.なし
質疑応答
講義中随時
オフィスアワー:月曜日から木曜日
備考
画像
ファイル
更新日付2022/03/10 17:03:49