開講年度2022
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名リハビリテーション医学
担当教員辰巳 寛
細江 浩典
学期曜日時限春学期 木曜日 5時限
チームコード1ca1vty
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーZ231-591-01
Y231-591-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
リハビリテーション医療における障害病態の評価と治療
授業の概要
急性期病院でのリハビリテーションの実務経験のある理学療法士,および言語聴覚士による講義である.
医療リハビリテーションの目的と、運動器疾患、神経筋疾患、内科疾患の重要性を理解する。
幅広くリハビリテーション医学を理解し、チーム医療を提供するために必要なセラピストとしての基礎知識を習得する。
授業の到達
目標
リハビリテーションの理念を理解し、運動器や内部臓器の正常機能、各種運動器疾患や内部障害の病態、評価、予防、リハビリを理解する。
リハ診療の実際と障害病態の生理と評価・治療に関する技能を習得し、各疾患に対する適切なリハビリテーションのプログラムを立案・実行できるようなる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
受講態度に対するコメント、試験の出題意図・解答状況に関するコメント、今後の学修に関するアドバイスなど、成績発表後1週間以内に学生の要望に応じて個人的に対応する。
使用言語
日本語を使用する
実務経験をいかした教育内容
臨床現場で蓄積された知見や技法をわかりやすいスライドにまとめ,実際の臨床場面の動画を供覧しながら,実践的内容の講義を行う.
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
11)リハビリテーション医学総論
・リハビリテーションの理念と障害概論
・リハビリテーション医学の対象と方法
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
22)リハビリテーション診療の実際とADL評価
臨床現場の実際と日常活動レベルの評価について学びます
・検査と評価
(1)神経学的評価
(2)運動の評価と分析
(3)ADL評価とQOL
(4)生理的検査
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
33)さまざまなリハビリテーションの理論と実際
・教育リハビリテーション
・職業リハビリテーション
・社会リハビリテーション
・地域リハビリテーション
・医療リハビリテーション
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
44)医療リハビリテーション
<治療総論>
・ゴールとプログラムの設定
・リスク管理
・チームアプローチ
【予習】リハビリテーションの理論と実際について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの理論と実際について理解を深める(30)
55)医療リハビリテーション
・理学療法PT
・作業療法OT
・言語聴覚ST
・物理療法
・補装具および福祉機器(自立支援機器を含む)
【予習】リハビリテーションの理論と実際について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの理論と実際について理解を深める(30)
66)各種疾患・障害のリハビリテーション
・脳損傷(脳血管障害、頭部外傷)
・末梢神経障害(顔面神経麻痺、内耳性めまいなど)
・脳性麻痺
【予習】リハビリテーションの理論と実際について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの理論と実際について理解を深める(30)
77)各種疾患・障害のリハビリテーション
・筋疾患(筋ジストロフィーなど)
・変性障害(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症など)
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
88)医療リハビリテーションの各論
呼吸器疾患に伴う障害と理解
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
99)医療リハビリテーションの各論
発達障害の評価と治療
小児期の学習障害や先天性疾患に伴う発達障害
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
1010)医療リハビリテーションの各論
脳血管障害のリハビリテーション
脳出血や脳梗塞等に伴う後遺障害の内容を理解
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
1111)医療リハビリテーションの各論
脊髄損傷のリハビリテーション
頸椎から腰椎までに至る部位で生じる障害とリハビリ
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
1212)医療リハビリテーションの各論
パーキンソン病と変性疾患のリハビリテーション
パーキンソン病の運動障害と言語障害の理解
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
1313)医療リハビリテーションの各論
生活習慣病と内部障害・自己免疫疾患・膠原病(関節リウマチなど)へのリハビリテーション
糖尿病などからくる運動.認知障害の内容の理解
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
1414)医療リハビリテーションの各論
骨折・疼痛関連および悪性腫瘍のリハビリテーション
外傷性要因などに起因するさまざまな痛み現象を理解
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
1515)医療リハビリテーションの各論
脳性麻痺・筋ジストロフィーへのリハビリテーション
先天性疾患などによる脳・筋障害の病態理解とリハビリ
【予習】リハビリテーションの基礎概論について確認する(30)
【復習】リハビリテーションの基礎概論について理解を深める(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80%国家試験レベルの選択肢問題を50問実施する.
レポート提出20%講義のなかで特に重要となる分野についてはレポート課題を行う.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『リハビリテーション医学 第2版』米本恭三医歯薬出版6200978-4-263-21284-4
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に紹介します』
参考URL
1.授業中に提示する
質疑応答
研究室にて随時受け付ける。
備考
言語聴覚士国家受験資格取得のための必修科目。
画像
ファイル
更新日付2022/01/20 11:32:29