開講年度2022
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名一般実験演習Ⅰ(心理学実験Ⅲ)/一般実験演習Ⅰ
担当教員高木 浩人
榊原 雅人
日野 麻衣
松岡 弥玲
学期曜日時限春学期 木曜日 3時限
チームコードfwgocot
科目区分必修
授業形態演習
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーY212-841-05
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Y-DP2-1 科学的視点の形成(知識) ◎
Y-DP2-2 科学的視点の形成(技術) ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
心理学の実験演習
授業の概要
一般実験演習Iは、基礎実験演習を履修した上で受講する実験演習コースである。このコースでは、基礎実験演習コースよりもさらに自発的な態度で取り組むことが必要であり、実験の内容についても参加する学生諸君の創意と工夫が要請される。具体的な演習プログラムは、4つの領域(認知・行動、発達・教育、人格・臨床、社会・産業)について、次のようなテーマで行っていく。学生諸君は、1つの領域を3週間かけて実験演習を行い、半年間で4領域をすべて履修していくことになる。
授業の到達
目標
4領域の実験演習について理解を深めること。これらを通して、実験の計画立案について理解し、統計に関する基礎的な知識について概要を説明できるようになること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション:実施内容、方法についての説明【復習】授業の全体について確認(30)
2認知・行動:「反応時間データの測定」
負荷の異なる3種の反応時間課題を実施
【予習】反応時間(reaction time)について調べておくこと(90)
【復習】授業で配布されたデータ表をもとに平均値と標準偏差を算出しグラフを作成してくること(90)
3認知・行動:「反応時間データの分析」
反応時間データ(条件ごとの差)の統計的判断
【予習】平均値が3つ以上あるときの統計的検定について調べておくこと(90)
【復習】指定のソフトウエアを使って分散分析を実施し、その出力結果を印刷してくること(90)
4認知・行動:「分析結果の考察とレポート作成」
処理資源についての考察
【予習】作成したグラフをもとに、反応時間の変化がなぜ生じたのかあらかじめ考えておくこと(90)
【復習】レポートを作成するとともに、次回以降の領域について予め調べておくこと(90)
5レポートの書き方【復習】レポートの書き方の確認(30)
6発達・教育:発達心理学研究における観察法①理論と技法についての概要【復習】観察法を用いた発達心理学研究の文献を調べる(60)
7発達・教育:発達心理学研究における観察法②観察法の実践と分析方法【復習】授業で実践した課題についての分析(60)
8発達・教育:発達心理学研究における観察法③研究結果のまとめ方【課題】レポートの作成(120)
9人格・臨床:カウンセリングⅠ。基本的態度を学ぶ。① 【復習】テキストを読む(10)
10人格・臨床:カウンセリングⅠ。基本的態度を学ぶ。②【復習】練習逐語記録の清書 (20) 
【課題】カウンセリング実習内容の準備(10)
11人格・臨床:カウンセリングⅠ。基本的態度を学ぶ。③【課題】カウンセリング実習レポート作成(90)
12社会・産業:集団過程のシミュレーション①個人意思決定と集団意思決定を実施【復習】集団意思決定を体験して感じたこと等を確認(30)
13社会・産業:集団過程のシミュレーション②個人意思決定と集団意思決定を比較検討【復習】個人決定と集団決定の違いについて検討(30)
14社会・産業:集団過程のシミュレーション③①とは異なるタイプの意思決定課題について個人決定と集団決定を実施、集団意思決定研究についての講義【課題】レポートの作成(90)
15質問紙への回答【復習】質問紙に回答して考えたこと、感じたことを確認(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート70%各課題について適切なレポートが作成できているか。
参加態度30%実験演習に積極的に取り組めているか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
各教員のオフィスアワー。
備考
授業計画の順番は班によって異なる。
一般実験演習Ⅰ(春学期)2単位と一般実験演習Ⅱ(秋学期)2単位、合わせて4単位が必修科目である。
画像
ファイル
更新日付2022/02/03 15:51:53