開講年度2022
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名日本語の教育Ⅰ
担当教員三木 理
学期曜日時限春学期 火曜日 1時限
チームコードs7duqh2
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーN331-139-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
N-DP1-1 文化説明能力の修得 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本語を外国語として教えるための知識を身につける。
授業の概要
外国人に日本語を教えるには、単に「日本語を知っている」「日本語が話せる」だけではうまくいきません。日本語を一言語として客観的に捉える姿勢(学習者の立場で考える、ということ)、言語教育に関する知識と技術、様々な関連項目を幅広く身につける必要があります。これらについて解説していく予定です。毎回課題を出しますので、授業中に提出してもらいます。予備知識は特に必要とはしませんが、日本語教育のみならず、言語教育や言語そのものに興味を持つ人の受講を歓迎します。
授業の到達
目標
日本語を外国語として教えるための知識を身につけ、実践の際に役立てることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
期末試験終了後に、試験の解答状況と最終評価に関する説明を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1授業の進め方と諸注意
・本授業の内容と注意事項について説明します。
[予習]シラバスを読み、本授業の内容をあらかじめ把握する。(60)
[復習]授業全体について確認する。(150)
2日本語教育の現状
・日本語教育の現状について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語教育の現状について把握する。(60)
[復習]日本語教育の現状について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
3世界の中の日本語1(世界の諸言語)
・世界の諸言語の系統と種類について、どのようなものがあるか説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、世界の諸言語について把握する。(60)[復習]世界の諸言語について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
4世界の中の日本語2(日本語の特徴-他言語との比較、対照)
・日本語のさまざまな特徴について、他言語と比較、対照しながら明らかにします。そして改めて日本語とはどのような言語か、考えていきます。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語の特徴について把握する。(60)
[復習]日本語の特徴について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
5日本語に関わる試験1(学習者向け)
・日本語能力試験(JLPT)など、日本語学習者が受験する試験について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、JLPT等について把握する。(60)
[復習]JLPTについて授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
6日本語に関わる試験2(日本人向け)
・日本語教育能力検定試験など、日本語教師(志望者)が受験する試験について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、教育能力試験について把握する。(60)
[復習]教育能力試験について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
7日本語教育の歴史1
・日本語教育の歴史について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語教育史について把握する。(60)
[復習]日本語教育史について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
8日本語教育の歴史2
・引き続き、日本語教育の歴史について、特に最近の変遷について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、日本語教育史について把握する。(60)
[復習]日本語教育史について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
9外国語教授法1
・様々な外国語教授法について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、外国語教授法について把握する。(60)
[復習]外国語教授法について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
10外国語教授法2
・引き続き、様々な外国語教授法について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、外国語教授法について把握する。(60)
[復習]外国語教授法について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
11第二言語習得1
・多くの学習者は、日本語を母語(第一言語)ではなく、第二言語として習得します。その第二言語習得の理論について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、第二言語習得について把握する。(60)
[復習]第二言語習得について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
12第二言語習得2
・第二言語習得に関する学習者の要因(内的・外的)について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、第二言語習得について把握する。(60)
[復習]第二言語習得について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
13第二言語習得3
・第二言語習得に関する様々な研究事例について説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、第二言語習得の研究事例について把握する。(60)
[復習]第二言語習得の研究事例について授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
14コースデザイン
・日本語を教えていくための「計画書」に相当する、コースデザインについて説明します。
[予習]文献や諸資料を参照し、コースデザインについて把握する。(60)
[復習]コースデザインについて授業内容を確認し、必要に応じて文献や諸資料を参照し、理解を深める。(150)
15ここまでのまとめ
・ここまでの授業内容について、試験形式で復習します。
[予習]前回までのプリントを熟読し、内容について確認する。(300)
[復習]問題に出てきた内容を含め、これまでの授業内容を確認し、理解を深める。(360)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験50%試験の各設問に対して、的確な解答が書けているかどうか。授業内容が理解できているかどうか。
授業参加度25%授業後に実施する課題について、的確な解答が書けているかどうか。授業内容が理解できているかどうか。
授業態度25%授業に積極的に参加する態度が見られるかどうか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中プリントを配布します』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日本語教育実践』鮎澤孝子編凡人社1900978-4-89358-878-4
2.『日本語教育法概論』東海大学留学生教育センター編東海大学出版社2800978-4-486-01665-3
参考URL
質疑応答
原則として授業終了後に教室で対応します。メールやチャットでの質問は随時受け付けます。良い質問については授業でも取り上げたいと思います。
備考
・上記以外の参考文献については、授業時に適宜紹介します。
・授業中の私語は厳禁します。私語は講師ならびに他の受講者に対する重大かつ悪質な妨害行為です。
・上記評価方法は、コロナ禍による授業形態・試験方法の変更による、変わることがあります。
画像
ファイル
更新日付2022/02/08 15:20:00