開講年度2022
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名日本史基礎講読B-Ⅰ
担当教員中川 すがね
学期曜日時限春学期 火曜日 2時限
チームコードujy71ih
科目区分選択
授業形態演習
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH231-162-05
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
H-DP1 文献・資料の分析・活用法の修得 ◎
H-DP2 論理的思考の訓練 ◎
H-DP3 現代的問題へのアプローチ ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
近世の活字史料の検索と読解を基礎から学び文書読解能力を向上させる。
授業の概要
本授業は歴史学科のカリキュラム・ポリシーに定める教育方法の内最も基礎となる文献・資料の分析・活用の修得を主内容とする科目群の一つである。近世史を考える基礎となる近世史料は時代・地域・内容により多様である。この講読では、受講生の関心に従って各々がテーマを設定し、関係する活字史料を探してテキストとし、それに関する発表を行う。受講生が多い場合はグループ発表とする。史料については全員で少しずつ読み進める「輪読形式」で読解する。また史料検索のための方法を習得し授業時間外で学外の史料保存機関の見学も行う。
授業の到達
目標
1 自分の興味のあるテーマの活字史料を図書館やウェブにおいて検索し、自力で集めることができる。
2 近世の活字史料の多様さを理解し、その背景や性格の違いについて説明できる。
3 近世の活字史料を辞書などを使って読解できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内の特定の日に希望者に対して研究室で答案を返却する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1授業のオリエンテーションと自己紹介。簡単な実力テスト。この授業での目標を各人が立てる(90分)。
2近世活字史料を読んで文体や形式の多様性を理解しその読解法を学ぶ。配布された近世活字史料の読解を辞書等で調べて予習する。その際には前回の授業の見直しと史料の参照が必要である(90分)。
3近世活字史料を読んで文体や形式の多様性を理解しその読解法を学ぶ。配布された近世活字史料の読解を辞書等で調べて予習する。その際には前回の授業の見直しと史料の参照が必要である(120分)。
4近世活字史料を読んで文体や形式の多様性を理解しその読解法を学ぶ。配布された近世活字史料の読解を辞書等で調べて予習する。その際には前回の授業の見直しと史料の参照が必要である(120分)。
5施設オリエンテーション(歴史学科共同研究室)と史料検索。各人が中川研究室を訪問して面談して興味のある近世史料を探す(240分)。
6施設オリエンテーション(図書館)と史料検索。各人が中川研究室を訪問して面談して興味のある近世史料を探す(240分)。
7史料の発表方法について学ぶ。各人が興味のある分野での史料の所在目録を作成する(120分)。
8各人が自分の選んだテーマとそれに関する史料の所在について発表する。各人が興味のある分野での史料の所在目録を作成して発表する史料を選ぶ(120分)。
9各人が選んだ史料に関する発表を行い、司会・質疑の方法を学ぶ。各人が選んだテーマに基づきレジュメを作成し発表の準備を行う(180分)。
10各人が選んだ史料に関する発表を行い、司会・質疑の方法を学ぶ。各人が選んだテーマに基づきレジュメを作成し発表の準備を行う(180分)。
11各人が選んだ史料に関する発表を行い、司会・質疑の方法を学ぶ。各人が選んだテーマに基づきレジュメを作成し発表の準備を行う(180分)。
12各人が選んだ史料に関する発表を行い、司会・質疑の方法を学ぶ。各人が選んだテーマに基づきレジュメを作成し発表の準備を行う(180分)。
13学外での史料所蔵機関での学外実習の説明。事前研究をグループで実施しレジュメ等を作成する(240分)。
14学外実習の事前調査を発表する。学外での史料所蔵機関での実習(授業時間外に実施 360分)。
15試験と正答解説および授業の総括。これまで授業で取り扱った活字史料を復習して理解を深める(120分)。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
試験60%近世の活字史料を読解し、意味を取ることができる。
授業内発表および参加態度40%授業内の発表において課題を遂行し、質疑応答に積極的に参加できる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『増訂近世古書解読字典』林英夫監修・若尾俊平ほか編柏書房34184760100032教科書として使用するので必ず購入のこと
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用』
参考URL
1.授業で紹介
質疑応答
授業後、あるいは火曜4限のオフィスアワー等で3号館4階3419研究室において常時対応するが、学生は前日までにteamsまたはメールで予約を取って研究室を訪問すること。
備考
授業時間外に学外の史料所蔵機関で実習を行うので、必ず参加すること。ただしコロナの状況次第ではとりやめ、延期することがある。その場合は各人の発表を行う。
画像
ファイル
更新日付2022/01/27 14:16:39