開講年度2022
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2021年度薬学部医療薬学科6年
2022年度心理学部心理学科
2018年心身科学部心理学科
2022年度総合政策学部総合政策学科
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
2021年度文学部グローバル英語学科
2021年度文学部英語英米文化学科
科目名課題解決型演習Ⅱ
担当教員西脇 正倫
学期曜日時限春学期集中 その他 集中
チームコードlvi5pbp
科目区分その他
授業形態演習
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーQ132-861-04









関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
地域社会の持続と活性化を担保するための基礎知識と課題解決スキルの基本を学ぶ
授業の概要
現代日本の地域社会の持続と活性化に資する人材育成のために、能動的に地域課題に対応するための基礎的な都市計画知識および都市の歴史的推移と我が国の現代の都市計画と国策に関する基礎知識を学び、地域社会の課題解決に必要なスキルを地域社会課題解決シミュレーションを通して学ぶ。
授業の到達
目標
①日本を中心とした都市の発生と変遷の歴史に関する概説的な知識の習得
②日本の都市の問題・課題の掌握
③国策として展開されている地域社会維持・活性化のための都市計画的手法の理解
④地域社会の課題解決シミュレーションを通した課題解決フロー、スキルの習得
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
フィードバックは教員個人のメールへの問い合わせとする。
対応する質問内容は評価ポイント(出席+態度/授業内演習評価/試験得点)ごとの個人およびチーム評価についてとする。
フィードバック内容については原則非公開とする。
受講生への答案返却は行わない。ただし、要望のある場合は学期期間中は対応する。
演習評価は発表時に口頭で行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
教員は技術士(建設部門 都市及び地方計画)であり、全国の都市、商店街におけるコンサルティング実務を行っている。また名古屋市名東区藤薫香地区の「藤が丘まちづくり推進協議会」顧問として当該地区においてまちづくり支援を実施している。これらの実務経験を前提に、実践可能なスキルを獲得できる教育内容になっている。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1①ガイダンスとチームづくり:授業スケジュールと授業目的、授業形態を理解し、チームを形成する。
現代都市、地域社会に関する問題提起。
予習:シラバスの精読と講義の流れの理解(120)
復習:講義の流れの確認と、視察日程の確保、都市と地域社会の今日的課題に関するイメージづくりを行う(120)
2②都市の発生と変遷:都市の基本概念、発生、ヨーロッパ、中国、日本の都市の現代至る変遷についての概論を学ぶ。第2講復習:各地区の都市の基本概念の際と共通性の整理(120)
第3講予習:我が国の近代の歴史について概要の見直し(中・高等学校での学習)を行う(120)
3③日本の都市:明治時代以降の我が国の都市の変遷についての概論を流通・交通・人口の視点から学ぶ。第3講復習:近代から現代にかけての日本の都市の変遷を左記視点から整理する(120)
第4講予習:コミュニティについて基本概念を収集する(120)
4④コミュニティ概論:コミュニティについて、ムラ社会とマチ社会における違いに留意しながら概論を学ぶ。第4講復習:ムラ社会、マチ社会の違いに着目して現代の都市コミュニティの特徴について整理する(120)
第5講予習:都市計画の語義、フレームについて周知しておく(120)
5⑤都市計画の基礎知識:現代都市を理解するために必要な都市計画上の基礎知識(用途地域、建蔽率・容積率、地区計画、市街地整備事業、エリアマネジメント等)について学ぶ。第5講復習:都市計画について体系的に整理を行う(120)
第6講予習:清水学区について可能な範囲で情報収集を行う(120)
6⑥地域属性分析(1) (事例;清水学区):名城公園キャンパスが立地する名古屋市北区清水学区を事例に、現代の都市のコミュニティがもつ問題を分析する。この回は地区概要の概説。第6講復習:提供される地区情報の再整理を通して清水学区の概況を掌握する(120)
第7j講予習:提供されるアンケ―ト調査の読み込みを行う(120)
7⑦地域属性分析(2) (事例;清水学区):名城公園キャンパスが立地する名古屋市北区清水学区を事例に、現代の都市のコミュニティがもつ問題を分析する。この回は既存アンケート調査による地区問題を分析する。第7講復習:アンケート結果を整理し、現況について理解する(120)
第8講予習:マップなどから地区の地勢、土地利用を掌握しておく(120)
8⑧地域属性分析(3) (事例;清水学区):名城公園キャンパスが立地する名古屋市北区清水学区を事例に、現代の都市のコミュニティがもつ問題を分析する。この回は地区踏査(状況によってはWeb踏査)を行う。第8講復習:踏査メモを整理し、地区の属性や問題点を整理する(120)
第9講予習:これまでの学習から自分なりの地区問題、課題の想定をおこなう(120)
9⑨地域属性分析(4) (事例;清水学区):名城公園キャンパスが立地する名古屋市北区清水学区を事例に、現代の都市のコミュニティがもつ問題を分析する。この回は課題の抽出を行う。第9講復習:地区現況、問題点、課題、あるべき姿の関係を整理する(120)
第10講予習:課題を遂行するための提案を考える(120)
10⑩地域属性分析(5) (事例;清水学区):名城公園キャンパスが立地する名古屋市北区清水学区を事例に、現代の都市のコミュニティがもつ問題を分析する。この回は課題解決の提案を行う。第10講復習:課題遂行提案を比較し、それぞれの関係について整理をする(120)
第11講予習:藤が丘地区についてこれまでの地域属性分析の流れに従い、可能な情報収集を行う(120)
11⑪地域課題解決シミュレーション(1) (事例;藤が丘地区):藤が丘地区の属性分析を行う。配布されるデータ(一部は自ら収集)をもとに現況を分析第11講復習:配布データの整理、再確認を行う(120)
第12講予習:あるべき姿についてイメージを構想する(120)
12⑫地域課題解決 シミュレーション(2) (事例;藤が丘地区):藤が丘地区の成立と変遷の歴史についての概説および新たな状況から将来像の作成を行う。第12講復習:時系列の変遷を整理するとともに、現況、将来のありようについて検討する(120)
第13講予習:将来のありようと現況のギャップを整理する(120)
13⑬地域課題解決 シミュレーション(3) (事例;藤が丘地区):藤が丘地区の望まれる将来イメージを実現するための問題と課題の抽出を行う。第13講復習:問題、課題、将来イメージとの乖離について整理する(120)
大14講予習:上記乖離を埋めるための方略について想定する(120)
14⑭地域課題解決 シミュレーション(4) (事例;藤が丘地区):藤が丘地区の課題解決のためのまちづくり提案を行う。第14講復習:提案を整理し、発表用のレジメを完成させる(120)
第15講予習:プレゼンテーションの準備(発表、質疑応答)を行う(120)
15⑮課題解決提案発表:藤が丘中央商店街振興組合、藤が丘まちづくり協議会関係者を招いて発表を行い、講評を受ける第15講復習:講義全体の内容を再確認し、自ら目標にどの程度到達したかを評価する。報告書を完成させる。(240)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
事業参加の積極性30出席数/授業参加度/チーム内役割分担
問題分析、課題抽出の妥当性25使用資料数、資料から問題・課題抽出へのアプローチの妥当性・整合性
提案の独創性15課題解決のための提案の新奇性
提案の妥当性15課題解決における提案の妥当性・効果
提案の合理性15提案実施のための活動の側面化/時間的・費用的合理性
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『書籍テキストは使用せず必要に応じて資料を提供』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『書籍資料は使用せず必要に応じて作成資料を提供する』
参考URL
1.名古屋市の人口名古屋市の公式HP
2.自由が丘オフィシャルガイドウェブ自由が丘商店街の公式HP
3.都市計画国土交通省HP
質疑応答
授業に関する質問は、第1回講義で教員が指定するメールアドレスおよび電話番号に連絡すること。
備考
必須ではないが春学期に開講している課題解決型演習Ⅱを受講していることが望ましい。また、春学期水曜日2限開講の地域ビジネス論は、本事業と異なる側面から商店街活動等を捉えているため、合わせて受講することで立体的な見識、スキルの獲得が可能になる。
各講義で使用する資料は当日のみの配布が前提。いかなる理由であっても後日の個別配布は行わない。
画像
ファイル
更新日付2022/02/01 14:57:05