開講年度2022
開講学科2021年度薬学部医療薬学科6年
2020年度薬学部医療薬学科6年
科目名化学Ⅰ A
担当教員吉村 正宏
学期曜日時限春学期 水曜日 3時限 4201
チームコードt7i4xkb
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB111-420-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
薬-DP2 薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
専門科目への橋渡し
授業の概要
薬学専門科目を学ぶ上で必要となる化学の基礎知識を身につけることを目的とします。高校の化学において理論・計算といわれている分野を分かりやすく解説します。毎回、授業内容についての宿題を課します。復習をしっかりすることを心がけて下さい。
授業の到達
目標
この授業では、高校の化学の内容を踏まえながら、原子の構造、電子配置、化学結合、化学反応式、酸と塩基、酸化と還元、緩衝作用について説明できるようになります。単位の換算、物質量、溶液の濃度、pHの計算ができるようになります。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
指定した期間に、評価内容を研究室にて開示します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【ガイダンス】
・春学期の授業の進め方を確認する。
・薬学教育の中での化学の位置付けを理解する。
【復習】授業の進め方を確認する。配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
2【原子の構造】
・原子の構造を説明できる。
・同位体・放射性同位体を説明できる。
・準備教育(5)① (教科書第1章1.1)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
3【原子の電子配置】
・原子の電子配置を説明できる。
・周期表と原子の諸性質を説明できる。
・準備教育(5)① (教科書第1章1.2、1.3)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
4【化学結合】
・共有結合、イオン結合、配位結合、金属結合を説明できる。
・分子の極性について説明できる。
・準備教育(5)② (教科書第1章1.4)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
5【原子量、分子量】
・相対原子質量と原子量を説明できる。
・分子量・式量を計算できる。
・準備教育(5)① (教科書第2章2.1)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
6【化学反応式】
・化学反応式が書ける。
・化学反応式の量的関係を説明できる。
・準備教育(5)③ (教科書第2章2.2)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
7【物質量】
・モルを定義できる。 
・物質量、質量、体積を計算できる。
・準備教育(5)③ (教科書第2章2.2)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
8【溶液の濃度①】
・体積モル濃度、質量パーセント濃度を計算できる。
・質量対容量パーセント濃度を計算できる。
・準備教育(5)③ (教科書第2章2.3)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
9【溶液の濃度②】
・溶液の濃度をppm、ppbで表示できる。
・種々の濃度表記間の換算ができる。
・準備教育(5)③ (教科書第2章2.3)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
10【溶液の濃度③】
・溶液の希釈時や混合時の濃度計算ができる。
・準備教育(5)③ (教科書第2章2.3)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
11【酸と塩基①】
・酸と塩基を定義できる。
・酸と塩基の強弱の指標を説明できる。
・準備教育(5)③ (教科書第2章2.4)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
12【酸と塩基②】
・酸・塩基平衡の概念を説明できる。
・電離度、解離定数を説明できる。
・C2-(2)-①-1,2 (教科書第2章2.4)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
13【緩衝液】
・緩衝作用と緩衝液を説明できる。
・緩衝液のpHを計算できる。
・C2-(2)-①-4 (教科書第2章2.4)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
14【酸化と還元】
・酸化と還元の電子の授受を説明できる。
・酸化数、起電力を計算できる。
・準備教育(5)③ (教科書第2章2.5)
【予習】教科書のページを事前に読んでおくこと(30)
【復習】授業内容を確認して理解を深め、配付プリントに記載の宿題を次回提出(60)
15【授業の総括】
・春学期の授業全体の内容を理解する。
【復習】授業全体の内容を確認する(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80%化学の基本的な内容を十分に理解しているかどうかを確認します。中間テストも含めて総合的に評価します。
中間テスト20%化学の基本的な内容を十分に理解しているかどうかを確認します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『薬学生のための基礎化学 (修正版)』中山尋量、岩木和夫編集廣川書店3000+税978-4-567-20321-0
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『演習 誰でもできる化学濃度計算』立屋敷哲丸善2400+税978-4-621-30312-2
参考URL
質疑応答
・授業中または研究室で行ないます。4号館・2階・化学教室にいますので遠慮なく訪ねて下さい。
・オフィスアワーは 月・火・水のお昼休み時間ですが、在室中は可能であれば随時対応します。
備考
・やむをえず欠席する場合は、必ず連絡して下さい。
・授業中の私語や携帯電話・スマートフォンの使用を厳禁します。
・受講者の理解度に応じて、進度や内容を調整することがあります。
画像
ファイル
更新日付2022/02/05 15:03:16