開講年度2022
開講学科2021年度薬学部医療薬学科6年
2020年度薬学部医療薬学科6年
科目名化学の基礎
担当教員吉村 正宏
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
チームコードdcwjitw
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-420-10
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
薬-DP2 薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
化学計算力をアップしよう
授業の概要
高校での化学計算力が不十分な学生のための授業です。計算分野で必要とされる問題の意味することを正しく読み取る力を養い、数量的スキルを身につけることを目的とします。
授業の到達
目標
この授業は化学計算力を向上することを目標にしています。授業では、高校の化学において理論・計算といわれている分野の基礎を分かりやすく解説します。とくに、単位の換算、物質量(mol)、モル濃度、希釈、pH(緩衝液や中和)などの計算を中心に、受講者の理解度に合わせて授業を進めていく予定です。また、毎回課題を出します。計算を苦手とする人にとってはしんどいかも知れませんが、欠席しないでついてきて下さい。また、進度や内容は必要に応じて調整することがあります。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
指定した期間に、評価内容を研究室にて開示します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【化学計算の基本】
・比例計算ができる。
・分数計算ができる。
・指数計算ができる。
・対数計算ができる。
【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
2【化学計算の基本】単位換算
・単位の換算ができる。
・有効数字の計算ができる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
3【化学の基本】原子量・分子量・式量
・元素の原子量を計算できる。
・分子量・式量を計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
4【化学の基本】物質量
・モルを定義できる。 
・質量から物質量を計算できる。
・物質量から質量を計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
5【化学の基本】化学反応式の量的関係
・化学反応式が書ける。
・化学反応式から反応物や生成物の物質量、質量、体積を計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
6【化学の基本】溶液の濃度①
・溶液の濃度をw/w%やモル濃度で表示できる。
・w/w% ⇄ モル濃度の計算ができる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
7【化学の基本】溶液の濃度②
・溶液の濃度をw/v%、ppm、ppbで表示できる。
・w/w% ⇄ w/v%を計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
8【化学の基本】溶液の希釈
・溶液の希釈ができる。
・希釈後の濃度を計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
9【化学の基本】水素イオン濃度とpH①
・水溶液の[H+]、[OH-]、pHを計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
10【化学の基本】水素イオン濃度とpH②
・電離度、Ka、Kb、pKa、pKbを用いて溶液のpHを計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(30)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
11【化学の基本】中和①
・酸とアルカリを混合したときの水溶液のpHを計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(60)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
12【化学の基本】中和②
・酸とアルカリを混合したときの水溶液のpHを計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(60)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
13【化学の基本】緩衝液
・緩衝液を定義し、緩衝液のpHを計算できる。
【復習】授業でやった計算プリントを確認し、理解を深める(60)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
14【化学の基本】酸化と還元
・酸化数、起電力を計算できる。
【復習】授業でやったプリントを確認し、理解を深める(60)
【課題】与えられた宿題プリントを次回提出(60)
15【授業の総括】
・春学期の授業全体の内容を理解する。
【復習】授業全体の内容を確認する(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80%化学の基本的な内容を十分に理解しているかどうかを確認します。中間テストも含めて総合的に評価します。
中間テスト20%化学の基本的な内容を十分に理解しているかどうかを確認します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『薬学系の基礎がため化学計算』講談社1800+税978-4-06-156323-0
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新課程版ネオパルノート化学基礎』第一学習社580+税978-4-8040-4720-1
参考URL
質疑応答
・オフィスアワーは月・火・水のお昼休み時間です。日進キャンパスの4号館・2階・化学教室にいますので遠慮なく訪ねて下さい。
・木曜日午前中は楠元キャンパスにいますので、授業の前後の時間に質疑応答をすることも可能です。
備考
・化学プレースメントテストの結果を参考にして案内します。
・受講者の理解度に応じて進度や内容は調整されることがあります。
・授業中の私語や携帯電話使用を厳禁します。
画像
ファイル
更新日付2022/02/16 14:13:46