開講年度2022
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2022年度心理学部心理学科
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
2021年度文学部グローバル英語学科
2021年度文学部英語英米文化学科
科目名論理学Ⅰ
担当教員長谷川 暁人
学期曜日時限春学期 月曜日 4時限
チームコードgz85h8b
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-111-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
クリティカルシンキング(批判的思考)
授業の概要
論理的に考え、話すためには、論理学の基礎を身につける必要がある。
この講義ではそうした論理の基礎を学んだ上で、実践的な日本語運用を通じたクリティカルシンキングを行なう。
演繹や帰納といった思考の方向性を理解することはもちろん、否定や接続表現の使い方など、
私たちが社会において様々な問題について議論を交わし、合意を得るためには、
単に日本語を話せるだけでなく、その高度な運用能力が求められる。
こうした能力は本講義だけでなく大学生活全般に生かすことができるものである。
授業の到達
目標
大きな到達目標として、日本語で書かれた文章を批判的に検討し、自分の言葉で賛成あるいは
反対意見を述べられるようになることが挙げられる。
そのために達成すべき細かな目標として、論理学の基礎的な法則を理解し適用できること、
事実と価値を述べた文を区別できること、因果関係や問題解決に対して適切な仮説を立て検証できること、
文章全体の文脈を把握し論点を指摘できることなどが挙げられる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験後、出題意図と成績評価に関する補足説明を行なう。
また、最終評価に対する全般的な基準を提示する。
使用言語
日本語。
実務経験をいかした教育内容
特になし。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1批判的思考=クリティカルシンキングとは(批判的思考とはどのようなものか、なせそれが必要なのかについて考える。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
2演繹(演繹の真理保存性と三段論法、前件肯定式/後件否定式、選言三段論法について学習する。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
3逆・裏・対偶(条件法の逆・裏・対偶を理解し、オイラー図による図式化を試みる。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
4接続表現(不可・転換・補足・対比・選択・帰結・理由・例示・換言などの接続表現を使い分ける。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
5隠れた前提(暗黙の了解を発見し、その批判的検討を行なう。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
6否定(誤った二分法を意識し、ある文章の否定と反対について考える。またド・モルガンの法則を理解する。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
7帰納(1)(枚挙や仮説形成といった思考法を学び、実際に問題を通じて考えてみる。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
8帰納(2)(類比的思考を理解する。また、演繹と帰納の見分け方を考える。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
9主張と根拠(論証のための基礎となる、事実と価値の区別を理解する。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
10問題解決型の意見文(根拠を強めるために、因果関係に関する予測を立て、問題解決型の意見文を作る。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
11因果関係(仮説形成をし、その代替仮説を作ってみる。また疑似相関や早まった一般化について学ぶ。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
12根拠を疑う(意見に対し、その根拠や導出の確実性を問う。問題解決型の意見文への反論を試みる。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
13事実と価値(価値を排除した事実のみの文章を書く。また価値の根拠と事実の根拠を区別する。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
14文脈(文章の論点を理解し、論点に応じた反論を行なう。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を次回までに解いてくる(90)
教員の示した正答を踏まえ、もう一度自分の解答を見直す(60)
15まとめ(これまでの内容を振り返り、全体的な内容を関連づける。)【復習】授業後にレジュメを再読し、復習を行なう(90)
講義内で提示した問題を解き、テストに備える(90)
これまでの問題を総復習し、全体的な見直しを行なう(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
期末試験100講義内容の習熟度を問う試験問題(100点満点)を解いてもらい、その点数によって評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
講義後、質問をその場で受け付ける。また、教員のアドレス(cogito_0@hotmail.com)やWebCampusを通じた質問にも対応する。
備考
画像
ファイル
更新日付2022/02/01 16:28:42