開講年度2022
開講学科英語英米文化学科 2015年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
2021年度文学部英語英米文化学科
科目名宗教学Ⅰ
担当教員龍谷 孝道
学期曜日時限春学期 火曜日 3時限
チームコード7npcsbj
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB111-113-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP1-1 倫理性と人間性 ◎
B-DP2-1 多様性の理解 ◎
B-DP2-2 協調性 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
宗教と人間
授業の概要
 現代の日本社会では「無宗教」という言葉が表しているように、自分と宗教というものが全く関係していないものと捉えている人が少なくありません。人工知能AIの社会的な導入が取り沙汰されるなど、ますます高度になる科学技術の発達がそのような傾向に拍車をかけているようにも思えます。
 しかし一方で、現代の社会情勢へ意識を転ずれば、宗教が背景となって起こる様々な報道が私達の目に飛び込んできます。現代の国際社会に生きる人間にとっては宗教というものが一体どういう存在であるのか、しっかりとした知識・理解を持つことがとても大切になります。
 本講義ではそのような意識のもと、宗教について明確な知識・理解を持つため、現代社会で多くの人々に信仰されているキリスト教・イスラム教・仏教を中心に学んでいきます。

※宗教学の授業は、「建学の精神」に基づく宗教人間教育の一環として実施される本学独自の必修科目です。
授業の到達
目標
・世界に存在する主な宗教を分類することができる。
・ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の成り立ちと関連性を説明することができる。
・仏教の開祖釈尊の生涯と主な教えについて説明することができる。
・宗教の学びを通じて主体的な学習意識を保つことができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
課題に対して、

①課題の出題意図
②全体の解答に対するコメント
③成績評価に関する総評

という3点を主として、成績判定後にTeamsでPDFファイルを公開する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
仏教寺院での実務経験をもって、現代宗教の諸事象を現場の立場から講義し、仏教の実践である坐禅を実習方式で指導いたします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス -講義の進め方・日本人と宗教-【予習】シラバスを読み講義内容について理解しておく(30)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
2「宗教」と「宗教学」について-定義と分類-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
3中東地域の宗教について-3つの一神教-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
4ユダヤ教について① -ユダヤ教の成立-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
5ユダヤ教について② -ユダヤ教の教義-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
6キリスト教について① -イエスの生涯-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
7キリスト教について② -キリスト教の教義-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
8イスラム教について① -ムハンマドの生涯-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
9イスラム教について② -イスラム教の教義-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
10インドの宗教について -バラモン教とヒンドゥー教-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
11仏教について① -釈尊の生涯 誕生・出家・成道-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
12仏教について② -釈尊の生涯 説法・入滅-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
13仏教について③ -釈尊の教え 四諦八正道-【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
14坐禅実習【予習】坐禅実習前の講義で配布された資料にもとづき、実習当日の流れと坐禅作法について理解しておく。(45)
【復習】坐禅の仕方、行う意義をあらためて考え、実習の感想を作成する。(90)
15講義のまとめ【予習】Teamsで配布した資料によって講義内容の全体像を理解しておき、教科書と参考資料を熟読する(45)
【復習】講義での説明をまとめ自分の知識として定着させる(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
2
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート試験30%講義で得られた知識を前提として、課題に対して自らの言葉で論理的に文章を構成し説明することができているかを基準として評価する。
講義課題70%講義後に課題を設定し、講義内容が理解できているかを判断する。全15回の講義のうち、不定期に3~4回行う予定。課題はTeamsを用いて行う。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間―真の生き方を求めて―〔第二版〕』愛知学院大学宗教研究会(編)大東出版社1200+税978-4500007028
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜配布する』
参考URL
質疑応答
講義の前後、またはTeamsのチャット機能・メールにて対応します。

【アドレス】
tatsuya.agu@gmail.com
備考
*講義中の私語や飲食、無断入退室、携帯電話・スマートフォンの操作など、講義と関係のないことやマナーに違反する行為は一切禁止します。受講態度が悪質であると判断した場合は、成績評価に反映させます。
*坐禅実習の日程については講義内でお知らせします。
画像
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更新日付2022/02/14 16:25:53