開講年度2021
科目名歯科診療補助論
科目ナンバーF111-678-45
開講学年1年
担当教員渥美 信子
実務経験教員歯科医師
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
単位数1
授業形態講義


授業目標
歯科医療における歯科診療補助の基礎的な知識を説明できるとともに、臨床現場での基本的な技術を実施できる。
到達目標
・医療安全の概念とその対策を説明できる。
・歯科医療における感染症の概念とその対策を説明できる。
・滅菌と消毒の定義を説明できる。
・滅菌、消毒、洗浄の方法を説明できる。
・医療廃棄物の分類と分別を説明できる。
・歯科診療所における患者対応を説明できる。
・適切なポジショニングを実施できる。
・器具の取り扱いや受け渡しを実施できる。
・フォーハンドテクニックの基本動作を実施できる。
・バキュームの基本動作を実施できる。
・ラバーダム防湿の目的と器具の用途について説明できる。
授業の概要
および助言・
注意事項
 歯科診療は、歯科医師、歯科衛生士およびその他のデンタルスタッフがチームを構成して医療行為を行っている。その中で、特に歯科衛生士は、歯科治療の流れを十分理解し、安全で効率的な歯科医療が実施できるように歯科診療補助を行う必要がある。
 そこで、「歯科診療補助論」では、歯科診療補助の基礎的な知識から臨床現場での基本的な技術について授業を実施する。講義は、対面またはTeamsによる遠隔授業で行う。
 担当者は、歯科医師としての実務経験のある専任教員であり、臨床の現場に即した内容の授業が行われる。
 事前に教科書の該当ページを熟読し、授業後には学習した知識を整理・修得する。さらに知識のみならず、基本的な技術を修得するように努力すること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業計画
回数授業計画到達目標・予習(分)・復習(分)・キーワード担当
1歯科診療補助の概念
医療安全と感染予防①
・歯科診療補助の業務内容、医療安全の概念とその対策が説明できる。
・予習90分(教科書P1-17)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:医療安全
渥美信子
2医療安全と感染予防②・標準予防策を具体的に説明できる。
・予習90分(教科書P18-31)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:標準予防策(スタンダードプレコーション)
渥美信子
3医療安全と感染予防③・滅菌、消毒、洗浄の方法および医療廃棄物の分類と分別について説明できる。
・予習90分(教科書P32-49)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:滅菌
渥美信子
4歯科診療における基礎知識①・歯科診療室の環境、設備および歯科診療所における患者対応について説明できる。
・予習90分(教科書P50-62)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:患者対応
渥美信子
5歯科診療における基礎知識②・適切なポジショニング、器具の受け渡し、バキュームの基本動作を説明できる。
・予習90分(教科書P63-77)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:共同動作
渥美信子
6歯科診療における基礎知識③・臨床検査の目的と各種検査法について説明できる。
・予習90分(教科書P78-98)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:
渥美信子
7歯科診療における基礎知識④・ラバーダム防湿の目的と器具の用途について説明できる。
・予習90分(教科書P99-109)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:ラバーダム防湿
渥美信子
8周術期における歯科診療の補助・周術期における口腔機能管理の概要を説明できる。
・予習90分(教科書P286-306)
 復習90分(講義プリント)
・キーワード:周術期
渥美信子
成績評価方法
定期試験 (60%)、講義ごとのミニテスト(40%)による評価
ミニテストにおける間違いの多い箇所について、次回の講義で解説を行う。
教科書
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論 第2版』全国歯科衛生士教育協議会監修医歯薬出版66009784263428405
参考書
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新・歯科医療における感染予防対策と滅菌・消毒・洗浄』ICHG研究会編医歯薬出版38509784263444313
オフィスアワー
連絡先
曜日:月、水、木、金曜日
時間帯:13:00~17:00
Teamsのチャットによる相談は随時受け付けるが、返信は原則としてオフィスアワー時間内に行う。
場所:4階407研究室
画像
ファイル
更新日付2021/02/03 14:48:38