開講年度2021
開講学科法律学科 2013年度以降入学
2020年度法学部法律学科
科目名憲法Ⅰ(統治) 2年生以上
担当教員飯野 賢一
学期曜日時限秋学期 木曜日 2時限
チームコード1c2mm71
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーJ131-212-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
J-DP2 法律学の体系的知識 ◎ J-DP4-2 体系的・論理的に思考する能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
国の統治の仕組みを理解する
授業の概要
この授業では、国の統治の仕組みについて、とりわけ国会、内閣、裁判所の役割と関係について学びます。
一人ひとりが政治的・社会的問題に関心を持ち、それらについて批判的に判断できることは、民主的社会に生きる個人にとって必要不可欠なことです。この授業では、そのような判断能力を養うことをねらいとしています。
授業の到達
目標
この授業の到達目標は、次の3つです。
①国民主権や権力分立といった基本概念を学ぶことで、統治機構がどのような理念に基づいて組織されているのかを理解し、説明できるようになる。
②国会・内閣・裁判所の役割とそれぞれの関係を学ぶことで、代表民主制と違憲審査制とがどのように制度化され、民主主義と人権保障がどのように行われているのかを理解し、説明できるようになる。
③統治に関する現代の諸問題について、批判的に論じることができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験については、WebCampusを通じて講評を行います。
小テストやレポートについては、授業中またはWebCampusを通じて、解説を行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1国民主権
主権の意義、国民主権の主体の問題、主権概念の相対化について学ぶ。
【予習】教科書の39-43頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
2権力分立
権力分立の意義と現代的変容について学ぶ。
【予習】教科書の297-299頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
3国会①
国会の地位について学ぶ。
【予習】教科書の302-309頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
4国会②
二院制と選挙制度について学ぶ。
【予習】教科書の310-318頁を読み、要点・疑問点を整理する(60)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
【課題】課題をやる(60)。
5国会③
国会議員の地位、国会の活動について学ぶ。

〇課題1
【予習】教科書の318-323頁、を読み、要点・疑問点を整理する(60)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
【課題】課題をやる(60)。
6国会④
国会と議院の権能について学ぶ。
【予習】教科書の324-332頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
7内閣①
大統領制と比較しつつ、議院内閣制について学ぶ。
【予習】教科書の341-346頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
8内閣②
行政権の意義、内閣の組織と権能について学ぶ。
【予習】教科書の333-341頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
9裁判所①
司法権の概念について学ぶ。とくに、法律上の争訟とは何かについて学ぶ。
【予習】教科書の347-352頁を読み、要点・疑問点を整理する(60)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
【課題】課題をやる(60)。
10裁判所②
司法権の限界、裁判所の構成・権限について学ぶ。

〇課題2
【予習】教科書の352-367頁を読み、要点・疑問点を整理する(60)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
【課題】課題をやる(60)。
11裁判所③
司法権の独立について学ぶ。
【予習】教科書の367-370頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
12地方自治
地方自治の本旨について学ぶ。
【予習】教科書の371-385頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
13憲法の保障と違憲審査制①
違憲審査制の性格について学ぶ。
【予習】教科書の386-392頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する(120)。
14憲法の保障と違憲審査制②
違憲審査制の対象、違憲判断の方法、違憲判決の効力について学ぶ。
【予習】教科書の392-404頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する。定期試験の準備をする(120)。
15憲法と立憲主義
立憲主義の意義とその重要性について学ぶ。
【予習】教科書の3-17頁を読み、要点・疑問点を整理する(120)。
【復習】今回の範囲で学んだことを復習する。定期試験の準備をする(120)。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験60%判例や学説を正確に理解している。統治の基本論点について、基礎知識を理解したうえで、論理的に論述できる。
小テストやレポートなどの課題40%同上
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『憲法(第7版)』芦部信喜岩波書店3520円978-4-00-061322-4
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『とくに指定しません。』
参考URL
1.とくにありません。
質疑応答
質問がある場合には、授業後かオフィスアワーに質問してください。オフィスアワーは火曜日の昼休み、研究室番号は71017です。オフィスアワー以外の時間帯でも都合がつけば対応します。
備考
とくにありません。
画像
ファイル
更新日付