開講年度2021
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名初級簿記Ⅱ
担当教員西舘 司
学期曜日時限秋学期 金曜日 4時限
チームコードptrer03
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーM131-240-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎ M-DP4-2 会計関連の資格取得等を通じ社会貢献する能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
ビジネスに必須の知識である「簿記」の基礎の習得(初級簿記Ⅰの続編)
授業の概要
 春学期に開講される初級簿記Iにおいて学習した、(1)企業の経営活動を仕訳と転記によって記録、(2)記録した経営活動のデータを試算表で集計、(3)決算を行い、損益計算書と貸借対照表を作成,、といった一連の簿記の手続きについて、実際の経営活動において頻繁に生じるであろう取引に関して学習していきます。
 簿記は少しずつ知識、技術を積み上げていきながら上達するものですので、欠席はしないように注意してください。なお、欠席した場合は、欠席したときの学習内容を必ず自習しておいてください。
 総合的な問題演習を行うタイミングは、授業の進度や天災等による休校措置などによって、変動します。また、授業内ではできるだけ時間を割いて、各項目ごと仕訳、転記および決算の手続き(精算表作成や財務諸表作成)の答案練習をしていきます。
授業の到達
目標
・簿記の目的、簿記一巡の手続きを理解する。
・より現実的な取引に関する仕訳、転記ができる。
・より多くの取引記録から試算表が作成できる。
・様々な決算整理手続きを敵悦に行い、そのうえで精算表が作成できる。
・決算手続として帳簿を締め切ることができる。
・損益計算書・貸借対照表を適切な表示方法のもとで作成できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1☆ 初級簿記Iの内容の復習と確認【予習】初級簿記Iで学習した内容を復習する(90)
【復習】問題復習(90)
26 有価証券の処理
(1)有価証券の種類と取得
(2)有価証券の売却
(3)配当金と有価証券利息
【予習】教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
36 有価証券の処理
(4)有価証券の期末評価
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
47 固定資産
(1) 固定資産の種類
(2) 有形固定資産の取得
(3) 有形固定資産の減価償却
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
57 固定資産
(4) 有形固定資産の処分
【予習】第2,3,4回の内容に関する問題を見直しながら解く(120)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
68 資本取引
(1) 資本(純資産)とはなにか
(2) 会社設立時の処理
(3) 増資時の処理
(4) 繰越利益剰余金
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
79 さまざまな収益と費用
(1) 勘定科目の性格
(2) 通信費の処理
(3) 費用と収益の繰延処理
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
89 さまざまな収益と費用
(4) 費用と収益の見越計上
(5) さまざまな商品売買の記帳
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
9☆ 中間試験
これまでの学習内容を振り返り、中間試験を実施する。
【予習】これまでの内容に関する問題を反復して解き、中間試験に備える(300)
1010 さまざまな資産と負債
(1) 貸付金と借入金 (2) 未収入金と未払金
(3) 前払金と前受金 (4) 仮払金と仮受金
(5) 立替金と預り金 (6) 受取商品券
【予習】教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
1111 その他の債権債務
(1) 電子記録債権・債務  (2) クレジット売掛金
(3) 差入保証金
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書・配布レジュメを事前に読む(60)

【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
1212 税金と社会保険料
(1) 消費税  (2) 租税公課   (3) 法人税等
(4) 所得税  (5) 社会保険料
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書・配布レジュメを事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
1313 補助簿
(1) 主要簿と補助簿
(2) 補助簿の種類 ~補助記入帳と補助元帳
(3) 商品有高帳
(4) 得意先元帳(売掛金元帳)と仕入先元帳(買掛金元帳)
(5) 受取手形記入帳と支払手形記入帳
(6) 固定資産台帳
【予習】前回の内容に関する問題を見直しながら解く(60)
教科書を事前に読む(60)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
1414 伝票会計
(1) 伝票の種類と記入(起票)方法
(2) 伝票の集計と合計転記
(3) 得意先元帳と仕入先元帳への個別転記
【予習】第12、13回の内容に関する問題を見直しながら解く(90)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
15☆ 総合演習
初級簿記IIにおいて学習した内容すべてを含む問題演習
【予習】これまでに学習した内容を見直しながら問題を解く(120)
【復習】練習問題を完答できるまで繰り返し解く(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
中間試験30%答案の点数
定期試験70%答案の点数
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『イチから学ぶ初級簿記〈第2版〉』西海学、西舘司中央経済社¥2,035(税込)
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.初級簿記(西舘)ホームぺージ復習用に配付プリントを随時アップします
質疑応答
授業後またはオフィスアワー(水曜日昼休み)に西舘研究室(2816室)で受け付けます。
備考
 電卓を持参してください。検定試験や期末試験では関数電卓やSmart Phone、携帯電話、電子辞書の電卓機能の使用は認められていませんので、普通の電卓(できるだけ12桁表示のもの)を準備してください。ポケットサイズの小さな電卓は、素早く正確に計算するのに不向きなので、おすすめしません。
 なお、初級簿記Ⅰの知識を前提として授業を進めますので、再履修者はご注意ください。
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更新日付2021/02/03 00:15:38