開講年度2021
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名教育学Ⅱ
担当教員内田 康弘
学期曜日時限秋学期 木曜日 5時限 1202(名城)
チームコードfcxlne5
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-271-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-3 課題発見力 ◎ B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
教育問題の教育社会学-現代社会の青少年問題を冷静に分析する-
授業の概要
人々の生活が個人化・多様化している現代社会において、青少年期は、新しいライフステージへの移行やアイデンティティ形成など、多様な困難に直面する時期だと言われています。本講義では現代社会で教育問題とされている様々なテーマを取り上げ、それぞれ何が「問題」なのか、また、何が「問題」として語られているのかなどを、主に教育社会学の観点から論じます。特に、逸脱行動やメディア、学校教育、労働、性・暴力といった、現代社会を生きる私たちに密接にかかわるリアルな青少年問題に焦点を当てていきます。そうした具体的な社会現象の実態(データ)とその背景を縦断的・横断的に考察し、現代社会を取り巻く様々な「問題」について、多角的かつ客観的に考えられるようになることを目指します。高校教育の現場経験やフィールドワークの経験を踏まえた話題提供も心がけたいと思います。
授業の到達
目標
(1)現代社会を生きる青少年を取り巻く教育問題の実態と基本的な知識を把握・修得し、教育社会学の視点を用いて深く考察できるようになる
(2)自らの学校経験を相対化し、より客観的な視点から教育問題の構造を捉え直すことができる
(3)現代社会における教育問題とはいったい何であるのかを常に問い、多角的な視野を持ちつつ総合的に考察・論述できるようになる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusおよびMicrosoft Teamsより、「講義連絡」機能やタイムライン、Microsoft Forms等を使用したフィードバックを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
高校教育の現場経験を踏まえ、学校教育や教育問題に関する実態的見解(リアリティ)と理論的見解の双方をいかした話題提供を行う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション:本授業の概要とねらい【予習】シラバスを読み、この授業のねらいについて確認しておく(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
2逸脱行動と青少年問題:社会的逸脱論の理論的系譜【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
3教育社会学の理論と方法①:実証主義・機能主義から「学校に行くこと」を考える【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
4教育社会学の理論と方法②:解釈的アプローチ・構築主義から「学校に行くこと」を考える【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
5学校文化と教育社会学①:学校制服の「当たり前」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
6学校文化と教育社会学②:校則の「当たり前」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
7学校文化と教育社会学③:友人関係、スクールカーストの「当たり前」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
8学校文化と教育社会学④:教員の働き方の「当たり前」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
9学校文化と教育社会学⑤:教育の「格差」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
10性・暴力問題と教育社会学①:学校教育における「体罰」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
11性・暴力問題と教育社会学②:家庭内暴力・デートDVを問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
12性・暴力問題と教育社会学③:学校教育における「性教育」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
13性・暴力問題と教育社会学④:JKビジネス・パパ活から「労働」を問い直す【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
14現代の社会問題と教育社会学①:SNSの利用と若者の失踪を考える【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(30分~)
15現代の社会問題と教育社会学②:社会問題を「縦断的」に見つめて「問題解決」を描く【予習】授業のテーマに関する新聞記事やニュースを調べ、その内容を確認する(30分~)
【復習】これまでの授業で学習した内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(60分~)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
期末課題(記述式のレポート課題。Microsoft Formsを使用予定)70%現代社会における教育問題とはいったい何であるのか、多角的な視点から客観的かつ総合的に考察・論述できる
平常点(Microsoft Formsを使用予定)30%授業のテーマにかかわる教育問題および社会事象について、主体的かつ客観的に考察できる
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しません。』
2.『毎回、配布資料を用いて授業を行います。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『半径5メートルからの教育社会学』片山悠樹・内田良・古田和久・牧野智和[編]大月書店2376978-4272412389教育社会学に興味を持っている方にとてもお勧めの入門書です。
2.『いじめとは何か―教室の問題、社会の問題』森田洋司中央公論新社814978-4121020666いじめ問題に興味のある方にお勧めの入門書です。
3.『社会問題の社会学』赤川学弘文堂1320978-4335501302「社会問題とは何か」についてじっくり考えたい方にお勧めの書籍です。
4.『テキスト内掲載文献のほか、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
講義内容に対する質問や相談などは、オフィスアワー(月・木曜日の昼休み)で対応します。研究室は日進キャンパス2号館5階2515です。なお、Teamsを用いたオンラインでの対応も可能です。
MKCキャンパスにて質問や相談への対応を望まれる場合は、火曜4限(14:50-16:20)に実施します。その場合は、Teamsの「チャット」もしくはメール(アドレスは初回の講義で連絡)で事前にご連絡ください。
備考
本講義はオンデマンド形式であり、一人ひとりの規則正しい参加姿勢が求められます。平常点として、毎回、Microsoft Formsを用いて課題の提出を求めます(出席点ではないので注意)。6回以上の課題未提出(=欠席)によって単位認定資格を失います。

【履修上の注意事項】
・毎週、ICT端末を用いて、Teams上で配信される動画にアクセスして受講して下さい
・Forms課題の提出期限は講義日から1週間以内です
・動画を視聴せず課題だけ提出することは、不正行為として固く禁じます
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更新日付2021/08/12 18:14:20