開講年度2021
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名産業と科学Ⅱ
担当教員上原 宏行
学期曜日時限秋学期 火曜日 2時限
チームコードil2c23z
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-118-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-4 論理的思考力 ◎ B-DP3-5 問題解決力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
科学技術の基礎Ⅱ(ディスプレイを中心に)
授業の概要
資源に乏しい日本は科学技術を柱に発展してきました。その柱は繊維、鉄鋼からエレクトロニクス、さらにITへと変遷しています。その中で、テレビ(ディスプレイ)は20世紀最大の発明品であると言われています。映像を見ない生活が考えられない現在、それらはディスプレイにより表示されています。
この講義では、液晶を中心としたディスプレイの仕組みを出来るだけ数式ではなく、視覚的に理解しやすい情報を用いながら、科学技術の基礎を学びます。そのため、素材や製品を回覧することがあります。
また、理解度確認のため、毎回小テストを行います。
授業の到達
目標
この授業の到達目標は以下の通りです。
①各ディスプレイの表示方法を理解し、その仕組みを第三者に説明できる。
②アナログとデジタルの特徴、相違点が説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
小テストについては、次回の講義で解答例を説明します。
定期試験に関しては、成績発表後にTeamsから、主要項目の出題意図・解答状況等を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
この授業の担当教員は一般企業の研究所に勤務した経験を持ちます。研究所での「素材」研究をはじめ、その周辺を取り巻く科学技術も取り扱います。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス、講義概要の説明【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
2光の反射と屈折
-パラボラアンテナは電波を1点に集めている-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
3光の三原色と色の三原色
-カラーテレビとカラープリンターの違い-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
4アナログとデジタル
-アナログは時代遅れなのか?-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
【復習】現在使われている、または使われていたアナログ技術を調べる(45)
5ブラウン管テレビ
-最初のテレビで、CRTとも言う-

-表示媒体としての紙-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
6液晶とは
-結晶と液体の両方の特徴を併せ持つ物質-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
7静止画の表示方法
-画面には数百万の画素が並ぶ-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
8カラー表示
-光の三原色から様々な色を作る-
動画の表示方法
-静止画をコマ送りすると動画になる-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
9液晶ディスプレイにおける様々な表示方式
-TN、IPS、MVA方式での液晶の動かし方-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
【復習】表示方式に関する最新技術をネットで調べる(45)
10高機能化
-8Kテレビ、3Dテレビ、ディミング技術など-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
【復習】最新技術をネットで調べる(45)
11有機EL
-世界基準ではOLEDと呼ぶ-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
【復習】有機ELの最新技術をネットで調べる(45)
12その他のディスプレイ
-プラズマ、電子ペーパー、LEDディスプレイなど-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
【復習】様々なディスプレイに関する最新技術をネットで調べる(45)
13センサとは
-欲しい情報を電気信号に変換する-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
14センサの具体例
-電子体温計、自動ドア、サーモグラフィー、タッチパネルなど-
【復習】配布プリント・ノートを読み直して、理解を深める(45)
【復習】身の周りのセンサについて調べる(45)
15まとめ【復習】今までに配布したプリント・ノートを読み直して、さらに理解を深める(90)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験70%授業内容を理解したうえで、論述できるかを評価する
小テスト30%毎回の小テスト(平均2点)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『自作プリントを配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『トコトンやさしい液晶の本第2版』鈴木、新居崎日刊工業新聞社1500円+税978-4-526-07511-7
参考URL
質疑応答
講義中およびオフィスアワーで対応します。
連絡方法はWebCampusのオフィスアワーを見てください。
備考
欠席・遅刻・私語・居眠り等は減点をします。
安易な気持ちで受講しても単位は取れません。頑張って理解しようと思う意欲のある学生の受講を希望します。
画像
ファイル
更新日付2021/02/10 14:02:00