開講年度2021
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
微生物薬品学
科目ナンバーA311-473-20
開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
2019年度薬学部医療薬学科6年
部門専門  
対象学年3年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 水曜日 1時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)河村 好章.富田 純子(微生物学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。


授業の概要
感染症の化学療法に必須である抗微生物薬(抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗寄生虫薬)について、その特徴及び作用機序等の基本的知識、正しい薬物治療と薬剤選択のための薬剤感受性試験や体内動態、臓器移行性、血中濃度モニタリングについて修得する。また薬剤耐性のメカニズム、副作用の問題についての基本的知識、加えて感染症の変貌と耐性菌出現の歴史を踏まえた薬剤乱用の危険性などについても理解する。併せて感染症予防や治療に使用される生物学的製剤の特徴や使用方法についても理解する。
授業の到達目標
感染症予防や治療法に用いられる抗微生物薬、生物学的製剤の適切な使用のための基礎知識の修得、さらに薬剤耐性菌・耐性ウイルス等の出現防止のために耐性機構を理解し、説明できることを目的とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、プリント、ノートを読み返して復習すること。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1感染症の化学療法の歴史と学ぶべきことについて説明できる。抗菌薬の定義、選択毒性、抗菌薬に対する感受性などについて説明できる。A-(1)-④-2, E2-(7)-①-1
2抗菌薬選択の基礎や作用標的、作用様式について説明できる。E2-(7)-①-1
3抗菌薬各論(細胞壁ペプチドグリカン合成系に作用する抗菌薬)について説明できる。(1)E2-(7)-①-1
4抗菌薬各論(細胞壁ペプチドグリカン合成系に作用する抗菌薬)について説明できる。(2)
抗菌薬各論(タンパク質の合成系に作用する抗菌薬)について説明できる。(1)
E2-(7)-①-1
5抗菌薬各論(タンパク質の合成系に作用する抗菌薬)について説明できる。(2)E2-(7)-①-1
6抗菌薬各論(DNA合成に作用する抗菌薬)について説明できる。
抗菌薬各論(その他の標的に作用する抗菌薬)について説明できる。
E2-(7)-①-1
7抗結核薬と抗ハンセン病薬について説明できる。
主な副作用・相互作用について説明できる。
薬剤耐性菌と薬剤耐性機構について説明できる。(1)
E2-(7)-①-1、C8-(3)-②-4,5、E2-(7)-②-1, E2-(7)-③-9
8薬剤耐性菌と薬剤耐性機構について説明できる(2)。C8-(3)-②-4, 5, E2-(7)-②-1, E2-(7)-③-9
9抗ウイルス薬について説明できる。(1)E2-(7)-④-1~5
10抗ウイルス薬について説明できる。(2)E2-(7)-④-1~5
11抗真菌薬および抗寄生虫薬について説明できる。E2-(7)-⑤-1、E2-(7)-⑥-1,2
12感染症に用いられる生物学的製剤(ワクチン等)について説明できる。E2-(7)-①-2、D1-(2)-②-4
13微生物薬品学の最先端に触れる。(外部講師)
まとめ
アドバンスト
授業の方法・方略
講義
教科書、参考書、プリント、パワーポイント等を使用する。口述講義の実施だけでなく、口述講義の実施だけでなく、演習を取り入れ、学生の主体的学習態度を涵養する。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(100%):
授業の内容を十分に理解し、授業の到達目標を踏まえた上で、設問に対して論述できる。
フィードバック方法:定期試験終了後に、解答状況に関するコメントを伝えます。
教科書
薬学領域の病原微生物学・感染症学・化学療法学 第4版 (廣川書店)
参考書
スタンダード薬学シリーズⅡ-6 (医療薬学Ⅳ) (化学同人)
薬が見える vol.3 (MEDIC MEDIA)
化学療法学 病原微生物・がんと戦う 改訂第2版 (南江堂)
薬学生・薬剤師レジデントのための感染症学・抗菌薬治療テキスト (じほう)

     
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更新日付2021/01/14 16:19:16