開講年度2021
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
科目名金融論Ⅱ
担当教員三浦 一輝
学期曜日時限秋学期 水曜日 2時限
チームコードzz1oi1m
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーG231-236-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
G-DP4 課題発見力 ○
G-DP5 課題解決力 ○
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本の金融政策と中央銀行
授業の概要
金融の考え方と基礎理論を学ぶ。具体的には、貨幣とは何か、日本の金融政策の実施主体(中央銀行)、手段、制度(仕組み)、効果、波及メカニズムなどについて、最新の状況を踏まえながら解説する。マクロ経済に働きかける経済政策として財政政策と金融政策がある。その効果をマクロ経済学の分析手法を用いて考察する。
金融取引は、近年の急速な金融技術革新の進展に伴って国境や伝統的な業態の枠を越えて行われるようになっている。また、ビットコインなど暗号資産の登場や金融機関の再編、中央銀行による非伝統的な金融政策手段の導入などの新しい展開がみられる。この講義では、金融の基本的な機能について議論するとともに、新しい金融の動きについても解説する。
授業の到達
目標
(1) 貨幣にお定義について説明することができる。
(2) マクロ経済理論を用いて、金融政策のメカニズムとその効果を説明できる。
(3) 信用創造のメカニズムを説明できる。
(4) 日本経済の現状を踏まえて、伝統的金融政策と非伝統的金融政策の手段とメカニズムを説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
課題について、授業内でフィードバックする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクション:金融政策とは、金融政策とマクロ経済の関係【予習】シラバスを読み、講義の概要を理解する。(120)

【復習】授業内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。(120)
2貨幣:貨幣の機能、貨幣と物価の関係【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
3金利:単利と複利、金利の期間構造【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
4金融政策のためのマクロ経済学 (1):マクロ金融政策を理解するための基本モデル【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
5金融政策のためのマクロ経済学 (2):IS-LM分析【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
6金融政策のためのマクロ経済学 (3):財政政策の効果【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
7金融政策のためのマクロ経済学 (4):金融政策の効果【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
8民間銀行の役割:日銀当座預金と信用創造【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
9日本銀行の役割と金融政策:中央銀行としての日本銀行【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
10日本銀行の金融調節 (1):短期金融市場と日銀当座預金需要【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
11日本銀行の金融調節 (2):金融調節の手段、政策決定のプロセス【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
12金融政策の波及経路【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
13「伝統的」金融政策:公定歩合操作、預金準備率操作、公開市場操作【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
14非伝統的金融政策:ゼロ金利政策、量的緩和政策【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
15まとめ【予習】講義資料およびテキストの該当箇所を読む。(120)

【復習】講義内で説明したキーワードを自で説明できるようにする。演習問題を解く。(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
課題(小テストや小レポート)100講義内容に関する問題が解けるかどうかによって、理解度を評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『金融論(第2版)』家森信善中央経済社2420円(税込)978-4502290510
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『金融政策(第2版)』小林照義中央経済社2530円(税込)978-4502332012
2.『金融』内田浩史有斐閣3740円(税込)978-4641164932
3.『入門テキスト 金融の基礎』藤木裕東洋経済新報社2860円(税込)978-4492654750
4.『金融読本(第31版)』島村髙嘉・中島真志東洋経済新報社2640円(税込)978-4492100363
参考URL
質疑応答
質問等は、授業中や授業後、またはオフィスアワーに受け付ける。
備考
・本講義(「金融論Ⅱ」)はマクロ的側面から金融について学び、春学期に開講する「金融論Ⅰ」では金融をミクロ的側面から学ぶ。「金融論Ⅰ」の内容を用いた講義をおこなうため、同時に履修することが望ましい。

・受講者の関心や理解度などに応じて、授業計画と内容を変更することがある。
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更新日付2021/02/05 12:36:01