開講年度2021
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名健康栄養総合演習
担当教員市原 啓子
学期曜日時限秋学期 土曜日 5時限
チームコードl87h6vv
科目区分必修
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーX312-842-78
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
X-DP4 食事栄養療法に関する科学的根拠に基づく説明 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
科学的な見方を身につけよう
授業の概要
4年次の卒業研究にむけて、文献資料について「科学的に読む」「科学的に話す」「科学的に書く」ための基礎的な能力を身につける。また、実験を通して生体成分の特徴について理解を深める
授業の到達
目標
栄養成分の代謝に関する課題について、文献資料を収集し(科学的に読む)、それらの内容をまとめる(科学的に書く)ことができるようになる。また、資料にもとづいて自分の言葉で説明できる(科学的に話す)ようになる。さらに、実験を通して生体成分の特徴や実験の手法を学び結果の記録や整理ができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
実験データの検討会をおこない、データの取り方や整理の仕方について講評する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス。栄養成分の代謝の概要を説明する。代謝の過程について発表の課題をと順番を決める。一人1回ずつ発表する。予習(20分)。授業の復習・課題(30分)
2発表のための資料収集。図書館などで文献や資料を収集しハンドアウトを作成する(60分)
3学生の発表(1):一人持ち時間20分。ハンドアウトを準備し、発表(15分)と質疑応答(5分)を行う。2-3名ずつ行い、最後に教員が講評と補足の説明を行う。発表以外の学生は、講評と感想を紙に書いて提出する予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
4学生の発表(2):一人持ち時間20分。ハンドアウトを準備し、発表(15分)と質疑応答(5分)を行う。2-3名ずつ行い、最後に教員が講評と補足の説明を行う。発表以外の学生は、講評と感想を紙に書いて提出する予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
5学生の発表(3):一人持ち時間20分。ハンドアウトを準備し、発表(15分)と質疑応答(5分)を行う。2-3名ずつ行い、最後に教員が講評と補足の説明を行う。発表以外の学生は、講評と感想を紙に書いて提出する予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
6学生の発表(4):一人持ち時間30分。ハンドアウトを準備し、発表(20分)と質疑応答(10分)を行う。2名ずつ行い、最後に教員が講評と補足の説明を行う。発表以外の学生は、講評と感想を紙に書いて提出する予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
74年生との交流会。4年生の発表を聞き、質疑応答を行う。4年生への質問を考えてくる(30分)。復習(30分)
8実験(1)タンパク質の定量。牛血清アルブミンを標準物質として吸光度を測定する。血清中のタンパク質についても同様に吸光度を測定する。予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
9実験(2)タンパク質定量のために測定した値を使って検量線を作成する。予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
10実験(3)牛血清アルブミンで作成した検量線の傾きを求める。その傾きを利用して血清中のタンパク質の濃度を調べる。予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
11実験(4)
マウス血清中のアミノ基転移酵素の量をトランスアミナーゼ定量キットを用いて定量する。
予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
12実験(5)
マウス血清中のタンパク質をアクリルアミドゲルで分離し、ニトロセルロース膜に転写する。
予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
13実験(6)
ニトロセルロース膜上の血清タンパク質に免疫グロブリンが含まれることを抗原抗体反応で検出する
予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
14実験(7)マウスの血清から得られる情報について整理し、まとめを行う。予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
15実験(8)実験の結果を発表し、実験の原理について理解を深める。予習(30分)。授業の復習・課題(30分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
結果発表会のプレゼンテーション80 %実験の手順や結果が整理できているか、考察ができているか。
発表会の質疑応答20 %発表を理解し、適切な質問をすることができるか、質問に対して適切に応答できるか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストは使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『エキスパート生化学』村松陽治他化学同人生化学の授業で教科書として使用
参考URL
1.アメリカ国立生物工学情報センター学術論文データベース(英語)
2.メディカルオンライン愛知学院大学歯学・薬学図書館情報センターよりアクセスできます
質疑応答
研究室(14号館6階)14635
授業の後およびオフィスアワー(木曜2限)、Teamsのチャットで受付けます。
備考
3分の2以上の授業に出席した者のみ成績評価の対象とする。実験時には白衣を着用します。
画像
ファイル
更新日付2021/02/03 10:54:41