開講年度2021
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名食品基礎分析実験法B
担当教員上野 有紀
永井 雅代
学期曜日時限秋学期 金曜日 3時限
秋学期 金曜日 4時限
チームコードw6ut7ak
科目区分必修
授業形態実験・実習
対象学年2年
単位数1
科目ナンバーX213-388-22
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
X-DP2 栄養・食品等の知識・技術の修得、健康維持増進・予防の実践 ◎
X-DP3 食環境づくりの必要性の理解と実践 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
栄養士・管理栄養士に必要な食品成分の分析方法を学ぶ。
授業の概要
栄養士・管理栄養士に必要とされる食品成分に関する知識を理解するために、食品分析における基礎的な実験原理と技術の獲得を目的として、試薬の調製、分析機器の操作、分析技術を学ぶ。
JAS法等に定められている食品成分の定量分析を実際に行い、講義で学ぶ食品成分の化学的性質を実験で確認する。
授業の到達
目標
食品学分野で必要とされる試薬の調製法、成分分析方法(定量分析法、分光分析法、薄層クロマトグラフィー法、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法など)を実際に行い、正確な食品成分分析ができるようになる。分析により得られたデータの解析を行い、測定方法と測定結果を正しく伝えることのできるレポートが作成できるようになる。 
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
(1-7回 永井) 講義連絡にてレポート評価のコメントを送信します。また、提出されたレポートは後日返却します。
(8-15回 上野)成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信します 。レポートは授業中に返却し、解説します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
有機酸の定量(1)水酸化ナトリウムの標定
実験ノートの作成(60分)
モル濃度を理解する(30分)
2有機酸の定量(2)水酸化ナトリウムの標定実験ノートの作成(60分)
中和滴定法について調べる(30分)
3有機酸の定量(3)中和滴定法による有機酸濃度の定量実験ノートの作成(60分)
酸化還元法について調べる(30分)
4有機酸の定量(4)中和滴定法による有機酸濃度の定量実験ノートの作成(60分)
データ処理に必要な統計量について調べる(30分)
5有機酸の定量(5)有機酸濃度からの酸度の算出実験ノートの作成(60分)
データ処理に必要な統計量について調べる(30分)
6有機酸の定量(6)有機酸濃度からの酸度の算出実験ノートの作成(60分)
食酢における酸度とJAS法についてまとめる。(30分)
7有機酸の定量(7)レポート作成レポートの作成(90分)
8これまでの復習、試薬の調製  授業の予習 60分  
9食品中の糖の定量(1)分光分析法についての予習 60分
10食品中の糖の定量(2)糖についての予習 45分、レポート作成 45分
11食品中の色素成分の分析(TLC法)(1)色素成分・TLCについての予習 60分
12食品中の色素成分の分析(TLC法)(2)色素成分についての予習 45分、レポート作成 45分 
13食品中のカテキン類の抗酸化活性(DPPH法)カテキン類・抗酸化活性についての予習45分、レポート作成 45分 
14食品中のカテキン類の定量(HPLC法)HPLCについての予習45分、レポート作成 45分 
15まとめ授業の予習 60分
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
1-7回永井担当分
実験技術・態度
20%積極的に参加し、協調的に実験をできてている。正確な分析、正しい計算ができる。
1-7回永井担当分
レポート
30%レポートの基準は実験実習で指示します。
8-15回上野担当分
①授業への取り組み方、②実験ノート・レポート、③試験
50%①授業への取り組み方:積極的に参加しているかを評価する(15%)
②実験ノート・レポート:実験結果を正確に記録し、科学的根拠に基づいて論述されているかを評価する(30%)、
③試験:食品成分分析法を十分に理解し、論述できる(55%)。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新スタンダード栄養・食物シリーズ5 食品学―食品成分と機能性―』久保田紀久枝、森光康次郎編東京化学同人¥2,600+税978-4-8079-1665-8
参考URL
質疑応答
実験実習後に質問に応じます。実験実習日以外はメールで対応します。 宛先:nagaim@dpc.agu.ac.jpueno@dpc.agu.ac.jp
備考
食品基礎分析実験法では実験ノートおよびレポート作成が講義の復習に当たります。実験後、必ずその日の結果を実験ノートにまとめてください。
実験データの処理にはMicrosoftExcel、PowerPointを利用します。
画像
ファイル
更新日付2021/02/03 23:48:40