開講年度2021
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名病理学
担当教員杉田 好彦
前田 初彦
学期曜日時限秋学期 水曜日 1時限
チームコードipbyrjn
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーZ231-492-01

関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
病気(疾患)について、原因・発生機序・経過・転帰という観点からとらえて、成り立ちを理解する。
授業の概要
「目 的」
 病理学では、「どのような病気が、どのようにして発症し、どのような経過をたどり、どのような予後となるのか」を学ぶ。このために、他の基礎医学との関係をも考慮し、その原因、発生機構、経過および転帰などの科学的理論を形態と機能の両面から確立し、その本態を教授することによって、疾患の予防、診断、治療を主とした臨床医学の基盤を養うことにある。
授業の到達
目標
「到達目標」
 各講義の内容を講義時間内に理解できることを到達目標とする。
 医学用語の定義を理解できる。
 疾患の多様性と共通性を説明できる。
 疾患の病因と関連した疾患の発生を説明できる。
 疾患の病態・病理を説明できる。
 病理学授業終了時において、疾患の予防、診断、治療を主とした臨床医学の基本的知識を習得することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡(掲示板、WebCampus、Teamsなど)を通じて授業講評、フィードバックについてお知らせする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
基礎医学としての病理学だけではなく、本学附属病院口腔病理診断部や研修病院先での細胞診、術中迅速診断、生検材料や手術材料の病理診断、剖検診断などの実務経験に関する内容を通じて、臨床医学としての病理診断学についての理解を深める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1病理学序論と病因論
・内因と外因(疾病の原因)
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「内因と外因」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
2先天異常と奇形
・先天性代謝異常
・奇形
・遺伝性疾患(遺伝)
・染色体異常
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「先天異常と奇形」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
3代謝障害(1)
・退行性病変(病変)
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「代謝障害」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
4代謝障害(2)
・代謝異常症
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「代謝障害」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
5増殖と修復(進行性病変)
・増殖と分化
・肥大と増生(過形成)
・化生
・再生
・移植
・肉芽組織と創傷治癒
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「増殖と修復」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
6循環障害(1)
・充血
・うっ血
・虚血
・出血
・血栓症
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「循環障害」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
7循環障害(2)
・塞栓症
・梗塞
・水腫(浮腫)
・脱水症
・ショック
・高血圧と低血圧
・側副循環(傍側循環)
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「循環障害」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
8炎症(1)
・炎症の5大徴候
・炎症の経過
・炎症の原因
・炎症に関与する細胞と機能
・炎症の名称と経過
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「炎症」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
9炎症(2)
・局所にみられる炎症性変化
・炎症の分類
・急性炎症と慢性炎症
・炎症の全身的反応
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「炎症」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
10免疫と疾患(免疫)
・免疫の一般
・液性免疫と細胞性免疫
・アレルギー
・自己免疫
・免疫不全症候群
・主要組織適合抗原と臓器移植
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「免疫と疾患」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
11感染症・寄生虫感染症
・感染
・病原体の種類
・感染の成立に必要な因子
・宿主防御機構
・宿主反応
・感染用語
・感染症の種類
・感染症の病理診断
・感染症法
・終宿主と中間宿主
・原虫感染症
・蠕虫類感染症
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「感染症・寄生虫感染症」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
12腫瘍(1)
・腫瘍の一般
・腫瘍の形態と構造
・腫瘍細胞の特徴
・腫瘍の発育様式
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「腫瘍」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
13腫瘍(2)
・腫瘍の全身的影響
・腫瘍の発生原因
・腫瘍の進行状態と悪性度
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「腫瘍」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
14腫瘍(3)
・臓器別の重要疾患
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「腫瘍」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
15老化、全体のまとめ
・老化学説
・個体の老化
・老化の特徴
・個体の死
【予習・復習】
予習
・教科書、参考書「老化」の項を読む。(20分)
復習
・教科書や参考書、授業で配布されたプリントなどを読み返す。Formsで小テストを実施する。(30分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
授業時の小テスト20%毎回の授業時に行う小テストの結果を評価に用いる。
定期試験80%定期試験の採点結果を評価に用いる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『病理学概論』亀山洋一郎 前田初彦永末書店3200978-4-8160-1212-9
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『わかりやすい病理学』岩田隆子南江堂2700978-4-524-26569-5
参考URL
1.愛知学院大学 現代GPデータベースへのアクセスのポータルサイト
2.病理学データベース 病理学の画像データベース
3.病理学バーチャルスライドシステム 病理組織のバーチャルスライドデータベース(学内ネットワークからのアクセスのみ)
質疑応答
授業時間内および授業前後の休憩時間は日進キャンパス、
その他の時間帯は楠元キャンパス歯学部口腔病理学講座で質疑応答します。
備考
関連する病理組織画像は、病理学データベースにアクセスして学習する。
教科書・参考書および参照URLで、授業内容・計画に沿って、自学自習を行うことができます。
(言語聴覚士必修)
画像
ファイル
更新日付2021/02/08 12:52:57