開講年度2021
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名現代社会とコミュニケーションb/特殊講義7b(現代社会とコミュニケーション)
担当教員岡本 真一郎
学期曜日時限秋学期 木曜日 2時限
チームコード7oydrsd
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーY331-281-12
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Y-DP1-1 多角的視点の形成(知識) ◎
Y-DP2-1 科学的視点の形成(知識) ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
ことばの社会心理学
授業の概要
言語とコミュニケーションについて,社会的文脈の中で理解していくことをめざす.
授業の到達
目標
ことばは人と人とのコミュニケーションになくてはならないものである.この講義では,ことばがコミュニケーションにどのように関わるのか,社会心理学のほか心理言語学,社会言語学,語用論など幅広い分野の知見をふまえて考える. コミュニケーションにおけることばの役割について,科学的な見地から理解を深めることを目標とする.とくに,対人関係の中でのさまざまな配慮の現れや,ことばのバリエーションの心理学的な意味合いに関する問題に重点を置いて考えてみる.
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する.
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1はじめに

秋学期の内容,授業の方針について
予習,復習とも:シラバス,テキストの「はじめに」部分に目を通す.(各120)
2要求表現1

日本語の要求表現の特徴について考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
3要求表現2

日本語の要求表現の特徴について考える.要求以外の行動指示ついても考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
4ポライトネス

Brown & Levinsonのポライトネス理論に関して考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
5感謝とねぎらいの表現

日本語の感謝表現,ねぎらい表現を対人関係との関わりで考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
6自己開示

自己開示の性質や機能について考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
7自己呈示1

様々な自己呈示について,対人関係との関わりを含めて考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
8自己呈示2

様々な自己呈示について,対人関係との関わりを含めて考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
9言語と方言

個別言語と方言の関係について,具体例に基づいて考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
10方言

地域方言と社会方言について考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
11言語の効用とアイデンティティ

言語と効用,アイデンティティの関わりを考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
12方言のイメージ

方言のイメージや話し手の印象について,実証的研究を元に考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
13CMC1

コンピュータを介したコミュニケーションについて,対人関係との関わりで考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
14CMC2

コンピュータを介したコミュニケーションについて,対人関係との関わりで考える.
予習:テキストの所定部分を読んで理解する.(120)

復習:「まとめ」の問題を考えてみる.(120)
15秋学期のまとめと理解度の確認予習:秋学期に理解不足のところがなかったか,振り返ってみる.(120)
復習:秋学期全体について理解を確認する.(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
理解度の確認30%授業に関する諸活動(課題の提出も含む)によって,理解度を確認する.
小レポート70%授業への参加をふまえ,自らの考えがきちんとまとめられているかを評価する.
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『言語の社会心理学』岡本真一郎中央公論新社880+税978-4-12-102202-8
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業終了後およびオフィスアワーに受け付ける.
備考
文法などの特別な知識は要求しないが,ことばに関心のある学生諸君の受講を希望する.
特殊講義7bだけでも一応完結するように配慮するが,でるだけ春学期の特殊講義7aと併せて受講されたい.
画像
ファイル
更新日付2021/02/01 08:59:32