開講年度2021
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名心理学研究法Ⅱ
担当教員榊原 雅人
八田 純子
学期曜日時限秋学期 火曜日 2時限
チームコードdejoedx
科目区分必修
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーY311-285-06
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Y-DP1-1 多角的視点の形成(知識) ◎
Y-DP2-1 科学的視点の形成(知識) ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
実験心理学,臨床心理学における方法論的特色は?
授業の概要
春学期に引き続いて,心理学を研究していくための種々の方法について学習する。前半は心理学における実験法の特色について学習する。後半は臨床心理学の学問的特色と方法論について理解を深める。
授業の到達
目標
実験法の特色について具体的に説明できるようになること、また、臨床心理学の学問的特色および具体的な方法論を指摘できるようになることを目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて総合的な授業講評(定期試験の出題意図など)を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
臨床心理学の学問的特色と方法論を学習する際,公認心理師・臨床心理士資格をもつ教員が実際的な状況を踏まえて解説する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1心理学における方法(量的研究及び質的研究)について【予習】シラバスを読み授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業内容を振り返る(20)
2実験的測度の特徴【予習】「信頼性」「妥当性」などの語の意味について予め把握しておく(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
3実験デザインの立案【予習】さまざまな心理学研究法について予め調べておく(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
4実験における具体的な操作【予習】2年次に提出した一般実験レポートの方法を参照し、実験的操作についてイメージしておく(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
5認知処理プロセスに関する実験的検討【予習】図書室資料やインターネットを利用して、「事象関連電位」について予め調べておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
6ストレス反応についての実験的検討【予習】図書室資料やインターネットを利用して、「ストレス反応」について予め調べておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
7研究の倫理【予習】図書室資料(卒論)やインターネットを利用して,「研究における倫理的配慮」について調べておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
8中間試験【予習】実験心理学研究法について中間試験を実施する。7回分の講義内容の詳細を確認しておくこと。
9臨床心理学領域における課題と研究理念【予習】シラバスを読み授業内容を予め把握しておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
10臨床心理学領域における測定法【予習】他の領域における測定法について確認しておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
11臨床心理学領域における研究の対象・範囲【予習】他の領域における研究の対象・範囲について確認しておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
12臨床心理学領域における研究のデザイン・倫理【予習】他の領域における研究計画の特徴について確認しておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
13臨床心理学領域における研究の実際【予習】他の領域における研究の特徴を確認しておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
14臨床心理学領域における研究の応用【予習】臨床領域における研究の特徴を確認しておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
15臨床心理学の今後の動向と研究【予習】臨床領域における研究の展開について確認しておくこと(30)
【復習】配布資料をもとに授業内容を振り返り,疑問点を整理しておくこと(20)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験60%実験心理学および臨床心理学の特色を踏まえた上でそれぞれの方法についての問題に解答,または論述できる。
受講態度40%授業中の積極的な取り組みについて客観的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特に指定なし』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『実験心理学への招待-実験により心を科学する-』大山 正・中島義明 編サイエンス社
2.『講座 臨床心理学1』下山晴彦・丹野義彦 編東京大学出版会
3.『講座 臨床心理学2』下山晴彦・丹野義彦 編東京大学出版会
参考URL
質疑応答
授業終了後および各担当者のオフィスアワーにて対応する。
備考
実験心理学(前半)に関する理解の程度を把握する目的で講義期間中(第8週)に中間試験を行い、臨床心理学(後半)については定期試験を実施し評価する。
画像
ファイル
更新日付2021/02/05 11:47:03