開講年度2021
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名書道文化2 Ⅱ
担当教員高桑 康
学期曜日時限秋学期 金曜日 2時限
チームコードtkcesqn
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数1
科目ナンバーN231-117-52
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
N-DP1-1 文化説明能力の修得 ◎
N-DP2-3 問題解決能力の修得 ◎
N-DP3-3 自律的学習能力の修得 ◎
N-DP4-1 自律的課題解決能力の修得 ◎
N-DP4-2 自律的課題発見能力の修得 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
行書の基礎
授業の概要
本講義は書の表現として、一番よく書かれる行書とその関連書体の基礎学習をする。古典の臨書を通して行書表現の多様性を味わい、獲得した技法により各人の感性に基づく書美の表現への意欲を喚起していく。
授業の到達
目標
1、古典のもつ歴史的な価値に関心を持ち、古典の種類とその特質について分類できる。
2、臨書を通じて、字形、点画や線質などの表現技法を応用することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降にWebCampusから授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明
・本科目の概要と基本的な指導方法について
・用具・用材についての説明
・行書体について
【予習】シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(30分)
【復習】・授業全体について確認(30分)
    ・用具・用材の準備と確認(30分)
2集字聖教序の学習(一)
・書道史上における王羲之の位置
・字形の特徴
・筆使いの特徴
【予習】集字聖教序をあらかじめ鑑賞し、字形などの特徴を確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
3集字聖教序の学習(二)
・半紙臨書
・字形の特徴
・筆使いの特徴
【予習】集字聖教序をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
4集字聖教序の学習(三)
・半紙に4~6文字を配列
・字形の特徴
・筆使いの特徴
【予習】集字聖教序をあらかじめ観察し、王羲之行書の特徴をあらためて理解する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
5松風閣詩巻の学習(一)
・書道史上における黄庭堅の位置
・字形の特徴
・筆使いの特徴 
【予習】松風閣詩巻をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
6松風閣詩巻の学習(二)
・半紙に4~6文字を配列
・字形の特徴
・筆使いの特徴 
【予習】松風閣詩巻をあらかじめ鑑賞し、字形などの特徴を確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
7松風閣詩巻の学習(三)
・半切二行を配列
・条幅の構成
【予習】松風閣詩巻をあらかじめ観察し、集字聖教序と比べて、黄庭堅行書の特徴をあらためて理解する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
8「三筆」「三蹟」の学習(一)
・書道史上における「三筆」「三蹟」の位置
・字形の特徴
・筆使いの特徴 
【予習】「三筆」「三蹟」をあらかじめ観察し、字形・筆使いの特徴について把握する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
9「三筆」「三蹟」の学習(二)
・半紙に4~6文字を配列
・字形の特徴
・筆使いの特徴  
【予習】前回で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
10「三筆」「三蹟」の学習(三)
・半紙に4~6文字を配列
・字形の特徴
・筆使いの特徴  
【予習】今まで学習した中国の書家と比べて、「三筆」「三蹟」行書の特徴を再確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
11調和体の学習(一)
・半紙に詩文を配列
・字形の特徴
・筆使いの特徴  
【予習】調和体の資料をあらかじめ観察し、特徴をあらためて理解する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
12調和体の学習(二)
・半紙に詩文を配列
・字形の特徴
・筆使いの特徴 
【予習】前回の授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
13調和体の学習(三)
・半切に詩文を配列
・字形の特徴
・筆使いの特徴 
【予習】前回で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
14書体の歴史(一)
・篆隷について
【予習】篆隷の歴史をあらかじめ調べ、行書体との関連性を確認する(30分)
【復習】授業で練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認し、稽古しよう(30分)
15書体の歴史(二)
・まとめ・作品講評
【予習】前回練習した部分・添削された部分を見直し、要点を再確認する(30分)
【復習】提出作品について、添削された部分の要点を再確認し、稽古しよう(30分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業態度40%受講態度、課題に取り組む態度
作品評価 60%提出の有無・要点の表現度
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考URL
質疑応答
オフィスアワー: 研究室金曜日の4・5限
備考
①無遅刻、無欠席を原則する。
②授業中の私語、携帯電話操作は厳禁する。
③受講者の関心や理解度に応じて、内容や進度を変更する場合がある。
④書道用具一式各自準備すること、但し下敷は不要。
 筆(小、大各1本)、 紙(半紙、半切)
 ★紙と墨汁は丸善(3号館1階)で購入できる
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更新日付2021/02/02 14:00:09