開講年度2021
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名東洋史特殊講義B-Ⅱ
担当教員菊池 一隆
学期曜日時限秋学期 木曜日 3時限
チームコードa2v0niv
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH231-163-10
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
H-DP3 現代的問題へのアプローチ ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日中戦争と日中関係
授業の概要
満洲事変、第一次上海事変、「満洲国」の建国と日中関係は悪化の一途を辿った。何故日本は戦争を開始するに至ったのか。それに対し、中国政府、中国民衆はどのように対応したのか。本講義は日中全面戦争の背景、推移をおさえながら、南京大虐殺事件、日中の空中戦、日本人の反戦兵士など1931~1945年を扱い、BC級戦犯裁判、東京裁判を含めてその実態を解明していく。
授業の到達
目標
日中戦争前史を中国近現代史と日本近現代史ともからめ、東アジア、世界的視野から考察する力を養成する。将来、卒業論文を書くためにも役立つ。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験の結果の総評をwebキャンパスなどで掲示する。また、質問などを歓迎する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンスと講義の進め方を説明。予習はシラバスを読んで内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
2満州事変と万宝山事件・日本国内の動向予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
3蒋介石・南京国民政府の反共・対日不抵抗政策予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
4国際連盟・リットン調査団派遣予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
5第1次上海事変と「満洲国」建国予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
6南京国民政府軍の中国共産党地区に対する包囲攻撃と長征予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
7南京国民政府の経済政策と新生活運動予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
8東北義勇軍の抗日ゲリラと中国民衆の抗日要求・日本の華北分離工作予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
9一二・九学生運動と西安事変予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
10盧溝橋事件と日中全面戦争予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
11「南京大虐殺事件」と朝鮮人「従軍慰安婦」問題予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
12日本軍による細菌戦と毒ガス戦予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
13日本人反戦兵士と長谷川テルの反戦放送予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
14太平洋戦争と日本軍ゲリラ・台湾高砂義勇隊予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
15BC級戦犯裁判と極東軍事裁判予習は内容を確認(60)
復習は学んだテーマを確認し、それと関連する本などを読むことが望ましい(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験95%実証、論理展開、考察などにより採点する。
積極的な授業への取組5%関連著書を読んでいるか、積極的に質問などをしているかを評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適時コピーを配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『中国抗日軍事史』菊池一隆有志社2800
2.『東アジア歴史教科書問題の構図』菊池一隆法律文化社6800
3.『日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊』菊池一隆平凡社新書780
参考URL
質疑応答
授業中、質問の時間や質疑応答の時間をもうけたい。
備考
画像
ファイル
更新日付2021/02/01 22:50:40