開講年度2021
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
2021年度文学部グローバル英語学科
2021年度文学部英語英米文化学科
科目名人間と環境Ⅱ
担当教員萩生 昭徳
学期曜日時限秋学期 金曜日 3時限
チームコード8oqedvm
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-646-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-3 課題発見力 ◎
B-DP3-5 問題解決力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
海洋国家日本、その特徴と歴史を多様な視点で分析する
授業の概要
ユーラシア大陸の東端に位置し、海洋国家として発展してきた日本。その日本の社会環境は、海を介して他国からもたらされた文化に大きな影響を受け、さらに、他国との経済的つながりやその時々の外交政策もあいまって、様々に変化してきました。もちろん、国内の政治的・経済的問題などもまた、その変化の要因に加わっていることは言うまでもありません。この授業では、日本の海洋国家としての特徴に焦点をあてて分析したり、歴史的な主題を設定して探究したりすることに加えて、古文書の解読にも挑戦してもらいます。授業を通して、多様な視点で日本をとらえたり、歴史上の出来事の実情や意義等を自ら発見し理解することで、日本の社会環境の変化を実感してほしいと考えています。
授業の到達
目標
(1)海洋国家としての特徴や経済史的視点で日本を理解することを通して、大きな視野で日本や世界をとらえることができるようになること。
(2)主題を探究したり、グループで討論したり、古文書を解読する活動を通して、様々なものに興味を持ち、これまで以上に主体的に学ぶことができるようになること。
(3)自分の考えや意見を他者に伝えるための、文章力や言語力を高めることができるようになること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業時の課題は点検後に返却し、その際に解説する。最終課題については、後日WebCampusから授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「この授業を始めるにあたって」
 授業方針とその概要を確認するとともに、授業を通して見えてくる様々な日本の姿を予想する。
【予習】シラバスを熟読し今後を予測する。(30)
【復習】アジア原産の物産について、知っていることや考えたことをまとめておく。(30)
2「海洋アジアから誕生した近代世界と近代資本主義」
 物産の宝庫だったアジアを知るとともに、東西交易の主導権争いの中で成立する近代資本主義を検証し考察する。
【予習】近代以前のアジアの物産について、知っていることをまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深め、考えをまとめておく。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
3「東西の海洋国家 -日本とイギリスの相違とは-」
 ユーラシア大陸の東西に位置する海洋国家の日本とイギリス、その比較から見えてくる対照的な国家像を検証し考察する。
【予習】日本とイギリスの相違や共通点についてまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
4「文明の地図を描いてみる①」
 文明成立に共通する地理的要素を確認しながら、地理的条件を組み入れた文明の地図を作成して、地図上に浮かびあがる世界を考える。
【予習】四大文明が成立する背景を調べておく。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
5「文明の地図を描いてみる②」
 作成した文明の地図について、その他の地理的要素を加えて修正を加えながら精度を高めるとともに、日本の立ち位置を考える。
【予習】本時の作業と展開を考える。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
6「古文書にチャレンジⅡ①」
 「人間と環境Ⅰ」で実施した古文書解読の続編として、古文書解読の基礎を再確認するとともに、演習問題にGWで挑戦し発表する。
【予習】古文書解読について知っていることを整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
7「古文書にチャレンジⅡ②」
 古文書の演習問題にGWで挑戦し発表するとともに、文書の意味や歴史的背景を考察する。
【予習】配付済みの演習問題に取り組んでおく。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
8「古文書にチャレンジⅡ③」
 古文書の演習問題にGWで挑戦し発表するとともに、文書の意味や歴史的背景を考察する。
【予習】配付済みの演習問題に取り組んでおく。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
9「古文書にチャレンジⅡ④」
 古文書の演習問題にGWで挑戦し発表するとともに、文書の意味や歴史的背景を考察する。
【予習】配付済みの演習問題に取り組んでおく。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
10「貿易品の変遷から見えてくる、変化する日本①」
 古代以来、対外貿易は日本の姿に大きな影響を与えてきたといえ、その変化を貿易品の変遷を通して検証し考察する。
【予習】明治以前の日本の対外貿易について、知っていることをまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
11「貿易品の変遷から見えてくる、変化する日本②」
 前時に検証した対外貿易における貿易品の変遷を確認しながら、GWで日本の産業の変容について考察し、その成果を発表する。また、課題に取り組み、個々の意見や感想を加えて論述する。
【予習】明治以前の日本の対外貿易について、知っていることをまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
12「江戸時代の鎖国を検証する①」
 江戸幕府はなぜ鎖国をする必要があったのか、その背景を世界の動きと関連させて検証し考察する。
【予習】江戸時代の鎖国について、知っていることをまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
13「江戸時代の鎖国を検証する②」
 鎖国をしていたが、貿易は行っていた日本、本当に鎖国だったのか?この矛盾を検証し考察する。
【予習】鎖国下における貿易について、知っていることをまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
14「江戸時代の鎖国を検証する③」
 鎖国下でも、四カ所で貿易を行っていた日本。それぞれの貿易について、具体的内容を個々に検証して理解するとともに、鎖国の実像を考察する。
【予習】四カ所の貿易について、知っていることをまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(30)
15「江戸時代の鎖国を検証する④」
 学習を通じて獲得した鎖国についての様々な視点を活用しながら、鎖国の目的や世界との関連、影響について改めて考察するとともに、自らの意見も加えて論述する。
【予習】鎖国政策全般についての自分の考えをまとめ、整理する。(30)
【復習】学んだ内容について理解を深める。(30)
【課題】授業時に提示する。(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業時の課題(14回分を予定)100%授業で課題を出し、提出された課題への回答や作品を点数化して評価します。課題が提出されていない場合は、授業に出席していても、その授業の課題の点数を減点します。なお、課題を点数化する際には、授業への意欲や態度も対象にします。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業時に適宜配付する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業時に適宜紹介する』
参考URL
質疑応答
授業中及び教職支援センターで適宜対応します。
備考
※上記の授業内容については、変更する場合があります。
(1)遅刻をしないこと。
(2)2/3以上出席すること。
(3)座席指定を行います。また、必要に応じてグループを編成します。
(4)指示された場合を除いて、授業時の携帯・スマホ等の使用は厳禁します。
(5)春学期に「人間と環境Ⅰ」(萩生昭徳担当)を受講しておくと取り組みやすいかもしれません。
画像
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更新日付2021/01/28 10:45:20